遠い地平線が消えて、ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、
はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、たゆみない宇宙の営みを告げています。
満点の星をいただく、はてしない光の海をゆたかに流れゆく風に心を開けば、
きらめく星座の物語も聞こえてくる、夜の静寂(しじま)の、なんと饒舌なことでしょうか。
光と影の境に消えていったはるかな地平線も瞼に浮かんでまいります。
二人の中を飛行していく時間があります . . . 本文を読む
おふざけ半分、マジ半分などなど
ブログ書いてきましたけど
何だか、いろいろなところで
取り上げられ出しちゃって
恐縮してます。
私が書き留めるノンフィクションの投稿が
貴重な体験記として
関連業者さんにトラックバックやリンク張られちゃって
このままもし不純異性交遊話でも載せてったら
ある日突然、また検閲にひっかかっちゃって
クローズ状態にもなりかねないなぁ~ なんて老婆心。
案外繊細でしょ。
. . . 本文を読む
広場を出て
通路にあるエレベーターで4階へ2人上がった。
薄暗いフロアの一室に案内された。
部屋に入って驚いた。
(画像のようなSM絡みのお道具が壁に掛けられ並んでいた)
「おッ、スッゲ(心の中で叫んだ)」
「まさかこれで遊ぶのか?」
彼女が声をかけてきた
「○○マルクねッ」
お遊び代のご請求だ。
「OK。○○マルク」
差し出すと
「ノーマルそれとも道具を使う?」
と聞いてくる。
アマル青年はこ . . . 本文を読む
「ミダラだぁーッ!」
「なんちゅう格好してんだよーッ 」
アマル青年にとっては それまでの人生で経験したことのない激的瞬間だった。
広場には
胸がこぼれ落ちそうな露出度の高い白、黒、紫のランジェリーを着たおねーさんたちがウロウロしている。
また数人は胸や尻を特に強調する黒ボンデージファッション&超ハイヒール。
ほとんどのおねーさん方が下半身は網タイツにガードル着用。
「すンゴおおおーいイッ 」
. . . 本文を読む
はじめてのドイツ訪問は20年以上も前になる
現在のような統一通貨(ユーロ)でもなければ
東ドイツも存在していた時代
*今のフランクフルトは様変わりして、往事をしのばれないが、かつてのドイツの風俗をこの投稿で感じてほしい(現在でも同様・類似したものはあるが栄華はない)。ドイツがオランダ等のように売春を合法的なものとしていたかは覚えがないが、ドイツ国内の各都市においては、中世の時代から続く各種の娼婦家 . . . 本文を読む
タクシーがスピードを上げだした。
深夜なので周囲には他の車がほとんど走っていなく
タクシーはどんどん加速していく
体がシートに押しつけられ沈み込むような感覚になった。
「おいおい、いくら急げといったからって
スピード出し過ぎじゃねーかッ?
120キロ以上出してんだろう!」
後部座席からドライバーの横のメーターを覗いてみた。
「ひぃえッー!170キロかよ(たまげたッ!)」
「冗談じゃねーッ」
ドライ . . . 本文を読む
26の秋、某企業に勤めていた私は
上司とともに世界見本市視察のためにフランクフルトへ出張した。
(ドイツの話もいろいろありすぎて何から話していいかわからない。
各都市にある娼婦の館や秘密クラブから貴族・伯爵家訪問のお上品な世界まで、
「ホモ&ゲイ」さんもドイツ全人口の2%だったかな多くいらっしゃって、
韓国のHGとはまた違った貞操の危機話がある...あああッ 思い出しちゃったヨ!)
今日の話も随 . . . 本文を読む
今日は雑記風に投稿
おかげさまで
私のブログへのアクセスがだんだん多くなり
書き込みの励みになっています。
みなさんありがとう。
ただ、エロスの探求者として
女性の方々も見て頂いているようで
せっかくおつきあいいただきながら
「突然、フォーッ!」の
卑猥でおゲレツな世界を書いたら
嫌われちゃいそうで
ちょと書き方に躊躇してしまっている今日この頃...
夜中の4時頃にアクセスされる人はどういう . . . 本文を読む
今日、出勤の途中
フッと、ローマの朝の出来事を思い出した。
イタリアは古都ローマのベネト地区・ベネト通り。
日本では、オードリーヘップバーン主演の映画「ローマの休日」で有名。
王女が新聞記者(グリゴリーペック)の部屋を出てから
広場の階段に腰掛け、アイスクリームをほおばるシーンがあるが
そのシーンが撮られた地域。
アイスクリームのシーンは「スペイン広場」だが、そこから歩いてすぐのところにある通 . . . 本文を読む
次に通されたのが、これまた輪違屋名物「紅葉の間」だった。
壁一面に色鮮やかな紅葉(モミジ)の葉があしらってある。
(私の記憶が確かなら襖もモミジの葉があしらってあったと思う)
深紅のもの、紅紫、紫、茶系のものなど色とりどり。
大女将に聞くまでは、傘の間同様、モミジを直接貼り付けて、その上から色付けしてあるものかと思ったのだが、
これは、土壁を塗ったときに、壁にモミジの葉を直接貼り、その後、貼っ . . . 本文を読む
S氏の「2階にはもっとええところがおます」
この言葉にそそられて、S氏と某会長を経由して、
輪違屋の2階を是非見せてもらいたいと大女将に懇願した。
大女将も私の意気に感じてくれたのか
「よろしゅうおす」との許可がおりた。
「ちょっと待っとおくれやす」といって、
2階を片付けにいった。
しばらくして大女将の先導の元、中年ボーイズ7人衆の
輪違屋探検ツアーがはじまった。
で書いた玄関横すぐの幅広 . . . 本文を読む
太夫が側に来てくれ、やさしく酌をしてくれた。
さっそく話しかけてみた。
「大きな頭ですね。いろいろ(簪)刺してて重たくないですか?」
「それほどでもおまへん。(相変わらず変な京都弁ですみまっしぇん。 皆の頭の中で京都弁に適当に変換してくんなまし)
首が疲れることはおますけど...」
「寝るときはそのままで寝るんどすか?」
「イヤッ、けったいな京都弁どすな、ホッホッホッホ!」
「髪はほどきますけど . . . 本文を読む
案内された部屋は十二畳ほどの落ち着いた(古い・年期のある)和室(客室)
入り口以外の三方に、様々な書(掛軸、屏風、鴨居にかかる額縁)が飾られている。
聞けば、近藤勇、桂小五郎、伊藤博文、原敬などの書だという。
一同しばし室内を見学。
お膳が皆に用意されており、各自着席歓談。
歓談中は室内を蛍光灯が照らし明るかったが
太夫のお出まし近くになると
蛍光灯が消され、部屋の2カ所に距離をおいて
高足のロ . . . 本文を読む
到着したら店の中で待つようにとのことだったので
出迎えてくれた高齢の女将らしき人に
「S氏の紹介で参りました」と伝えると
「おこしやす」との暖かい返事とともに、丁寧に迎え入れてくれた。
上がり場正面には、時代劇ファンなら察しが付くかもしれないが
「元禄時代・赤穂浪士が吉良邸討ち入りの夜、本所そば屋の二階に集結し、
内蔵助の号令とともに浪士一同が一気に駆け下りてきた2m幅ほどの急な階段」 あのイメ . . . 本文を読む
もう6年前になる
京都での仕事が一段落した頃、
京都の仕事仲間が
「アマルはん。週末に郭(くるわ)屋へ行きまひょか?」
と話しかけてきた。
「えっ? 郭(くるわ)って、あの遊郭の?」
「そう。ちょっと金はかかるけど、お偉いさんたちも一緒だから割り勘でね」
「一見さんおことわりのお店でおます。東京にはおらへん太夫はんもおります。
京都のいい思い出になりはりますよ」
(そんな感じの京都弁だったが... . . . 本文を読む