ファンレスグラボ用の外付け3連ファンで長いあいだお茶を濁していたK80だが、連休で時間がとれたのでファンを付け直すことにした。
今度使うのは、中華通販で入手した2連の4cm角タンデムファンのGFB0412EHS。DELLのラックマウントサーバー用のユニットのようだ。
ファンを取り付けるスロートは、3Dプリンタで作るのが今どきの流儀だろうが、そうもいかないのでアルミ板と木切れででっちあげた。GPGPUボードの延長線上にファンがくる配置なので、ケース内の3.5inchベイを1ユニット外して場所を開けた。
で、その効果だが nbody.exe を K80の両方のGPUを同時に使い倍精度で計算する設定でぶんまわして、GPU-ZでGPU温度を観察した。今回は、片方は58℃、もう片方は48℃で安定。(外気温は26℃) ちなみに、ケース背面には、まるでヘアドライヤーのように熱風が噴出している。
と、いう事でTESLA K80の発熱に打ち勝った...のだろうか?確かに、GPU温度は抑え込めたが、ファンの爆音が残った。そう、あのサーバールームの轟音が自宅で手軽に味わえるようになってしまったのだ。うーむ、困ったものだ。