おなかを満たすためだけじゃない、心が満ちるような一皿というものが確かにあります。 . . . 本文を読む
数ヶ月前に観た『美しき運命の傷跡』にて、懸命に自分のもろさをこらえ立ち上がろうとする人妻を演じたエマニュエル・ベアールが、元気にドタバタコメディで楽しんでいる。
やっぱり、笑ってくるくる動き回る彼女は、砂糖菓子のようにかわいらしい。
水曜日、渋谷の映画館に19時半からの回に行くと、レディースデイサービスの上、シードルのちびボトルももらえました。
座席に落ち着いて、映画を観ながら早速あけるシードル . . . 本文を読む
よくある手かもしれませんが。
自宅で夜、仲間と内緒話するためにお酒のボトルを開けるとき、明かりは暖かく間接照明で、そのひとつはテレビの画面、そこに流すのは綺麗な映像のDVD映画の、音と字幕を消したもの。
というの、好きです。
オゾン監督『8人の女たち』なんてとっても綺麗。
友達の家で先日(←風邪を引く前のことです)夜中、お酒を飲んでいたときにも、同じようにして流れていたのが、キューブリック監督『 . . . 本文を読む
3/30、夕方。
九段下にて試写会が行われたのは、『美しき運命の傷跡』。友達に連れて行ってもらいました
あの『トリコロール』、『二人のベロニカ』のキェシロフスキ監督の遺稿ともなれば、わくわくが抑えられないというもの。
しかも、エマニュエル・ベアール、キャロル・ブーケ、マリー・ジラン・・・
日本で人気どころの女優たちがそろった、豪華な花束みたいなキャスティング。
が・・・、作品の内容は、決して華 . . . 本文を読む
また観て来ちゃいました
ダイスキなアンジェリーナ・ジョリーがブラピと夫婦を演じる、話題の作品。
(スティル写真集、こちら)
実は3回めで・・・、
最初観たのは、9月のフランス旅行の際、飛行機の中で。
次は、日本で公開してすぐ。
そしてまた今回。
かなりすかっとする夫婦喧嘩のお話
恋で始まった男女の関係が、次の段階、さらに次の段階へと入る内に、新たに生まれてくる状況と、そこでおきた問題を、いかに . . . 本文を読む
御茶ノ水の、というより小川町駅近く、駿河台交差点近くのビデオショップが、レンタルビデオのたたき売りをしていました。
価格は50円から。
つい好奇心に駆られて入ってみると、中身の幅は広く、こういうときフランスものは日陰の身だったりするので、親心に近い気持ちで探してみました。
・・・あった・・・。
『天使とデート』、180エン。(フランスモノじゃなく、単にエマニュエル・ベアールが出てるだけですが)
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先週、映画 『皇帝ペンギン』 を観ました。
なんて綺麗な映像でしょうね・・・!
氷と空の透明な輝き、
海の色の深さ、
雪。
水晶のような澄んだ色彩に、ペンギンの黒と白、ほっぺのちょこんとした黄色が鮮やかに映える。
そして生まれた子ペンギンのきょとんとしたまんまるな目と、ふわふわのグレイの羽毛ったら・・・。
ペンギンは、かたちも素晴らしいです。
ムダを一切排した、あのフォルム。
ムダがない、とは . . . 本文を読む
この夏、両親のささやかな希望が叶い、実家のお風呂が改装、プチ健康ランドみたいに多機能になりました大変感動的。
浴槽の目の前の壁には、小さいけどテレビもつきました☆
妹とエステサロンごっこのあと、わたしは汗だくでお風呂に向かい、湯舟でゆったりしようとそのテレビを点けたのが運の尽き(?)・・・
こんな夜中に、『ニューシネマパラダイス』やってるじゃないですか
いろんな思い出もあって、いちばん大好きな . . . 本文を読む
映画、『ミリオンダラー・ベイビー』を観にいきました。
重い・・・
本当に重かった。
これでもか。ってくらい、状況が味方をしてくれない。
そんなにまで不運にならないでも・・・としまいには理不尽ささえ感じますが、
しかし、だからこそ、
” 全ての素晴らしい結果は、自分の前向きな力でのみ成された ”
ことがことさらに強調され、そこが大変に胸を打つ、作品でした。
貧しい家に生まれ、食べるものに困る . . . 本文を読む
久しぶりに観たくなって、DVDを引っ張り出しました。
この作品には、個人的に特別な思い出があります。
この作品が招待された、数年前の横浜フランス映画祭。
その日、来日して会場にいるというエマニュエル・ベアール見たさに、30分しか横浜にはいられないながら、わたしは無理をおしてパシフィコ横浜に駆けつけました。
ふとその時を振り返ると、それでも、必須!の持ち物として、かなり大きい双眼鏡(!)を持ってい . . . 本文を読む