石焼き芋が好き~ッ!①

2010-02-07 18:00:10 | Weblog
寒い冬にあのおイモの香ばしい匂いを家の中で嗅ぎたい
何より昔屋台で売られていた「うまい石焼芋」を食べたいと
密かにそしてじっくりと芋づくり(サツマイモ)と焼き芋の研究を
昨年11月からはじめています。

昨春、野菜づくり〔大根(青源大根)と人参(金時人参)の栽培〕デビュー。
秋には立派な大根(50cm以上)と人参(30~40cm)が収穫でき、大成功させて気をよくし、今年のアマルのテーマはトマト(今年は永田農法でルネッサンス、麗夏の栽培にトライ)は毎年いろいろ試作・工夫を加え糖度の高いものにしていくのですが〕サツマイモ(高系14号系の鳴門金時)とカボチャ(エビス種)です。

サツマイモカボチャも料理やお菓子づくりに使えるのはもちろんのこと、
サツマイモ(鳴門金時)は石焼芋に、カボチャ(栗えびす他糖度の高い品種)は電子レンジで火を通せば、それぞれ最高のおやつや軽食にもなり、健康面でもその効用はバツグン

サツマイモもカボチャも特に女性は食べるといい野菜だね。
サツマイモはビタミンC,Eが多く。カルシウムは特に豊富。食物繊維も多く、疲労回復、整腸作用、便秘、肥満予防、動脈硬化、高血圧、ストレス、大腸ガン予防などに効果が期待できるし、痩せた土地で、手間をかけずに、育てやすい野菜。(しかし、太くて美味いイモを作るとなるとちょっと知恵や工夫が必要
カボチャも様々なビタミンやミネラル分が豊富。活性酸素を除去してくれるβ-カロテンも豊富で、食物繊維も多く含まれているから、発ガンや動脈硬化の予防、整腸作用による便秘解消、生活習慣病の予防も期待でき、いいことづくめ。種は薬用としても使われているぐらい。(TVで観たけど認知症対策として青魚とともによい食べ物として推奨されている)
こちらもサツマイモ同様痩せた土地でもよく育つ野菜。

でもって今日は何をカキコしておこうかッといえば、

家庭でできるウマイ石焼芋の作り方(アマル流)

よくお手軽に家庭で焼き芋をつくる方法として
電子レンジでチンしたり、アルミホイルで芋を包みオーブンやフライパンの上(昔は石油ストーブの上)で焼いたり、ホイル巻きしたものを焚き火の中に放り込んだりといろいろ焼く方法はあるね。
ネットで調べてもその類は多く、「ホックホクでおいしいヨッ!」なんて作った人のコメントが付いてるんだけど....でもでも...
「ん~ッ、それって水気が多くて芋の食感はシットリ、あるいはペッチャリ、ネッチリしてるんじゃないかなぁ~」「香ばしい芋の香りはあるのかなぁ?」「それって蒸し芋じゃない?皮はパリパリじゃないでしょ」ってかんぐりたくなるものも結構あったり

焼き芋が甘くなるのは、芋本来の甘さは別として、芋のデンプンを麦芽糖に変えるβアミラーゼという酵素が働く温度と密接な関係がある。
だから焼き芋は中火で60分(アマルは80分)ほどかけてじっくり焼くのが一番うまい。しかも遠赤外線効果による石焼き(焼く鍋には水蒸気を逃がす穴が開いたものを)でやると、芋にあるムダな水分を飛ばせたり、皮がパリと焼けとても香ばしくなり(アマルは芋を焼く前に30分ほど塩水に浸けたものを使うため、若干の塩気を含んだ皮と皮の内側に付く甘い芋と併せてたべるとこれが実にウマイんだなぁ。むか~しの屋台の焼き芋屋さんで売ってた焼き芋には若干の塩味があったんだぁ。

だから電子レンジは電磁波で芋内部の水分子を振動させて急速に加熱する(短時間加熱)ため、芋を十分糖化することができず甘みが少ないままの状態で食べることになる。

論より証拠。
同じ芋で、電子レンジで数分間で火を通した芋と、ガスでもストーブでもよいけど鍋に石を敷いて強火(15分)→中火(45分~55分)で焼いた芋は雲泥の差となる。

さて、長くなったので
作り方は次回のお楽しみと言うことで...

ではでは

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