19blues

働くアラフォー別居婚女子の日常

チームバチスタの栄光

2008年09月07日 | 2008 読む
 
   
 
 話題のこの本、
 読みました~!
 
 
 上巻は
 ”なんだかなー?”といった感じであまり進まなかったのですが
 下巻で白鳥が登場してからは面白い!
 
 ロジカルモンスターと呼ばれる嘘か真かの思考力と
 憎めないキャラ、ちょっと虜になります。
 (話の中では数人に憎まれ何度か殴られてますが笑) 
 
 
 物語の中で
 印象的なフレーズが何度か出てきて
 それが的を得ていて
 話に引き込まれる感じ。
 
 
 栄光とは手に入れたときから過去のもの?!
 ちょっと考えるよ。 
 

時生

2008年08月17日 | 2008 読む
 
 
 
 金曜日、仕事終わりに同期とビックパフェを食べに行き
 その帰りに購入した東野さんの本、時生。
 
 
 土曜日の昨日、一気に読みました。
 


 ”東野さん、こんな感じの文章も書くんだー”と
 再発見させてくれるストーリーで
 著者名を伏せられていたら誰が書いた本から
 分からないだろうなぁ、なぁんて思いつつ
 どんどん惹き込まれていきまいた。 
 
 
 まさか泣くまいと思っていたけど
 あるシーンで自然と涙がぽろぽろ。 
 
 
 いろーんなメッセージが含まれている本でした。 
 おすすめです。

ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った

2008年08月14日 | 2008 読む
 
  
 
 唯川さんの短編の小説。
 この短編に出てくる女性の主人公の心模様、
 どの人も恋という世界にいるが故にちょっとゆがんでて
 「(あっちゃー…)こうはなりたくないわ」
 と思う瞬間ばかり。
 
 なんだけど、
 ふと考えると
 どの人も幸せになりたいだけで
 もしかしたら
 気づかずに同じような行動をとりかねないと
 思わせてくれるんですねー。 
 
 
 
 私は
 こういった現実感が見れる小説よりも
 現実でありそうだけどやっぱり物語の話だなってくらいの
 ときめく話のほうが好き

唯川恵

2008年08月10日 | 2008 読む
 
  
 
 唯川さんの小説は
 ”わかるわー”っていう共感や
 ”たしかにそうかも…”っていう発見を
 言葉をつかってうまく投げかけてくれるんだよね。
 

 そんな文章と出会ったときの喜びがあるから
 小説はやめらんないね。

  
 オヨが唯川さんの本を読むきっかけは
 大学3年の夏のインターンのときに出会った
 同じグループのT大のYちゃんが
 ”唯川恵が好きだ”と言っていて
 読んでみたんだよね。
 
 
 
 始めはなんだかなー?!と思ってたんだけど
 読んでくうちに
 上でいった時々出会う共感やら発見やら
 日本語使いにはまった。 
 
 
 その他にも最近は
 女性の心理をうまく描写してるとこが気に入ってる。

 
 あー自分もその歳になったらそう思うんかなぁとか。
 ちょっと先取りして
 そういった世界をのぞいている気分になれる。

分身

2008年08月06日 | 2008 読む
 
 
 
 私にそっくりな、もう一人の私がいる!?
 自分にそっくりな東京の女子大生・双葉を
 テレビで見て驚く札幌の女子大生・鞠子。
 2人を結ぶ宿命の絆とは何か?
 迫真のサスペンス長編。
 
 
 というわけで先日帰省した電車の中で読みはじめ
 昨日の夜読み終わりました~!
 
 おかげで今日は眠かったぞー!
 
 
 
 
 今年は、というか社会人になっての4月から
 東野さんの本をよく読んでいるなぁー!
 
 
 とうのもやっぱり有名な作家さんだけあって
 周りでも好きな人が多い。 
 なので、”どんなもんだろう”と
 ついつい手を伸ばしているわけですな。 
 

 
 オヨが今まで読んだ東野さんの作品は
 ・手紙
 ・さまよう刃
 ・どちらかが彼女を殺した
 ・分身
 ・パラレルワールドラブストーリー
 ・探偵ガリレオ
 ・秘密
 
 とまぁこんな感じ。
 中でも一番おすすめは秘密、
 そして今回のはワーストワンかなぁ。
 
 今話題の流星の絆も読んでみたい。

ネバーランド

2008年07月21日 | 2008 読む
 
  
 
 この本、
 集英社文庫の夏の文庫本紹介リーフレットを読んでいて
 面白そうだったから買ってきたんだけど
 すごい面白かった!
 
 男子高校生が4人出てくるんだけど
 語り手の美国以外の
 3人はどれも本当に”将来いい男になるだろうなぁ”
 って感じが漂っていて。
 
 何人も同年代の子が出てくる話やドラマ、漫画は
 だいたい「この人がいいなー」って
 思う人がいるんだけど
 この3人においては順位をつけがたい笑
 
 というよりも
 3人のキャラクターが実は
 しっかりとイメージされなかった。
 
 最後の方になってやっと寛司がいいかなーと思ったり。 
 
 
  
 でも最後の著者のあとがきでも
 4人を完全に把握できたのは
 話の後半からと書いてあって 
 その文がまたよかった。 

 あと書いてて楽しいのは○○
 自分が男だったらこんな男になりたいのは○○
 
 ってのも同感でさらに満足度大!
 美国は語り手だったということもあって
 どこかものたりなかったんだけど
 そこも書いてあってもう感心。 
 

 あとね
 解説もいいんだよ。 

 
 あーわたしノスタルジーに
 やられてるわけだ
 

 ってのがよく分かった。
 よくさ、こういう青春の話を読むと
 あのころに読みたかった!
 って思うんだけど
 ノスタルジーが味わえるのは今読むからだよなぁ
 と思ったのでした。

ショートソング

2008年07月17日 | 2008 読む
 
 
 
 2人の主人公が交互に登場し
 ときどき短歌を詠むんだけど
 それがまた現代ちっくですごくよかった!
 
 
 軽く読めておすすめです

青が散る

2008年07月15日 | 2008 読む
 
  
 
 職場の方が
 高校時代に読んで
 印象に残っている本として
 薦めてもらったので読みました~!
 
 いやぁ
 じっくり誘われたね、この世界に。 

 
 出てくる人出てくる人が
 みんななんか個性的というか
 独特の空気をまとっているんだよ。 

 一番まとっていないのは
 金子かなぁ
 いや、心の内は見せないだけで分からないぞ。 
 
 でもさ、よく考えると
 人間なんて、人なんて 
 それぞれいろんな想いを抱いているもんなんだよね。 

 




 (以下、ネタバレ感想)
 なんていうんだろう
 話の最後の方で
 夏子がリョウヘイに
 「リョウヘイ、私みたいな傷物はいや?」って聞くんですね。 

 そこでさ、全力で否定することもできたんだけど
 あえてその扉をノックしないところが
 本当にリョウヘイらしいなぁと思った。 

 と同時に夏子も
 リョウヘイがどう返すか分かってるんだよね。
 
 
 リョウヘイと金子、安西と
 もうひとりの名前(結局最後まで読めずに
 漢字だけで捉えてた貝谷朝海君ね)
 
 その4人の関係、ほんとにいいんだよね。
 中でも私は安西が好きだなぁ。 
 
 でもどこかで
 死んじゃうんじゃないかって不安がよぎりつつ
 読んでたらやっぱり彼は自ら命をたってしまった。
 彼が抱えていた恐怖ってのは
 想像もできない。
 けど恐怖を抱えてたというのは
 すごく伝わってきた。
 
 
 あと
 最後に裕子が”リョウヘイを好きだった”
 と打ち明ける場面。
 過去形なんだか現在進行形なんだか分からないが
 あれは”心のどこがでまだ現在進行形”っていう時世だね。
 
 あのカミングアウトはやられたねー!
 裕子が誰を好きなのかには関心なかったからなぁー
 
 裕子はどれだけリョウヘイが夏子を思っているか
 知っていたからこそ
 切ない大学時代をすごしていたんだね。
 それでも側にいたいという想い。
 切ない。

 本の終盤にふさわしい話でした。
 


 名言もいっぱいあったよ。
 
 
 ・泣きたいほど好きなのに
 

 そして357P、(以下引用)

 すると夏子が言った。
 「りょうへい、私のこと好きやって言うてくれたことがあるわね」
 「うん」
 「そやのに、どうして強引に自分のものにしようと
  せえへんかったの?」
 「夏子に惚れ過ぎたからや」
  
 
 うーん。 
 まさに青です。 
 
 
 そしてこの本は散るも含まれているのです。 
  
 
 そうだなぁ
 大学2、3年くらいのときに読むのが
 この本の旬なのではないでしょうか。
 
 この本を読む旬には戻れない今を思いつつ
 そんな余韻もまたよし と今宵は眠るのです。

バイブル

2008年07月13日 | 2008 読む

 4月にオヨパにもらった
 「入社3年目までに差がつく77の法則」
 という本を読みました!
 
 

 勝負は、入社3年目まででつく。
 20代のうちについた差は取り戻せない。
 厳しいことを言ってくれる人をそばに置く。
 面白い仕事は、手に入れるまでが大変だ。
 目的は、上司が与えてくれるものではない。
 自分で面白い目的を見つける。
 キャリアターゲットを見つける。
 とにかく量をこなす。
 叱られたら、「ありがとうございます」。
 頭にきて机を叩き割りたくなったら、一人前。
 
 自分を磨くための手段が仕事
 
 
 よし、信じて前進!