YouTubeには古いテレビ番組や映画などがアップされていて
ときになつかしく観ることがあります。
で、あの古い映画のあの好きなシーンはないかと探してみたら...ありました。
私の生まれる前の古いフルイ映画。
多感な年頃になってこの映画を観たとき、この映画監督の演出やカメラワーク、主演女優の演技力に感銘を受けました。
ということで今日は若い人の中にはまったく知らない人もいるラブロマンス(メロドラマ?)の名作
『旅情(英タイトル:Summertime)』のカキコです。
(この映画を観ていると、登場するイタリア男に自分を重ねて見てしまうのでした...昔はロッサノみたいなダンディーな色男への憧れ、それがいつの間にか歳を重ねると自分のスタイルにもなっていた。みたいな...)
【旅情】 SUMMERTIME (1955)
監督、脚本:デビット・リーン 音楽:アレッサンドロ・チコニーニ
出演:キャサリン・ヘップバーン ロッサノ・ブラッツィ イザ・ミランダ マリ・アードンほか
主演のキャサリン・ヘップバーンが47歳の時の映画。パッと見キャサリンは確かにオバサンだけど、この映画の中ですごい色気(エレガントな美しさもみせる)と初々しさと燃え上がる恋心を表現し、私は彼女の演技力に魅了されました。
知性派で演技と美しさをあわせ持つ女優さん。1907年生まれで、4度のオスカー獲得。2003年96歳で亡くなった。こんな女優さんはなかなかいませんね。
■私的コメントも交えた映画ストーリー&アマル的感銘シーン
アメリカ人のジェイン(キャサリン・ヘプバーン)はオハイオ州(シカゴのある州)で働くバリバリのキャリアウーマン。夏のバカンスを取って目下、憧れのヨーロッパ旅行中。最終日的地、イタリアは水の都ヴェネチア(ヴェニス)にやって来た。
もう決して若いとは言えない独身のジェイン、今まで仕事一途に生きて来て、男性にはちょっと臆病。
ジェインにとって、ヴェニスの街は何もかもが開放的で素晴しく、ゴンドラが行き交う運河やサン・マルコ広場などビデオ撮りまくりで観光を一人満喫する彼女だったが、1日が経ちホテルに帰ると1人旅の孤独感と寂しさが彼女を襲うのだった。
観光中の彼女がサン・マルコ広場のカフェで一休みして、広場や目の前を行き交う人たちをビデオで撮っていると、その姿を背後から熱く見つめるイタリア男がいた。彼の名はレナート(ロッサノ・ブラッツィ)。
ビデオ(この映画では16mm映写機)を回すとモーター音が鳴るので、その音に彼女のすぐ斜め後ろにいたレナートが気づき彼女を背後から注視するのだが、そのときの彼(男)の視線の先にあったものがジェインの美しい脚。
そして何か「熱い視線を背後から感じる」と女の六感が働き、それとなく後ろに目をやるジェイン....
このシーンはとても好き 。男ならみ~んなわかるよね。
ってなことで、まずはそのシーンから
Summertime - First Meeting in Piazza
First Meeting in Piazzaを含みヴェニスの街並みサンマルコ広場の雰囲気が伝わるロングシーン(Part3/10)もいいですよ。
(余談だけどMeeting in Piazzaを注意深く見ると、レナートが飲み干して右手に空のワイングラスを持ってジェインを後ろから熱く見つめるシーン、ジェインをヘルプしカメリエーレ(ウェイター)とレナートが呼びつける際には、空のはずのグラスに飲み干す前の分量の赤ワインが入っている。恐らく何度かの撮り直しを現場で行っているうちにOKシーンだけをつないでしまったのかな。こんな細かいところを見ているのは私だけかも。TV番組で「映画の中で見つけた奇妙なシーン」とか取り上げることがあるけど、これまで「旅情」のこのシーンを指摘している人は誰もいないですね)
翌日もジェインは朝からヴェニスの街を散策。そんな中、ある骨董店で真っ赤なワイングラスが目に留まり、心引かれて店内に入る。対応に出てきたのが昨日サンマルコ広場のカフェで自分に熱い視線を送ってきた彼レナートだった。
このシーンも好き。
心の準備もないまま、気になるタイプの男性がいきなり目の前に現れて 突然話しかけられたら、あなただったらどうする?
ジェインの狼狽する姿がまるで10代の女の子のように初々しさや可愛らしさがありキャサリン・ヘップバーンの演技にニマニマ
英語がわかる人は2人のヤリトリがおもしろいよ。「イタリアでは言い値でモノを買っちゃいけない」と諭すレナート。おのぼりさんと見透かされるのがイヤで虚勢を張るジェイン。
その後、レナートと知り合いになれたジェイン。
彼の飾らない求愛に惹かれ、ジェインはレナートと恋に陥る。
しかし彼には別居中とはいえ妻子がいた。
"不倫" というモラルの壁を越えられず互いに苦しむ。
やがて彼女は、切なさを胸に、思い出の地ヴェニスを後にすることを決める…。
Summertime - Trailer with Summertime In Venice 旅 情
街で知り合ったイタリア紳士レナートと水の都ヴェニスを舞台に、大人同士の、ひと時の、切ない恋のロマンス。
記憶にとどめておきたい作品の1つです。
Ciao!
「旅情」の今を訪ねて:撮影現場を紹介しているblogです。
下の画像は(今回のシーンに登場する)サン・マルコ広場にあるカフェラテ発祥の店「カフェ・フロリアン」の元祖カフェラテ。熱いエスプレッソと暖かいミルクが別々にサーブされる。撮影時(1955年)と比べるとコーヒーカップがニューモデルに変わったけど、ポットや水差しは当時と変わらない。
旅情 (1955) ヴェニスの夏の日 - ジェリー・ヴェイル
ときになつかしく観ることがあります。
で、あの古い映画のあの好きなシーンはないかと探してみたら...ありました。
私の生まれる前の古いフルイ映画。
多感な年頃になってこの映画を観たとき、この映画監督の演出やカメラワーク、主演女優の演技力に感銘を受けました。
ということで今日は若い人の中にはまったく知らない人もいるラブロマンス(メロドラマ?)の名作
『旅情(英タイトル:Summertime)』のカキコです。
(この映画を観ていると、登場するイタリア男に自分を重ねて見てしまうのでした...昔はロッサノみたいなダンディーな色男への憧れ、それがいつの間にか歳を重ねると自分のスタイルにもなっていた。みたいな...)
【旅情】 SUMMERTIME (1955)
監督、脚本:デビット・リーン 音楽:アレッサンドロ・チコニーニ
出演:キャサリン・ヘップバーン ロッサノ・ブラッツィ イザ・ミランダ マリ・アードンほか
主演のキャサリン・ヘップバーンが47歳の時の映画。パッと見キャサリンは確かにオバサンだけど、この映画の中ですごい色気(エレガントな美しさもみせる)と初々しさと燃え上がる恋心を表現し、私は彼女の演技力に魅了されました。
知性派で演技と美しさをあわせ持つ女優さん。1907年生まれで、4度のオスカー獲得。2003年96歳で亡くなった。こんな女優さんはなかなかいませんね。
■私的コメントも交えた映画ストーリー&アマル的感銘シーン
アメリカ人のジェイン(キャサリン・ヘプバーン)はオハイオ州(シカゴのある州)で働くバリバリのキャリアウーマン。夏のバカンスを取って目下、憧れのヨーロッパ旅行中。最終日的地、イタリアは水の都ヴェネチア(ヴェニス)にやって来た。
もう決して若いとは言えない独身のジェイン、今まで仕事一途に生きて来て、男性にはちょっと臆病。
ジェインにとって、ヴェニスの街は何もかもが開放的で素晴しく、ゴンドラが行き交う運河やサン・マルコ広場などビデオ撮りまくりで観光を一人満喫する彼女だったが、1日が経ちホテルに帰ると1人旅の孤独感と寂しさが彼女を襲うのだった。
観光中の彼女がサン・マルコ広場のカフェで一休みして、広場や目の前を行き交う人たちをビデオで撮っていると、その姿を背後から熱く見つめるイタリア男がいた。彼の名はレナート(ロッサノ・ブラッツィ)。
ビデオ(この映画では16mm映写機)を回すとモーター音が鳴るので、その音に彼女のすぐ斜め後ろにいたレナートが気づき彼女を背後から注視するのだが、そのときの彼(男)の視線の先にあったものがジェインの美しい脚。
そして何か「熱い視線を背後から感じる」と女の六感が働き、それとなく後ろに目をやるジェイン....
このシーンはとても好き 。男ならみ~んなわかるよね。
ってなことで、まずはそのシーンから
Summertime - First Meeting in Piazza
First Meeting in Piazzaを含みヴェニスの街並みサンマルコ広場の雰囲気が伝わるロングシーン(Part3/10)もいいですよ。
(余談だけどMeeting in Piazzaを注意深く見ると、レナートが飲み干して右手に空のワイングラスを持ってジェインを後ろから熱く見つめるシーン、ジェインをヘルプしカメリエーレ(ウェイター)とレナートが呼びつける際には、空のはずのグラスに飲み干す前の分量の赤ワインが入っている。恐らく何度かの撮り直しを現場で行っているうちにOKシーンだけをつないでしまったのかな。こんな細かいところを見ているのは私だけかも。TV番組で「映画の中で見つけた奇妙なシーン」とか取り上げることがあるけど、これまで「旅情」のこのシーンを指摘している人は誰もいないですね)
翌日もジェインは朝からヴェニスの街を散策。そんな中、ある骨董店で真っ赤なワイングラスが目に留まり、心引かれて店内に入る。対応に出てきたのが昨日サンマルコ広場のカフェで自分に熱い視線を送ってきた彼レナートだった。
このシーンも好き。
心の準備もないまま、気になるタイプの男性がいきなり目の前に現れて 突然話しかけられたら、あなただったらどうする?
ジェインの狼狽する姿がまるで10代の女の子のように初々しさや可愛らしさがありキャサリン・ヘップバーンの演技にニマニマ
英語がわかる人は2人のヤリトリがおもしろいよ。「イタリアでは言い値でモノを買っちゃいけない」と諭すレナート。おのぼりさんと見透かされるのがイヤで虚勢を張るジェイン。
その後、レナートと知り合いになれたジェイン。
彼の飾らない求愛に惹かれ、ジェインはレナートと恋に陥る。
しかし彼には別居中とはいえ妻子がいた。
"不倫" というモラルの壁を越えられず互いに苦しむ。
やがて彼女は、切なさを胸に、思い出の地ヴェニスを後にすることを決める…。
Summertime - Trailer with Summertime In Venice 旅 情
街で知り合ったイタリア紳士レナートと水の都ヴェニスを舞台に、大人同士の、ひと時の、切ない恋のロマンス。
記憶にとどめておきたい作品の1つです。
Ciao!
「旅情」の今を訪ねて:撮影現場を紹介しているblogです。
下の画像は(今回のシーンに登場する)サン・マルコ広場にあるカフェラテ発祥の店「カフェ・フロリアン」の元祖カフェラテ。熱いエスプレッソと暖かいミルクが別々にサーブされる。撮影時(1955年)と比べるとコーヒーカップがニューモデルに変わったけど、ポットや水差しは当時と変わらない。
旅情 (1955) ヴェニスの夏の日 - ジェリー・ヴェイル
いよいよ師走も半ばを過ぎ、年の瀬も近づきましたね。
あなたのブログの記事を読みました。
何かあなたの気持ち理解できるように思います。
三木 清は、「孤独は山(自然)にはなく、雑踏(都会)の中にある。」と言いましたが、含蓄のあることばですね。山は人を裏切りませんが、友人は簡単に人を裏切ります。裏切られると、悲しくなり孤独感に陥ってしまいます。
「自分は、ひとりぼっちだ!」と思って、「死」を考えたりすることもあります。
人間は、だれでも「孤独だ!寂しい。」と思うときがあるのではないでしょうか。
聖書は、その根本的な原因は何かを教えています。
何か、あなたのお役に立てれば感謝です。
http://blog.goo.ne.jp/goo1639/
私のブログの記事から:「孤独」について書いた箇所。
http://blog.goo.ne.jp/goo1639/c/0b95efb0c3699796b0f607dda87c0bba
で、秋目さんのコメントを拝読すると、何やら私が孤独で寂しい男として捉えられているのでしょうか?
勇気付けていただく意味で聖書の一読をおすすめ下さったのか?
「聖書」の教えを説かれる方ということで、当初「ウッ、まずい方ではないか?」と思いましたが(ここでは信教のことを書きませんが)、私の嫌悪する一団の方でないようで安心しました。
私のおバカなブログにコメントありがとうございました。
サン マルコ広場のfirst meeting シーンでのワインの量、気づいていました。それから、ジェインとレナートが最後にカフェで会うシーンの時もレナートのワインの量が、ジェインの登場前とあととでは、若干の違いがあるようにおもえます。ここ、数ヶ月、何度、旅情を見たことか。レナートは、so charming です。
いやぁ~お気づきでしたかッ。
見ている方は見てるんですねぇ
私の思い上がりでした。
しかし、「レナートは、so charming」といえるところ
ヴェニシアンさんは目が肥えた方ですね~ッ
今後も是非お立ち寄りください。
粋なお話でもできればうれしいです。
かねがね、気になっていたのですが、ジェインがデートの夜に履いていった赤いミュール。もう片方の左足のほうは、何処に行ったのでしょう。
この映画の解説、コメントに、ひと夏の恋、とか、ゆきずりの愛、などの表現をよく見受けますが、一日でも、一週間でも、恋は恋。 つきあった継続年数に関係ないと思うのですが。 そして、”不倫”。たしか
イタリアでは、l970年代まで、離婚は認められなかったのでは。。。レナートは、”ちゃんと”別居しているのだから、それはそれで、”誠実”でしょ。それに、わたしはステーキよりラヴィオリの方が好きだから全く問題ありません。
まず先に、
>ジェインとレナートが最後にカフェで会うシーンの時もレナートのワインの量が、ジェインの登場前とあととでは、若干の違いがあるようにおもえます。
→「若干の違い」ではありません。明らかに分量は約3倍になっていますね(笑)
>ここ、数ヶ月、何度、旅情を見たことか。
→DVDを購入されて観た?YouTubeで観た?のですか?
私はYouTubeの英語のカットシーン。特に今回取り上げたシーンが好きなのでそこばかり繰り返して観てました。
サマータイムのBGMが流れジェインがときめいている姿がどこかいとおしく好きなんですね~ッ
さて、ヴェニシアンさん
1/5「ミュール」のカキコありがとうございました。何だかヴェニシアンさんとは楽しいお話ができそうな気がします。
しかし、この投稿スペースではちょっと狭すぎますね。ヴェニシアンさんがフリメでもお持ちならそちらへレスいたしましょうか?あるいは信用いただけるなら以下の私のフリメなんかでお話しませんか?
piacere1955@yahoo.co.jp
ミュールのこと(あれフェラガモかな?)、ときめくということ、背徳は人間の性、大人の男女を見てきたアマルが思うこと、カソリックの戒律(離婚はご法度)、ステーキとラヴィオリ...そこに感じるヴェニシアンさんは大人の女性だねッ、なんてお話やら
イタリアがらみの映画「ローマの休日」「ひまわり」「ニューシネマパラダイス」にもとても切ないシーンがありヴェニシアンさんはそんなの観てるかな?何てことも聞いてみたいやら...
あぁ~とりとめなくなりそうなので今晩はこの辺で
ご返事お待ちしてますねッ。
Ciao!
イタリアがらみ映画 私の感想
”ローマの休日”は、結末はわかっていても、何度も見たくなる映画です。A.ヘプバーンのみずみずしさ、ローマの風景、心に残ります。 あとで、カラー映像だったかな”と思わせるぐらいにあざやかに。
”ひまわり”は、”ずいぶん、勝手な男”という印象。状況は考慮するとしても、手紙ぐらいは、、、。
マストロヤンニが、私好みではないからかも。
”ニューシネマパラダイス”は、フィリップ ノワレ
が、よかった。 前半部が特に。
”イル ポスティーノ”のほうが好きかも。
”旅情”はdvdを持っていますが、私も、気に入っているシーンはYouTubeで見ています。
今日もお話が出来てうれしいです。
「ローマの休日」はユーモアいっぱいのラブストーリー。でも最後の王宮での記者会見のシーン(特にアン王女と新聞記者ジョーが目配せするシーン)は甘く切なくつらいですね。
A.ヘプバーンはこれでアカデミー主演女優賞授賞。ジバンシーがデザインした衣装や宝石がまたすばらしい(アカデミー衣装デザイン賞受賞)。白黒映像でいながらそのまばゆい衣装は忘れられません。
で、この映画にも奇妙なシーンがありますね。
スペイン階段の途中でアンがアイスクリームを食べているところにジョーがわざと通りかかるシーン。
階段の後ろに映る塔の大きな時計の文字盤がカットが変わると一気に4時間も進んでいたり。
オトギ話の世界に現実の空気(映画作りしている現場の空気)が飛び込んできてちょっと興ざめな所もあるんだけど、これはご愛嬌ということで。
一方「ひまわり」は、戦争で引き裂かれた悲運な男女のドラマ。ジョバンナ(S.ローレン)がアントニオ(マストロヤンニ)の生存を信じ広大なロシアの大地を探し歩く。その悲痛な女ごころがなんとも苦しい。
やはりクライマックスは、帰宅してくるアントニオをロシア人の妻とともに駅に出向き、駅で再会するシーン。
ジョバンナが人目もはばからず列車の中で泣き崩れるシーンは本当に心が痛んだね。(ヴェニシアンさんがいうように、なんで手紙の一枚も送らなかったのか...命の恩人であるロシア娘の情にほだされたところは、どこか優柔不断のイケ好かない男として捉えられてしまうかもね)マルチェロとロッサノではタイプが違うからヴェニシアンさんの嗜好ではないことよくわかります
で、この映画にも奇妙なシーンがありますね。
(雪の中)行き倒れしていたアントニオをロシア娘が雪の中を足を持って引きずりながら家に運ぶシーン。
引きずられはじめたときのアントニオの軍服は雪にまみれて真っ白、しかし引きづらていくシーンのうち、何カットかは軍服についていた真っ白な雪がきれいになくなっていて、まさに服を着替えて(別日かもね)このシーンを撮り直ししたことがわかる。
望郷の念に駆られたアントニオがミラノに帰ってくるがジョバンナはすでに別な男と再婚。アントニオは独りロシアへ帰っていく。(まッ、事情はあるにせよ身から出たサビだからしょうがない)
「旅情」のラストシーンも駅での別れだったけど、ひまわりのラストシーンもミラノ駅で切なく苦しいものになっていたね。
そして哀切きわまりないヘンリー・マンシーニのメロディーが胸をさらに打ったなぁ。
そして「ニューシネマパラダイス」。
テレビが普及する前の時代。人々の娯楽は映画だった。貧しかった時代の日本とトトの子ども時代の(故郷)イタリアはとても似かよっていて、古い時代を知るおじさんたちにとってこの映画はとてもノスタルジックにさせられるものがありますね。
この映画は奇妙なシーンの話ではなく、トトとエレナの青春のunforgettable romanceが胸を熱くしますね。
そのほか個人的ないろいろな思い出がこの映画と重なるものがあり、いつも涙腺を刺激されます。
てなことで...ワーッ 書いちゃいましたねぇ~。
今日は1/5のヴェニシアンさんの投稿に何も応えられませんでした。
またコメント書きたいと思います。
しかし、どこかヴェニシアンさんとは周波数が近そうでカキコしていて楽しいです。
また投稿くださ~い。
よろしくです。
>“イル ポスティーノ”のほうが好きかも。
が気になり YouTubeでIL POSTINOの数シーンを観賞。
(実はIL POSTINOはよく観てませんでした。以前TVでも放映されたことありましたよね。そのとき頭だけ観てなぜか「つまらないかも」とすぐにTV消してしまった覚えがあります)
この音楽、このムード...「いやッ、これは要チェックや!」ピンと来ましたよ。
ニューシネマパラダイスとは違う世界。
こちらのフィリップ ノワレは男の色気がある。
ありがとうヴェニシアンさん。
改めてDVD借りて観てみよ~ッと。
本当に、映画の細部をごらんですね。
映画は作り物とはいえ、見る者にとって、1時間半、2時間は、その話の世界に身を置くわけですから、全てが本物らしくあってほしい。編集時に納得のいくシーンをつなげて、細部までチェックするのは難しいでしょうが。次回、ローマの休日、ひまわりを見るときは、ご指摘のシーンを注意してみてみることにします。
戦争がらみのドラマでは、私は、”哀愁”が一番好きです。何度見ても、冒頭から、涙がにじむという”代物”。二人のシーン、何処を切り取っても”愛”が
感じられます。それに、V.リーも、R.テイラーも、エレガントな美男、美女で申し分ありません。
イル ポスティーノを、これからごらんになるとか。
ノワレは、いつものように好演していますが、主人公の青年(実際は、中年か?)が、なかなかいいです。
島の風景もきれいだし。これも、ちょっと、涙が。。