米国市民の義務として、陪審任務というものがある。私も何度か手紙が来たことはあるが、市民権を持っていないので任務を逃れることがでる。今回うちの大黒柱さんが裁判所に出向くことになった。
映画やドラマでみる陪審裁判って、結構面白そうな気がするんだけど。。必ずしも興味深いケースになるとは限らない。しかも陪審選定の手続きが、かなーり長いのである。百人以上のひとが召喚状を受け、無料WIFIのある部屋に閉じ込められるところから始まる。そこから裁判に関わる弁護士たちが、ひとりずつインタビューをし、最終的に陪審員を選んでいく。陪審員になると、裁判の最初から最後まで、一日も欠かさず出頭しなくてはいけない。陪審員も普通の人間、もしかしたら病気や事故で任務を遂行できなくなるかもしれません。なので、予備の陪審員が2人、バックアップとして確保される。
陪審任務のために出勤できない場合、社員が10人以上の雇用者は一日あたり40ドルもしくは、通常通りの給与を払う義務がある。自営業の人や、日当たりの給与が40ドルに満たない人に対しては、40ドルもしくは差額を州が支払うことになっている。食費や交通費というものは、全く出ない。
やっと昨年11月にうちの大黒柱サンの仕事が決まって、まだまだお金のゆとりがない我が家。この数年まともな収入がなかったから、貯蓄なんてあるわけない。1日あたり40ドルの収入はキツイすぎる。これじゃ、住宅費(ローン)ならびに諸生活費をカバーすることは出来ない。裁判が数日で終わればいいけど、期間は分からない。うちの大黒柱サンの場合、陪審選定だけで2-3日かかってしまった。予定通りの時間に始まらないわ、途中の休憩も長いとかで、「タイム イズ マネー!」と叫びたくなる自分を押し殺しながら控え室にいた様子。市民としての義務を果たしたいと思う一方、勘弁してくれよ!という思いにかられるのは当然である。しかも、うちの大黒柱サンが働くのは、家族経営の小さな会社。入社して間もないので、今年は有休がほとんどない。6月過ぎたら2.5日くれるらしいけど、今日の時点ではゼロ。会社側も陪審任務を理解しているけれど、「何とか免れることはできないかな?」と、しつこいばかりに聞いてくる。陪審任務を理由にクビにすることはできないとはいえ。。。
陪審任務が原因で家のローンを払えなくなった人って、いないんだろうか?
映画やドラマでみる陪審裁判って、結構面白そうな気がするんだけど。。必ずしも興味深いケースになるとは限らない。しかも陪審選定の手続きが、かなーり長いのである。百人以上のひとが召喚状を受け、無料WIFIのある部屋に閉じ込められるところから始まる。そこから裁判に関わる弁護士たちが、ひとりずつインタビューをし、最終的に陪審員を選んでいく。陪審員になると、裁判の最初から最後まで、一日も欠かさず出頭しなくてはいけない。陪審員も普通の人間、もしかしたら病気や事故で任務を遂行できなくなるかもしれません。なので、予備の陪審員が2人、バックアップとして確保される。
陪審任務のために出勤できない場合、社員が10人以上の雇用者は一日あたり40ドルもしくは、通常通りの給与を払う義務がある。自営業の人や、日当たりの給与が40ドルに満たない人に対しては、40ドルもしくは差額を州が支払うことになっている。食費や交通費というものは、全く出ない。
やっと昨年11月にうちの大黒柱サンの仕事が決まって、まだまだお金のゆとりがない我が家。この数年まともな収入がなかったから、貯蓄なんてあるわけない。1日あたり40ドルの収入はキツイすぎる。これじゃ、住宅費(ローン)ならびに諸生活費をカバーすることは出来ない。裁判が数日で終わればいいけど、期間は分からない。うちの大黒柱サンの場合、陪審選定だけで2-3日かかってしまった。予定通りの時間に始まらないわ、途中の休憩も長いとかで、「タイム イズ マネー!」と叫びたくなる自分を押し殺しながら控え室にいた様子。市民としての義務を果たしたいと思う一方、勘弁してくれよ!という思いにかられるのは当然である。しかも、うちの大黒柱サンが働くのは、家族経営の小さな会社。入社して間もないので、今年は有休がほとんどない。6月過ぎたら2.5日くれるらしいけど、今日の時点ではゼロ。会社側も陪審任務を理解しているけれど、「何とか免れることはできないかな?」と、しつこいばかりに聞いてくる。陪審任務を理由にクビにすることはできないとはいえ。。。
陪審任務が原因で家のローンを払えなくなった人って、いないんだろうか?