Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

時間を彩る香り

2023-12-15 | parfum... kaori
歳を重ねてこそ楽しめるおしゃれの筆頭は、香りだと思います。
と、ジュエリーかな💎

今年の自分へのプレゼントは、ジャン・パトゥの「ミル」オードトワレにしました。


昔ならデパートで普通に購入できたけど、今はブランドが吸収されたり色々あるようで…ネットから買いました。
何故急にミルを思い出したかというと、先日の会合でどなたかが懐かしい香りをつけている気配を感じる瞬間がちょっとあって…、
どなただったかもわからないし、ミルだったのかもわからないのですが、なんだか急に思い出して、どうしても欲しくなってしまいました。

普段は、お稽古がお茶だったりお能だったりバレエだったりするため、香水もジュエリーもなしのことが多いです。
(✳︎能舞台に上がる場合は、どなたであってもメガネさえ禁止です)
また家に犬がいるので、彼のためなるべく強い香りは控えないとな〜となんとなく思っています。

けれど、たまーに、どうしても今日は香りがなくては、と思う日もあります。

自分の基本の香水は、もう30年近く、CHANELの「coco」です。パルファムをつけてから、オードトワレを重ねるのが習慣です。
「これぞ自分そのもの」
とどんな時も我に返り落ち着いた確信が心身に満ちてくる香りですが
歳とともに、肌が変化するためか香り方が変わってきて、今が、過去最高になじみが良い気がします。


なのに…他の名香にも目移りするこの頃です。
たまにしかつけないから、いろんな香りを楽しみたくなるのか?

今日はCHANELの「No.5」をつけています🤭
20代の頃はたしかパウダリーさが鼻について、「うっわー押しが強い…」と敬遠した香りでしたが、
40代半ばから、急に親しみやすく身近になったことに驚いています。今は、肌馴染みが良いの。
マダムっぽいと昔は思っていたのに、今はフローラルな箇所が際立って感じられ、可愛らしさが印象に残る…優しい香りだなと最近は思っています。
今日は小花柄の服が着たいな、という気分で、今日はNo.5にしよう、という付き合い方をしています。




調子が良くって元気な時は、Fueguiaの「Caoba」の強さに後押しされる日もあります。
香り方が強いので、孤独なデスクワークの時間に愛用。


おいしいブドウみたいな香り。私のコレクションの中ではかなりモダンで異彩を放つタイプ。



トラブルがあったり元気がない日は、ゲランの「シャリマー」です。
前から密かに思っていたのですが、変な話、除霊してくれてるんではないか?と思うような効果を感じます。肩や背中らへんがモヤモヤする時、スッキリする…!




Jean Patouの「1000(ミル)」は、1日のはじめに、弾けるような華やかさが欲しい時に、気分を上げてくれます。
すごいなと感動するのですが、香り立ちの表情全てに、高い品格がある。
和服の時にも良いと思う。
わたしは、和装の時は大概お稽古か裏方お手伝い…なのが現実なので、気兼ねなく訪問着を着て、ミルで仕上げしてみたいと夢見ています。



TOP…cocoのポスターやCMには数多の女性が登場しましたが、シャローム・ハーロウがなんといっても一番雰囲気出してる。

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