レビューもよく気になっていた浅倉卓弥さんの本。
上下巻でボリュームもあり、かつ時代物ということで
GWに読もうかとも思いましたが
月曜から読み始めてみました。
【本のあらすじ】
白石友恵と原口武蔵は、高校の同級生で幼馴染み、
武蔵の家の道場での剣道仲間。
ある日の下校途中、ふたりは不思議な落雷に遭い、
気づくと平安時代末期・源平の時代に離れ離れで飛ばされていた。
生きていくため、その運命を受け入れてあたくしかない二人。
その行方は。
【以下、ネタバレ感想】
いやー長かった。
歴史ものは苦手だけど最後まで読めたのはまさにタイトル勝ち。
“君の名残を”って、
誰が何を、誰を見て言ってる台詞なの!?
それだけが気になって最後まで読めました。
途中歴史を振り返りたくなり
高校の教科書をひっぱりだしてきたり。
(人物だらけ。相関図もないのによく覚えれたなー昔の自分。)
教科書ではたった一行の名前だけの人のその人生の濃さったら。
時代の背景とか人の動きとか、
やはり歴史って面白いのだなーと思った。
しかも自分の国の歴史だもんなー。
その時の時代から発展した文化(平家物語とか当時の躍りとか絵とか)も面白い。
鎌倉に行きたくなったし
京都や岩手で今回登場した諸々に関連するものとかも見たくなった。
君の名残を の答えは
振り返ると登場人物各々がいろんな場面で
感じていたように思う。