OH ! びばッ、イタ~リア (イタリアンフード&リビングフェスタに行くの巻)

2011-10-10 11:57:44 | Weblog
10月4日(火)~10日(月・祝)新宿伊勢丹でイタリア展開催。

この手のフェアに足を向けるのは超チョー久しぶり。前回は...いつだったか?
記憶にあるのはまだ晴海で開かれていたときのFOODEXだったような..

デパート主催のイタリア展はかれこれ25年以上(アマル20代の)昔から三越・高島屋・西武・そごう・大丸・阪急と
ほとんど見て来ています。

久しぶりにイタリアンフェアに足を向けようと思ったのは、このフェアに出展する知人に会うためと
イタリアへ行っていたときに買った貴重なベネチアングラスや日頃使っていたデシモーネの皿が3月の大震災で
(食器棚ごと倒れ)壊れてしまい、破損したものに代わる何か良いものを見つけるため...



それ以外にも、普段買えない(口にできない)クラテッロも買おうかと...




10月4日(火)10:15伊勢丹到着
エレベーターに乗り込み催物会場6階へ(エレベータに乗り込んだらみんな6階が目的のようで途中階を押す人なし。「こりゃッもしかしたら6階は大変なことになってるかも」エレベータ内はアマル以外は全員女性。
エレベーターの扉が開いた瞬間ッ「うわッ、すんごい人・ヒト ひとッ。それも女性ばっか
会場を見渡すと、伊勢丹の社員・店員の男性以外、10時20分時点でまったく男客の影なし。
(平日の火曜日、そりゃ普通の男<勤め人>は仕事の真っ最中で、今の時間こんなとこ来るのは関係者ぐらいじゃない
アマルは新宿に仕事の用事をわざわざ作って足を向けたのでした

まずは会場内を一巡り。
ほほ~ッ、フンギ(ポルチーニや白トリフ)、チーズ(ペコリーノ、マスカルポーネ、パルミジャーノ・レッジャーノ)、バルサミコ酢、オリーブオイル、生ハム(プロシュート、クラテッロ)、お菓子、ワインと興味深い品・希少品まで揃ってました。(伊勢丹さんよく吟味されこれだけのものを集められましたね。 ご苦労に頭が下がります。
しかし、伊勢丹さんのパンフレットにはトスカーナをドーンと載せてたけど、食材はパルマほか他州のものが目に付いたね。美食州はやはりお隣のエミリア・ロマーニャだと思うなぁ。生ハム・チーズ・ワイン・バルサミコ酢・オリーブ油どれも一級品が揃う国(州)だからね。

さて、前置きが長くなりました。

会場ですれ違うのは女性ばかり。年代は幅広く(20代~70代)みなさん目を輝かせていて熱気ムンムン。
お召し物もどこかイタリアンテイストで「イタリア好きなんだなこの女(ヒト)は」と伺えるマダムも多かった。

なかにはちょっと派手(華美)で、ボディーラインがわかる衣装を着たマダムもいて、それを出展のため
来日して店番をしているイタリア男がしっかり目で追いチェックしている姿が笑えちゃった
(「やっぱりイタリア男だッ」と


会場のそこかしこで(試食の)人だかり。 
「美味し~い。 おいしッの声が会場内を飛び交っていました。
アマルは仕事中なので、アルコールの試飲はせず、生ハムの試食のみをしました。
それもお目当てのクラテッロばかりを

パルマのプロシュートも確かに美味いんだけど
クラテッロに比べると、プロシュートは格下ハムに思えちゃう。
プロシュートは塩気は強いし、ところどころ肉の筋があり噛み切れないところもある。
しかし、クロテッロは塩分はプロシュートほど強くなくまろやかさがある。
肉質は柔らかく実に味わい深く美味い

でも、やっぱり高いよなぁ(イタリアでも高いけどね
仕事中の立ち寄りでもあったため、買ったのはクラテッロのサラミ(サラミ・ストロルギーノ・ディ・クラテッロ)
1本1,575円(税込)


で、食器コーナーにはカラフルなリチャード・ジノリがあり、これをお目当ての女性たちで大賑わい。
辛口ですが、やはり手ごろな価格のお皿というのは、デザインが今一つでしたねぇ。
ジノリのちょっと気が利いたデザインの皿はやはり高いです。イイものはいい。でもお値段がねぇ...

多くのお客さまに買っていただかなくては話にならない。この品揃えは、伊勢丹さんも十分吟味の上
取り揃えたものなのでしょう。(ご苦労がわかるコーナーでした。

ジノリの横には、デ・シモーネの陶器が並び。お目当てのパスタ皿を探したのですが
今回は出品されておらず少々ガッカリ。
デ・シモーネはシチリアの人で、画家(数々の賞を受賞)としてピカソに影響を受けた人。今は娘さんがお父さんの画風を受け継ぎ造られているけど...アマルはお父さんのジョバンニの画風(男性的感性)が好き。
この辺をカキコすると止まらなくなるのでストップ。

「イイなッ」と目に留まるのは、やはりジョバンニさんの作品だった。以下の画像もジョバンニさんの作品だという。
どこかピカソ的だけど違う。ジョバンニ・デ・シモーネだ。




ああ、ここまでカキコして疲れました。


続きは後でカキコしようっと。

「チャルダ」のことカキコしておかなくっちゃ。


シチリアの匂い...哀愁ある旋律。
(ドンコルレオーネの若かりし頃、NYの貧しいアパート暮らしの風景がありました。
乳飲み子をかまう女房の姿をジっと見つめるコルレオーネ。そのとき流れたのがこの曲。印象的でした


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