Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

観月の日々

2022-09-14 | Thé… sa do u
今月10日の満月があまりに威力満点で、落ち着かない気持ちで過ごしていました。
何故こんなに気持ちざわめくのかなと思っていたら、
「今回の満月のパワーが強すぎて、、、早く欠けないかな」というどなたかの呟きをみて、
そうか、やっぱり月か、と妙に納得という。
家族のいろんな出来事も重なり、そういうのも、なんだか「今は動きがある時」という大きな流れの一つなのかなあと感じるここ数日でした。


9日に、能社中の女子会をうちで開催しました。
能に親しむ諸先輩は、深い教養をお持ちであるのは勿論、心の中に溢れる情愛を秘めていて、「言葉にならない想い」を理解する能力に長けている。なんとも言えないおおらかな包容力をいつもありがたく感じます。
人生いろいろあるけど、それを俯瞰する視線が、知性なのだと思います。





お料理はフレンチにしましたが、重陽の節句をお花で記念して、
ぽんぽん菊、三島柴胡、桔梗を飾りました。




御菓子は、一つに選びきれず、大沢の月、着せ綿、萩の花、を、3種買ってしまいました☺️



そして、茶箱の月点前。
十六夜まで3日間、月尽くしで楽しみました。

自然現象と歴史の動き方の相関関係をよく聞きますが、詳しいことは知らないまでも、なんだか連動しているなあと感じます。
お点前をする、お客様と自分自身に向き合う時間の中で、新しいエネルギーが湧いてくる気がしました。
コメント    この記事についてブログを書く
« balletに挑戦 | トップ | 庵を結ぶに適していない街 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。