認知症と向き合って

認知症の介護を終えて
18年間の介護生活を振り返って~

疑われてしまった~

2008年12月21日 20時12分48秒 | Weblog
 今日はとても暖かい一日でした。

今日は、地域の餅つき大会があり、朝10時ごろから、少年野球の子供たちが、

交代に餅つきを手伝っていました。

小学生なので、あまり力がなく、頑張っている姿を見ていると、ほほえましく思えました。

ついたお餅で、ぜんざいと雑煮が、それぞれ1杯50円で、食べることができます。

たくさんの人たちが、参加していました。

子供たちのついたおもちが入ったぜんざいを頂きました。

犬の散歩途中だったので、中に入らずに外で頂きました。

犬を連れてぜんざいを食べている姿なんて、さぞ可笑しかったのでは・・・・



 食べ終えて、すぐに病院へ・・・・


ある若い看護士さんが、食事を終えた頃、食事が食べられているか、確認に来ました。

全部食べました????

少し疑いの目・・・・

全部食べましたよ。

私が、食べているかのような疑いの目


若い看護士さんが

私たちが、食事を介助しても、食べないとのこと

なので、昼と夜が全部食べているのがおかしい?なんて言われました。

私は昼食と夕食を、食べさせています。

朝食だけは、どうしても時間に間に合わないので、朝食は介助してもらっています。

3月の骨折以後、食事の介助が必要になってきました。

自分では、食べては止め、の繰り返しでなかなか食事が進みませんでした。

でも、お茶碗を手に持たせ、ご飯は自分で食べることができるように、

訓練はさせていましたが、いつしか介助が必要になってしまいました。

30分ぐらいかけて、食べさせています。

ゆっくりと、誤嚥をさせないように気を使っています。

気が向かない時には、口も開けません。

それでも、あきらめず気長に食べさせます。

術後の回復には、食事を取れることが重要になってきます。

食べないものを食べたかのように、仕向けても健康にならないのに、どうして

そんな騙すようなことをする意味があるのでしょうか・・・・

私が介助しても、食べないなら、2回も病院を往復する意味がありません。

看護士さんに任せます。

しっかり食べさせるために、往復しているのです。

看護士さんでも、痴呆が理解できない人もいるようです。

理解できている人は、優しく丁寧に接してくれています。

その人たちの、朝食の介助の時は、食べています。

痴呆に対して、上手に接してくれる人たちには、母の顔色も違います。

やさしく声をかけてくれる人には、うれしそうに意味不明な?話をしています。

痴呆になっても、やさしくしてくれる人には、わかっているのです。


時々、愚かな私は、怒らせてしまいます。

怒らせたら大変なことになってしまうのに・・・・・


バカなことをやってしまいます。


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少しばかり元気になると・・・・・

2008年12月19日 22時26分44秒 | Weblog
 日一日と元気になってきました。

咳も一時期に比べると、少しだけ治まってきたようです。

元気になってくると、リハビリも頑張れるので、私も嬉しくなってきました。

リハビリは毎日、1時から始めます。

私も付き添っています。

昨日は、リハビリの先生の都合で、午前中になりました。

痛いながらも、一生懸命頑張って歩いていました。

途中咳をしながらも、頑張っていました。

リハビリを終えると昼食の時間に・・・・

車椅子のまま、食事をすることに・・・

疲れたのか目を瞑っている。

30分ほど、時間をかけての食事介助

ごはんですよ・・・・・

はい!

目を開けない

一口食べて、次に口を開けない

口の中で、モグモグしたまま

このまま、眠ってしまいそうな感じ 

ご飯を食べてから、寝ようね、   

お口開けて~

開けない~

なかなか思うように食事が進まない

抗生剤と咳止めシロップ、飲まなければいけないのに、食事を取らないと、

飲ませることができない。

困った 

頑張りすぎて、食事が取れないのかな 

かなり眠気が襲っている様子 

食事はあきらめて、お茶を飲ませることに 

一口、ごっくん!のはずが・・・・

口の中に溜まったまま、飲み込もうとしない・・・

飲み込んで~

まったく口が動かない。

何度も言うが、聞かない、

飲んでから、眠ればいいから~、聞く耳持たず

だんだん、我慢の限界が・・・

ついに、怒ってしまった・・・・愚かな私~  怒らせると大変なのに・・・・

母を怒らせてしまった~   さあ、大変なことに・・・・

アルツハイマーを怒らせると、大変・・・・

口の中に入ったお茶を、私に目掛けて、飛ばすのです。

金魚の鉄砲水のように・・・・・3回飛んできました。

こんなにたくさん口の中にお茶を含んでいたんだ・・・・

惨めだな!

まるで、小さな子供のような母

母親であるけれど、子供のような母

その後、ますます怒らせてしまった私

お互いにガミガミいいながら、しばらく険悪ムード

ドアを開けっ放しにしていたので、外に聞こえている。

お恥ずかしい限りのこと  

怒らせてはいけないこと、わかっていてもつい・・・・

ベッドに寝かせようとしても、車椅子から立ち上がらない

もう、いいか!

このまま、落ち着くまで、車椅子で寝かせておこう

1時間ほどして、落ち着いたので、ベッドへ移動

そのまま、眠ってしまったので、一度家に帰ることに・・・・

ほとほと、疲れてしまったよ。

でも、元気になってきたので、安心しました。


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介護と看護 パート3

2008年12月17日 23時37分42秒 | Weblog
 世間はクリスマスムードで、毎日にぎやかで、楽しそう

我が家には、クリスマスもお正月もない、少し惨め・・・・

ご近所さんの、クリスマスイルミネーションを見ていると、幸せそうでうらやましい



 12月13日 土曜日

3日連続のお泊りは、とても疲れた。

昨晩は11時過ぎに眠った。

今朝、7時過ぎまで、目覚めず、爆睡していたようだ。

家は最高!

母の咳が気になる

急いで病院へ行く。

部屋に入ると、布団とパジャマが血だらけ

看護士さんから、点滴を抜いてしまったとのこと

母の両腕は、点滴漏れのため、アザだらけ

血管が細く、いつも血液検査や点滴が入りにくく、かわいそう

少しご機嫌斜めな感じ

相変わらず、痰の絡んだ咳がひどい

痰を出さずに飲み込んでしまう

近くのスーパーに買い物に出かけた後、リハビリに行っていたようだ。

リハビリの先生から、

今日は、立つことができなかったとのこと。

かなり痛がっていたらしい。

昼食は、不機嫌で食べようとしない。

わかっている。

リハビリが痛くて、ご飯を食べるのがイヤなのだ。

しばらく、様子を伺ってから、食べさせることに・・・

30分後、口を開けたので、食べ始めた。

昨日は、自宅でよく眠れたので、今日は病院に泊まることにした。


夜中、咳をしているので、気になって眠れない。

熱が気になって、体を触って見る。

微熱がありそうな感じ

私も喉が痛くなってきた

ほとんど眠れなかった。



 12月14日 日曜日

朝5時ごろ目覚めた。

喉がかなり痛くて、これは困った。

くしゃみ、鼻水が出始めた。

風邪をひいたようだ。

私がダウンしてはいけない。

でも、限界かな?

昼食を食べさせてから、いったん家にもどった。

風邪薬を飲んで、3時間ほど眠った。


夏ごろに通販で買った、しょうが茶を持っていくことに・・・

咳のひどい母に飲ませて少しでも、喉が楽になればいいけれど・・・

午後5時ごろ、病院へ行く。

マスクを着用して、病室に入る。

ゼーゼーゴロゴロ、と咳込んでいる

しょうが茶を飲ませてあげると、おいしそうに飲んでくれた。

喉がすっきりしたと・・・・

看護士さんより、

娘さんがいるときに点滴をさせてくださいと言われた。

また、点滴を抜いてしまうので、治すための治療薬なのに、

点滴を抜いてしまっては、大変!

今日から、私がいるときに点滴をすることになった。

点滴が終わってから、夕食をすることに

食事を終えて、歯を磨いて、おやすみなさい!

咳が気になるけれど、私ももうダメ、ダメ・・・・しんどい

暖かい布団の中で、ゆっくりと寝たい

7時ごろに帰宅

薬を飲んで、おやすみなさい。



 12月15日 月曜日

まだ喉が痛い。

近くの医院へ行こうかと思ったが、

入院している病院の耳鼻科に診察に行くことにした。

喉も鼻も炎症がひどく、抗生剤と胃薬、鼻と喉の吸引をした。

少し楽になった。

母は元気そう!

咳は相変わらず、すごい!

今日は点滴を抜くこともなく、おとなしくしていた。

午後1時から、リハビリへ

車椅子から、立って座っての繰り返しの予定が、

立ってすぐに歩き始めた、

これには、先生も私もびっくり!

痛くないの?  

痛くないから歩けている様子

1往復をして、終了!

今日はすごい

よく頑張りました。

リハビリで疲れたのか、すぐに眠ってしまった。

私も、ソファで横になって眠ることに

夕食まで、まだまだ時間がある

気がついたら、4時過ぎ・・・・

でもゆっくりとしたい。

そのまま、またごろり~

5時ごろになると、夕食のお茶が運ばれてくるので、

少しガヤガヤとにぎやかになってきた。

もう起きていよう

看護士さんにお願いして、咳止めのシロップは私が飲ませることにした。

食事をしている間にも、咳込んでいる。

誤嚥させないように気をつけなければ・・・・

とても神経質になる。

食事の介助が不安になってきた。


早く元気になって、家に帰ってきてほしい。

咳が早く治りますように・・・・・

午後8時過ぎに病院を出て、ペットホテルにアリスを迎えに行く。

1週間ぶりのご対面!

私のこと忘れられていたらどうしよう?なんて、バカなこと考えていた。

うれしくてキャンキャン泣いていた。

9時頃に帰宅。

今日から、アリスと二人

でも、明日から一人お留守番です。



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我慢の限界・・・

2008年12月16日 22時35分36秒 | Weblog
 2度めの骨折に、もう我慢の限界があります。

3月に骨折をした時、退院後に、施設側より、他のリハビリのある病院を薦められました。

私はそのつもりはなく、このままデイサービスとショートステイを利用したいと申し出ていました。

でも、施設側としては、また骨折したらどうしますか?

と何人もの職員に言われました。

なぜ、骨折したらどうしますか?そんな質問をするのか、

また骨折をすることを、想定した話の進み具合に、私は立腹していました。

あの時に,思ったことは、もうショートステイを利用してほしくないんだなぁ

と思いました。

その後、施設長に利用をやめてほしいのですか?と聞いたところ、

こんな大怪我をさせて、申し訳なく、またこのようなことがおこっては、

申し訳ないから・・・

正直に言って、怖いのです。と言われました。

はっきりと言って、利用をしてほしくないと言いたかったのでしょうけれど、

そんなこと言えないから、こちらのほうから、言わせたかったのでしょう。


でも、3月の骨折は仕方ないと思っています。

トイレに行きたくて、ベッドから降りようとして転倒したとのこと。

部屋で眠っているところまで、監視していないので、それは仕方なかったと思っています。

その後、施設側も考慮の末、ベッドから落ちることを恐れて、畳の上で寝かせていたそうです。

私は、畳ではなく、ベッドの四隅に柵をしてくださいと、お願いしたのですが、

そんな拘束はできないとのことで、畳になったようです。

畳なら、転倒することはないと判断されたようです。


ここ数年、母の痴呆も進み、なかなか眠らないので、ホールに座らせて、いつも

11時ごろまで、起きていたそうです。

車椅子に座らせていると、自分で立った時に、足元が引っかかり転倒する可能性が、

あるので、椅子に座らせていたとのこと。

納得のいかない状況

このたびの骨折の2週間前にも、転倒したそうです。

この時は、何事もなく、ただ打撲だけで済んだのですが・・・・

その後、ショートステイを利用するのが、不安になってきたところに、

2度目の骨折がおきました。

あの時、止めておけばよかった・・・・・

とても、後悔しています。

なぜ、11時過ぎまで、ホールの椅子に座らせていたのか

じっとしているわけないのに・・・・

畳の上に寝かせている方が安心なのに・・・と施設側に言うと、

畳から立ち上がって転倒するからも知れないと思って、ホールに座らせたとのこと。

それなら、どうして、責任もって、見てくれないのか・・・・

おとなしく座っているわけないのに・・・・

じっとしていません。

おとなしくじっとしていてくれるなら、普段、私は苦労しません。

ショートも利用しません。


一人での介護の大変さを一番良くわかってくれている施設なのに・・・・

安心して任せていたのに・・・・・

このたびの骨折は許すことができません。

夜勤の職員の怠慢だと思っています。

いい加減な職員を採用している施設側の責任だと思っています。

こんなこと役所に相談に行っても、注意をしておきますと、言われるだけだと

思います。

役所に相談しても、何の解決にもならないと思います。

私にとって、生涯の後悔になりました。


こちらの施設の言い分は、今まで、転倒して骨折した人はいないとのこと  

どうなんでしょうか・・・・・


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介護と看護 パート2

2008年12月15日 20時17分00秒 | Weblog
 夜になるとイルミネーションがキラキラと、とても綺麗な光景が見えています。

母が入院している病院の前のお宅が、毎年とても豪華に飾ってあると聞いていたので、

楽しみにしていたのですが、

2ヶ月前に引越しをされたらしく今年は、残念ながら見る事はできませんでした。



 12月10日 水曜日

熱は、37.2度 

朝6時ごろ、雨戸を開けに家に戻った。

外はまだ暗闇、少し怖いけれど、ジョギングをしている人もいたので、歩いて帰ることにした。

今日も泊まるので、朝から入浴タイム

家の中はメチャクチャ・・・・

片付ける時間などない。

早く病院へもどらなければと、とても焦る。

9時ごろに病院にもどると、母はしっかりと目が覚めている。

元気そうな顔に見えるが、とても不安がある。

咳はひどくなっているようだ。

痰の絡みもひどく、ティッシュペーパーで取ってあげようとしても、

すぐに飲み込んでしまう。

飲み込まないようにと注意をしても、「はい、わかりました」と返事だけはいい。

痰を吐き出すことの意味がもう理解できないようだ。

看護士さんを呼んで、吸引してもらうと、途中で嫌がって口を開けない。

鼻から入れると、ますます嫌がり鼻血が出てしまう。

どうすることもできない。

咳をして痰が出るところまできているのに、吐き出せない。

苦しそうに咳をしているのを見ているとのが、とてもつらい。

何とか自分の意思で吐き出してほしい。

咳をするたびに、吐き出すように・・・・

もしくは、ティシュでとってあげようにも飲み込んでしまって、何もできない。

どうすることもできない。


夕方、ショートステイ先の施設長が、お見舞いに来られた。




 12月11日 木曜日

食欲は、なんとかあるようだ。

パンと豆乳と野菜とフルーツ、全部食べることができた。

熱は微熱が続いている様子。

咳もひどくなってきているように思える。

お隣のお家に電話をして、外から雨戸を閉めてもらうようにお願いした。

今日も家に帰らず泊まることにした。

家に帰って心配しているよりもそばにいるほうが安心。

看護士さんから、帯下がかなりあるとのこと。

婦人科で診察をしたほうがいいとのことで、病室まで婦人科の先生が診察に見えた。


術後、ますます不安ばかり募ってくる。

自分自身が、壊れそうになってきた。

心細くて、涙が出てきた。


きっと良くなる、信じて頑張ろう!

深夜2時ごろ、かなり激しい咳き込み、看護士さんに痰の吸引をお願いした。

嫌がるので、私も交え3人で、痰の吸引をするも、激しい抵抗で、何もできない。

管を噛んでしまって放さない。

困ったことに・・・・

いったん中止、しばらくしてからもう一度、することに

3時ごろ、また激しい咳き込み、また、3人で、頑張るもダメだった。

お願いだから、口を開けて・・・・

もうこのままでは、どうにもならない、むしろ悪くなっているように思えた。

整形外科医の主治医には悪いと思ったが、内科の受診をすることにした。

看護士さんに、今日内科の受診をお願いしたいと、申し出た。




 12月12日 金曜日

今日はガーゼ交換、

ガーゼを外して、消毒をしてから、透明のテープを貼っている。

傷口もきれいになっている。

熱は平熱になっている。

主治医から、内科受診の許可を得る。

金曜日はいつも受診している主治医だったので、良かった。

レントゲンの結果、あまり心配することはないと、でも炎症が出ているので、

あまり油断できないとのこと。

ほっとしたような、そうでないような気持ち・・・

でも、内科の先生に診察してもらったので、少しは安心できた。

術後なので、咳止めのシロップと器官拡張の貼るテープが出された。

これで、少し咳が治まればいいけれど・・・・

少し安心したので、今日は帰ることにした。

8時過ぎに病院を出る。

帰宅後、入浴して睡眠 きっと爆睡状態・・・・


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