Xmasはもはや宗教を超えた国民行事

2010-12-18 23:02:52 | Weblog
今週末は「クリスマス」ですね。
日本ではクリスマスはもはや宗教を超えた国民行事になってしまっているよう。

アマルもクリスマスシーズンになるとこのブログで
何かしらいろいろカキコしてきているような気がします。

世界中にサンタクロースのイメージがコカコーラが作り出したキャラクター(偶像)に席巻され
定着の感がありますね。

誰もが違和感なくサンタさんは白のトリミングのある赤い服に赤いナイトキャップ姿で白ヒゲを
たくわえたおじさん(おじいさん)かな。

むか~し昔、日曜学校(プロテスタントの教会)へ通っていたアマルとしては
もはや聖ニコラウスの伝説(起源)などどうでもよく(St.バレンタインの伝説も併せて)
デパートやスーパー、はたまたコンビニなどで女の子が赤いナイトキャップをかぶって
呼び込みやレジ打ちしている姿を目にするとちょっと複雑な気持ちになります。

でもって今年は「クリスマスの日」についてカキコしておこうかな。

キリスト教会歴(元々はキリスト教に先立つユダヤ教暦)では、日没が1日の始まりとなるので
クリスマスという日は24日の日没から25日の日没までとなります。
そのため、その間の夜である24日の夜のことをクリスマス・イヴと呼び、25日はイエス・キリストの
降誕を記念する日とされています。
しかし、イエスがこの日に生まれたという確証はなく、各宗派がそれぞれに日付を定めてイエスの生誕を
祝っていたそうなんだけど、4世紀前半、教皇ユリウス1世が「イエスの生誕の日は12月25日」と定めた
ことからそれが定説となった...。
でも真相は、冬至の時期であるこの日前後には、異教の祭が重なっていて、キリスト教側が布教拡大を狙って
この日をイエス生誕の日としたものと見られてます。

日本では1874年明治時代(公に)最初のクリスマスパーティーが開かれて、明治・大正・昭和・平成と
時代が移り変わるなか、クリスマスはいつしか日本の年中行事になり、今では宗教を超えた年末の国民行事
といってもいいイベントになってるね。

でもねぇ~、以前ローマ教皇(ベネディクト16世)がおっしゃってたお言葉にアマルはうなづいちゃうんですよ。
本来、聖なる行事のクリスマスが、『現代の消費社会の中で、商戦主義に「汚染」されていることは
残念なこと』と発せられ、降誕祭の精神は「精神の集中」と「落ち着き」と「喜び」であり、この喜びとは、
内面的なもので、外面的なものではないということ。

Christmas: The Christmas Song by Nat King Cole



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