Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

ブルターニュ日記. 8/7 海

2017-09-14 | France, août.2017
到着してすぐ、海に行こうとニコラが誘いました。
彼は幼少時からこの海に親しんでいて、岩場の生き物探しが大好きなのです。
そして今は、生物の国際的研究者です。好きこそ物の上手なれ。

近所の犬。





ここは大西洋なのに、カニ、小エビ、貝、魚類は、
わたしが子供の頃から親しんでいる房総の太平洋岸と似ているし、岩場の景色も似ている。。


これは、潮が引いている時には現れる洞窟です。ワクワクするね!
この海は、Mont-Saint-Michelモンサンミッシェルのことをご存知の方はピンとくると思いますが、(地理的にも近くです)潮の干潮が普通ではない。
数キロに渡って、海が近くなったり遠くなったりして、その変化も急。
知らないで沖に出たままだと、急な満ち潮で溺れます。
しかし、遊泳禁止とかの注意書きは一切なく、すべて自己責任、自然はすべてあるがままに…、の姿勢です。
これはとてもいいと思います。美観的にも、人々の意識向上のためにも。


ところで曇天の気温は、11月中旬くらいの寒さです。
とても泳げる水温ではないのだけど、8月なんだしとムリして泳ぐブルターニュ人と子供たち。
そして、口がワナワナして毛布で暖まる、、それから気を取り直して濡れない様にして遊ぶ。


潮が引いた状態では、養殖のムール貝が海中から現れます。
それを見物する、食いしん坊たちles gourmandes 。←ってわたしが言ったんじゃなくて、ニコラです。

海から上がったら、家に入る前に、近所の道端の井戸で水を汲んで、砂を洗い流します。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。