子どもになれる夢の国

2009-04-18 11:28:04 | Weblog
ディズニーランドへ行かれた方は多いでしょうね。
東京(舞浜)の、あるいはアメリカ西海岸アナハイムの。

でもでも..、おすすめはアメリカ東海岸オーランドにある
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(Walt Disney World Resort、略称:WDWではないでしょうか。
4つのディズニーパーク、2つのディズニーウォーターパーク、6つのゴルフコース、レースサーキット、20のリゾートホテル等を内包する世界最大のアミューズメントリゾート。約122km²という広大な敷地内は、東京の山手線の内側2つ分が丸ごと入ってしまうほどで、まあぁ広いこと広いこと。だだっ広いよ

彼の地を訪れたのは今から四半世紀ほど前、
アマル青年がまだ20代の頃です。
かつてアメリカの人気スパや超高級リゾート施設、アミューズメント施設、ショッピングモール等を視察するツアーでWDWを訪れました。パームスプリングス、オーガスタ、オレンジカウンティほか...世界の金持ちが遊ぶリゾート地・クラブ・ホテルなども訪ね・遊び・泊まり貴重な体験をしました。バブリーな時代でしたね。
「これじゃ日本は戦争に負けるわ」その人工であれ物質文化に圧倒されました。広大な砂漠の地も遊ぶために高級リゾート地として緑の楽園にしちゃうんだからねアメリカという国は。「ここまで砂漠、道路挟んでそこから緑の芝生が広がる」なんて、みなさん見たら驚くよアメリカ人の遊び心(&財力)には。
多くのカルチャーショックを受けました。

なんてすごい、なんて素晴らしいんだアメリカは
というよりW.ディズニーは!(正確にはWDWはウォルト・ディズニーの死後、兄のロイ・ディズニーが弟ウォルトの意志を継いで完成させたんだけど、夢のパークWDWはデ-マパークの域を超えてもはやアメリカの文化的象徴ともいえる聖地となっちゃってるね

はじめてオーランドの空港に降り立ったとき
空港内にはスロットマシーンやゲーム機がいっぱい置いてあり
フロアはどこも明るく華やかで、空気が他のエアポートとまったく違っていた。
夢の時間はすでにそこから始まっていた。

しかし笑っちゃうのが、私たち視察団の一行のみが家族連れでにぎわい華やかな空港内で超違和感のあるスーツ姿。しかもダークなグレーや濃紺スーツを着込みきちんとネクタイをしたビジネスマンばかり。
誰が見てもアジアのドブねずみ一行様だった。
当時は日本人をエコノミックアニマルと世界で(特にアメリカで)揶揄されていた時代。

空港内(到着フロア)はアメリカ全土から遊びに来ている老若男女であふれ、皆カラフルなシャツやTシャツで下はバミューダパンツ、ショートパンツ、ジーンズ(今はデニムって言うらしいけど)姿のオフスタイルばかり。スーツ姿なんて誰もしていない、どこにもいない。
TPOをわきまえない(知らない)Japそのものだった。
みんなこんなラフでカジュアルな人たちの中にダークスーツ姿で一緒にいたんだよねぇ




それまでエコノミックアニマルだなんて人事だと思ってましたが、おとぎの国の入り口にビジネス(カネ)のにおいを持ち込む無粋な一団が現れたらみなさんどう思います?
空港から宿泊先に至るまでモノレールやバスの中ではなんと気まずい思いをしたものか。
「これじゃ、我々こそエコノミックアニマルって云われても仕方ないなぁ」とその時思いましたねぇ。
いまでは懐かしい思い出です。
このWDWでのエピソードは幾つもあり機会を見つけてカキコしようかなッ。

ではアマルが好きなこの一曲をみなさんに愛を込めて
When you wish upon a star-disney moments





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2 コメント

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オーランド (月見草)
2009-04-20 08:44:07
アマルさん

愛を込めた(笑)”When you wish upon a star”聴かせて頂きました
disney moments って言うのがとっても素敵!!
相変わらず 選び方がお洒落です!!!

アマル青年の感じた事~興味深く拝見しました。確かにあの頃は 日本人はアクセクと働くエコノミックアニマルと言われ~

お洒落をする余裕の無い男性群の行楽地での不釣合いな背広姿にも”ドブネズミ”と言う言葉が使われていましたね!!

デズニーランドは どこも楽しいですが~
矢張り”デズニーワールド”は 私も最高だと思います。  オーランドに降り立った時の あの青い空・・胸いっぱいに吸い込んだフロリダの空気が忘れられません。

アマルさんのお話を伺い~
私も古~~~いアルバムを出してきました  若い !! 楽しそう!!!

”ケネディースペースセンター”も今とは違い
中まで見せてくれていましたね。メチャクチャ大きなロケットを目の辺りにして~凄く感激しました!!

”エバグレードナショナルパーク”もマングローブの密林の中 ワニが泳いでいて吃驚増しました。

サーフサイド6通りも懐かしいなぁ。。
水上スキーのアトラクションなんかも~そう言えば観に行ったんだっけ・・と 懐かしくアルバムを観ています


数年前にキーウエスト散策に足を延ばした時には~ ”アニマルキングダム"も楽しみ~再びアメリカの力を感じました

【デズニーワールド】でもその他でも~
日本人もその地に相応しい服装をしていましたしエコノミックアニマルの香りも感じませんでした。 

日本人は 本質が変わってしまったのでしょうか?? 時々何やら寂しさも感じる時が有るのですが。。。

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おばんです月姉さん (アマル)
2009-04-21 01:09:24
またまたレス遅くなりました。
明後日からPC片付けとなりますので
しばらくお話ができなくなります

現在のオーランド空港はかつてよりずっと洗練された感じです(ネットで見ると)
ドブネズミ軍団がアミューズメント大国アメリカを視察したのは今から25年近く昔のお話。

私の学生時代はアイビーやトラッドファッション全盛(お姉さまたちはハマトラファッションでしたね)で、私はトラッド派でしたので社会人としてスタートしたときはブルックスブラザースのタイやスーツを身に着けたりしていました。
ですからドブネズミと世界に評された世代はわき目もふれず働いていた団塊以上の大先輩たちに多かったんですが(怒られそう

>日本人もその地に相応しい服装をしていましたしエコノミックアニマルの香りも感じませんでした。
⇒もう時代が違いますね。昭和の時代はハングリーな時代でモノがなく、アメリカに追いつけ追い越してやろうという男が生きていた時代です(私より10歳以上うえの世代の方々が経済アニマルと揶揄されていましたが)。今はモノが満ち溢れコト足りている消費飽和の時代です。おのずと日本男児の顔つきも気構えも変わっています。全般的に軟弱化してきているのは確かですね。
イマドキ男子たちは、かつてと比べれば随分と身なりやヘアースタイルもファッショナブルになり見かけはよくなりました。
しかし、話してみるととても物足りなさを感じる男子が多いです。自分が傷つきたく汚れたくないから仕事でも恋愛でも冒険はしない。ハートは繊細でいながら自分の価値観に妙にこだわり頑固。頑固なのに優柔不断といったものを現在の子たちにはあるような。
 
>日本人は 本質が変わってしまったのでしょうか?? 時々何やら寂しさも感じる時が有るのですが。。。
⇒日本人の本質をどう見ていました?
「寂しさ」の根源は?
なんか興味深いコメントですねぇ
気骨・気概のある男児が少なくなったことも含めての寂しさでしょうか?

ではでは。



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