『半沢直樹』..脇を固める役者さんたちがイイねぇ。

2013-09-01 18:07:56 | レビュー
半沢(堺雅人)以上に演技力が気になった役者さんたち。


第1回~大阪西支店編


●浅野匡(石丸幹二)
大阪西支店支店長 → レイエス工機マニラ中央工場へ出向。以前は東京本部人事部。東京大学経済学部卒。
大和田の派閥に属し、大和田には低姿勢な一方、半沢ら部下に対しては殊の他高圧的で傲慢な態度を取る。圧力に屈しない半沢を憎悪し、彼を出向に追い込むべく、中学時代の同級生である東田と結託し謀略を巡らすが、藤沢未樹と組んだ半沢が見事に5億を回収したことで事情が一転、刑事告発も辞さない半沢により、家庭や仕事上の立場まで崩壊寸前に追い込まれる。だが後に、刑事告発を見逃してもらう代償として、半沢と部下の希望する部署への異動を叶えるために奔走させられた。しかし最終的には大和田にまで切り捨てられる形で、元は半沢の出向地候補であった東南アジアに家族丸ごと出向させられた。


●小木曽忠生(緋田康人)
東京中央銀行人事部次長。元上司の浅野に肩入れしており、反抗的な態度を取る半沢を追い落とすため様々な嫌がらせを仕掛ける。近藤を休職に追い込んだ張本人で、その性格は陰湿かつ粘着質。相手を言葉で追い詰めようとするとき、机を叩き続けながら精神的に苦痛を与える事を常套手段としている。


●灰田雅樹(加藤虎ノ介)
東京中央銀行融資部検査役。小木曽の腰巾着。半沢を潰すために浅野・小木曽が仕掛けた裁量臨店の検査役を務め、小木曽と共に半沢ら大阪西支店融資課のメンバーを徹底的に罵倒する。



第6話~東京本部編

●近藤直弼(滝藤賢一)
半沢、渡真利(及川光博)と同期。東京中央銀行からタミヤ電機に出向中。
出向先では「ここが新しい自分の居場所」と前を向いていこうとするものの、古株の経理担当や社長、そして融資依頼先の京橋支店からも役立たずの扱いをされ、また不安に押しつぶされそうになる。しかしともに竹刀を交わす半沢から励まされ、再び銀行員としての誇りを取り戻そうと奮闘する。

古里規夫(手塚とおる)←第6話ではこの人の演技の幅に感心してしまいました。
東京中央銀行京橋支店融資課 課長代理。タミヤ電機の担当で、融資の申し込みにきた近藤に対し、難癖をつけては融資を通そうとしない。伊勢島ホテルの元融資担当で、旧東京第一銀行出身者の多い本店法人部の時枝が担当になったときに、ろくな引き継ぎもしなかった。上司の顔色ばかりを伺い、常に上から目線でものを言う。
半沢に悪事に加担した弱みを握られ(内部告発すれば懲戒解雇・退職金ゼロと告げられて)以降の豹変する古里(手塚さん)の表情や声・演技に感心 


●貝瀬郁夫(川原和久)
東京中央銀行京橋支店長。
京橋支店はここ何代か元・産業中央銀行の出身者が支店長を務めており、産業中央派の本丸とも言える支店となっており、貝瀬も大和田派に属する。
金融庁検査で伊勢島ホテルが問題になっても、見栄とプライドの固まりで、これまでの資料を疎開させ半沢たち新担当にも隠し通そうとする。リアルな支店長の存在感があってイイですねぇ。

●田宮基紀(前川泰之)
近藤の出向先「タミヤ電機」社長。
元々大手電機メーカーに勤めていたが、創業社長が亡くなって社長業を継いだ若き2代目。横柄な態度で、会社の内情を近藤に絶対に知らせようとせず、計画書の作成など、融資に必要なことすらやろうとしない。近藤は、その徹底した秘密主義の裏に何かがあるのではないかと疑うが…
横柄でワンマンな社長はどこにでもいるのでこれもリアル感があってよかった。

●野田英幸(利重剛)←利重剛は脇役が多いけど今回もうまい演技している。「金八先生」脚本家・小山内美江子さんの子息。
タミヤ電機の経理担当。長年タミヤ電機に勤めているが、銀行からの出向者が上司として来るのが気に入らない。近藤に対してもまったく協力しようとせず、小ばかにしたような態度で接する。

利重剛と滝藤賢一

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