昨日までクリスマスセールで賑わっていた街も
今日から歳末セールに一変。
近所のデパ地下を覗いてみると
一昨日はクリスマスケーキだ、ローストチキンだの洋モードだったけど
今日からおせちの準備に様変わり和モードになっていた。
例年のことだけど
「もういくつ寝るとお正月」で
この時期はなんとも気ぜわしくなるね。
(まさに師走)
デパ地下に陳列してある「おせち(蝋細工)」のサンプルや注文受け用の
豪華おせちの写真をジーッと眺めてました。
「あ~ッ、むかしこしらえたなぁこんな(手の込んだ)料理...」
20代の頃、あべの辻調で与の重(プロの割烹4段重ね)まで習い
正月には覚えたての料理を家族・親族にふるまい大いに喜ばれたけど
元旦に備え年末から数日かけて仕込む(丹波の黒豆ほか)のが面倒になり
いつしかやらなくなっちゃった(単品を作ることはあるけど)
でも口が肥えるということははたしていいことなのか?
(ちょっとえらそうかな)
豪華おせちの数々(写真)を見てもあまり食べたいという欲求、
食欲が湧いて来ない。
ほとんどの料理がどんな味・食感・風味かなどがわかるので
(手品のトリックを事前に知っていたらつまらないのと同じかな?
手品を見てもわくわく感・ドキドキ感がない。=さぞ美味しんだろうなぁ。
どんな味がするんだろうなぁといった未知のものへの期待感がない)
大きな伊勢海老、分厚いアワビ、肉色よいローストビーフなどがおせち(重箱)の真ん中に
ドカーンと鎮座していていかにも贅沢なおせちがあるんだけど...
(「3万、5万も出せばそりゃこんな贅沢な食材が使えるわなぁ」などとつぶやいたり...)
クリスマスケーキと同じでこの料理ってどれくらい前から仕込むのかなぁ
腐らないように添加物を多く使ったり味付けを濃くしておくんだろうなぁ
(つまり本物の割烹の贅はムリだろうなぁ)などと思いをめぐらしていました。
先週テレビを見ていたら
若い女性たち(特に奥様方)を対象に伝統のおせち料理を知ってもらうイベントが
ニュースで流れていたけど、核家族(おばあちゃんと同居しない家族)が増えたことの弊害とも
いえるけど、アラフォー世代あたりから急速に「おせち料理」離れがあるようだね。
おせち料理には先人の願い・意味が込められているんだけど、そのことを知らない人が実に多くなっている。
そんな日本女性(大和撫子)が多くなっていることを知るとどこか寂しい思いがします。
アラフォー世代のお母さんたちが子供たちに「手作りおせち料理」をまったく作らず
すべて外注(スーパー、コンビニで注文)調達して間に合わせるということになると
わが家の味(母の味)もどんどんなくなっていくだろうし、子供は親の姿を見て育つので
「おせち料理」は家庭で作るものじゃないといった固定観念まで持つようになるだろうねぇ。
●「おせち」豆知識 どすえ
「おせち」とは本来、暦上の節句のことを指します。その際に食べる料理をおせち料理と呼んだため、
現在では節句の一番目にあたる正月の料理を表す言葉として使われています。
おせち料理は”めでたさを重ねる”という意味で縁起をかつぎ、重箱に詰めて出されます。
地方や家庭ごとにお重の中身は様々です。
基本は四段重ねで、上から順に、一の重、二の重、三の重、与の重、と呼びます。
四段目のお重を「四の重」と言わないのは「四」が「死」を連想させ縁起が悪いとされているからです。
詰め方や料理の組み合わせは地域や家庭、しきたりなどによって様々ですが、以下が代表的な詰め方
とされていますのでご紹介します。
一の重…黒豆、数の子、ごまめ(田作り)などの祝い肴〔ざかな〕
二の重…伊達巻やきんとんのような甘味なモノ
三の重…魚や海老の焼き物など海の幸
与の重…野菜類の煮物などの山の幸
おせち料理に詰められる料理にはそれぞれ意味・(先人の)願いが込められています。
黒豆…一年中「まめ(まじめ)」に働き「まめ(健康的)」に暮らせるようにとの願い。
数の子…たくさんの卵があるところから、子宝に恵まれるように、子孫繁栄の願い。
田作り…稲の豊作を願う気持ち、五穀豊穣の願い。
海老…腰が曲がるまで丈夫にと長寿の願い、海老の赤色は魔よけの色とも言われてます。
昆布巻き…「よろこぶ」 の語呂合わせから祝いの儀には欠かせない食材。
きんとん…「金団」と書き、その色から財産、富を得る縁起物とされています。
紅白なます…紅白のおめでたい色は水引を表し、紅白の組み合わせは平和を願う縁起物。
今週で今年も終わりですね。
みなさん、寒さ厳しき折、身体ご自愛の上
よい年をお迎えください。(ちょっとまだ早いか)
ああ、まだ年賀状まったく書いてないや...
準備しなくっちゃぁ
(年賀状離れも特に若い世代では著しいよねぇ)
ではでは
今日から歳末セールに一変。
近所のデパ地下を覗いてみると
一昨日はクリスマスケーキだ、ローストチキンだの洋モードだったけど
今日からおせちの準備に様変わり和モードになっていた。
例年のことだけど
「もういくつ寝るとお正月」で
この時期はなんとも気ぜわしくなるね。
(まさに師走)
デパ地下に陳列してある「おせち(蝋細工)」のサンプルや注文受け用の
豪華おせちの写真をジーッと眺めてました。
「あ~ッ、むかしこしらえたなぁこんな(手の込んだ)料理...」
20代の頃、あべの辻調で与の重(プロの割烹4段重ね)まで習い
正月には覚えたての料理を家族・親族にふるまい大いに喜ばれたけど
元旦に備え年末から数日かけて仕込む(丹波の黒豆ほか)のが面倒になり
いつしかやらなくなっちゃった(単品を作ることはあるけど)
でも口が肥えるということははたしていいことなのか?
(ちょっとえらそうかな)
豪華おせちの数々(写真)を見てもあまり食べたいという欲求、
食欲が湧いて来ない。
ほとんどの料理がどんな味・食感・風味かなどがわかるので
(手品のトリックを事前に知っていたらつまらないのと同じかな?
手品を見てもわくわく感・ドキドキ感がない。=さぞ美味しんだろうなぁ。
どんな味がするんだろうなぁといった未知のものへの期待感がない)
大きな伊勢海老、分厚いアワビ、肉色よいローストビーフなどがおせち(重箱)の真ん中に
ドカーンと鎮座していていかにも贅沢なおせちがあるんだけど...
(「3万、5万も出せばそりゃこんな贅沢な食材が使えるわなぁ」などとつぶやいたり...)
クリスマスケーキと同じでこの料理ってどれくらい前から仕込むのかなぁ
腐らないように添加物を多く使ったり味付けを濃くしておくんだろうなぁ
(つまり本物の割烹の贅はムリだろうなぁ)などと思いをめぐらしていました。
先週テレビを見ていたら
若い女性たち(特に奥様方)を対象に伝統のおせち料理を知ってもらうイベントが
ニュースで流れていたけど、核家族(おばあちゃんと同居しない家族)が増えたことの弊害とも
いえるけど、アラフォー世代あたりから急速に「おせち料理」離れがあるようだね。
おせち料理には先人の願い・意味が込められているんだけど、そのことを知らない人が実に多くなっている。
そんな日本女性(大和撫子)が多くなっていることを知るとどこか寂しい思いがします。
アラフォー世代のお母さんたちが子供たちに「手作りおせち料理」をまったく作らず
すべて外注(スーパー、コンビニで注文)調達して間に合わせるということになると
わが家の味(母の味)もどんどんなくなっていくだろうし、子供は親の姿を見て育つので
「おせち料理」は家庭で作るものじゃないといった固定観念まで持つようになるだろうねぇ。
●「おせち」豆知識 どすえ
「おせち」とは本来、暦上の節句のことを指します。その際に食べる料理をおせち料理と呼んだため、
現在では節句の一番目にあたる正月の料理を表す言葉として使われています。
おせち料理は”めでたさを重ねる”という意味で縁起をかつぎ、重箱に詰めて出されます。
地方や家庭ごとにお重の中身は様々です。
基本は四段重ねで、上から順に、一の重、二の重、三の重、与の重、と呼びます。
四段目のお重を「四の重」と言わないのは「四」が「死」を連想させ縁起が悪いとされているからです。
詰め方や料理の組み合わせは地域や家庭、しきたりなどによって様々ですが、以下が代表的な詰め方
とされていますのでご紹介します。
一の重…黒豆、数の子、ごまめ(田作り)などの祝い肴〔ざかな〕
二の重…伊達巻やきんとんのような甘味なモノ
三の重…魚や海老の焼き物など海の幸
与の重…野菜類の煮物などの山の幸
おせち料理に詰められる料理にはそれぞれ意味・(先人の)願いが込められています。
黒豆…一年中「まめ(まじめ)」に働き「まめ(健康的)」に暮らせるようにとの願い。
数の子…たくさんの卵があるところから、子宝に恵まれるように、子孫繁栄の願い。
田作り…稲の豊作を願う気持ち、五穀豊穣の願い。
海老…腰が曲がるまで丈夫にと長寿の願い、海老の赤色は魔よけの色とも言われてます。
昆布巻き…「よろこぶ」 の語呂合わせから祝いの儀には欠かせない食材。
きんとん…「金団」と書き、その色から財産、富を得る縁起物とされています。
紅白なます…紅白のおめでたい色は水引を表し、紅白の組み合わせは平和を願う縁起物。
今週で今年も終わりですね。
みなさん、寒さ厳しき折、身体ご自愛の上
よい年をお迎えください。(ちょっとまだ早いか)
ああ、まだ年賀状まったく書いてないや...
準備しなくっちゃぁ
(年賀状離れも特に若い世代では著しいよねぇ)
ではでは
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