1月あたまには実家の母の誕生日があり、京都でお祝いしようと夫が両親を招んでくれました。
「一見さんお断り」とか「要紹介」とかいろいろある京都で、なかなか行か(け)ない場所も多いのですが、先日来たまたまいくつかを知人からご紹介戴いたりしたので、両親の接待ついでに自分も楽しませてもらいました。
おかげさまで、宿と食事の大変充実していた2泊3日。
その合間にはざくざくと、北から東から西から南まで、歩きに歩いた。
1日目 夕方到着、先斗町でごはん
2日目 午前は比叡山延暦寺、午後は智積院 → 河井寛次郎記念館 → 六波羅蜜寺
3日目 午前は金閣寺 → 堂本印象美術館 → 仁和寺、午後は寺町通りと三条界隈散策 → 泉涌寺
どこも、行って良かった!と全員が満足できる、良い場所でした。
河井寛次郎記念館は、通ってしまいそう。
金閣寺は、久々行ったら塗り替わっていてピッカピカでした。
狙ったわけではないが、行った寺がほとんど総本山系のスケール大きいところで、充実した庭と、芸術家による内装が楽しめました。
智積院と仁和寺での、板の扉に描いた絵が風情あり、母のツボでした。
父のツボは、智積院の金地の襖絵。
『そうだ、京都行こう。』by・JR東海の広告に上がったところばかりなので、
あの写真の角度はここからだろうか、いやもっと後ろだろう、横だろうと検証する一家。(←関東人しかわからない話ですみません) ああいう画像は、ある程度調整されているとは思うけど。。
そのなかで昨年の『そうだ、京都行こう。』が泉涌寺(せんにゅうじ)だったというので、ミーハー一家はわくわくして見に行きました。
知らなかったのですが、ちょうど1月11日は泉涌寺での、七福神を集めるお祭りの日でした。
前日10日、「都七福神」のひとつである六波羅蜜寺にて、笹の葉につけた七福神グッズを持つ人たちを見て母が、「いいもの持っている」と羨ましがっていたところでしたので、喜んで参加する。
七福神集めのお祭りをご存じでしょうか。
わたしは初めて知りましたが、こんな感じです。
「都七福神」・「京の七福神」・「京都七福神」(※他いくつかあります)というのは、京都東西南北のお寺7つを巡ってお参りし、各場所でいっこずつ七福神チャームを集めるという伝統行事で、お正月過ぎの10日・11日頃、市内の神社で開催される。
全国各地にありますが、発祥地は京都。
発祥年は不明ですが、六波羅蜜寺で始まったものは昭和55年からとかなり新しいらしい。
★参考はこちら
泉涌寺では、それが境内だけでかなう仕組みになっている。総本山であり、敷地内にいくつも小さな寺を抱えているためです。
入り口の門で笹の小枝を受け取り、小さな寺を参るたびに、恵比寿様、大黒様とそれぞれ七福神チャームを購入して飾って行く。
広大な山の寺たちも、チャームを集めるオリエンテーリングとなれば、あっという間に歩けてしまう。
父「次はなんだ、毘沙門天さんのお寺はどこだ」
私「やった~、毘沙門お印は、かわいい張り子トラだ!孫トラください」
寺「孫トラ1000円です」
母「わ、けっこうなお値段するのね!」
と順路を探して巡っているうちに、山いっこ、自然に上がって&下りてきてしまっている。
下山して、七福神集めきって大満足してからふと、
「総本山泉涌寺って、そういえばどこの場所のことだったんだろう?」
と我に返る。
肝心の寺を見ずに、七福神集めに熱中してしまうという顛末。
いっこいっこが、300円から2500円と(※選べます)、集めてみればけっこうなお値打ちになるのですが、笹の小枝に鯛やら巾着やらトラやらダルマやら俵やらがくっついているのは、賑やかで楽しい。
こういうの好きな母は、喜んで新幹線で持ち帰って行きました。
宗教心がない人たちにもこうして楽しみを与えてしまう商売上手さには感心しますが、面白かった。
オトナの遊園地、京都。
いいお誕生日お祝いができて、良かったです。
「一見さんお断り」とか「要紹介」とかいろいろある京都で、なかなか行か(け)ない場所も多いのですが、先日来たまたまいくつかを知人からご紹介戴いたりしたので、両親の接待ついでに自分も楽しませてもらいました。
おかげさまで、宿と食事の大変充実していた2泊3日。
その合間にはざくざくと、北から東から西から南まで、歩きに歩いた。
1日目 夕方到着、先斗町でごはん
2日目 午前は比叡山延暦寺、午後は智積院 → 河井寛次郎記念館 → 六波羅蜜寺
3日目 午前は金閣寺 → 堂本印象美術館 → 仁和寺、午後は寺町通りと三条界隈散策 → 泉涌寺
どこも、行って良かった!と全員が満足できる、良い場所でした。
河井寛次郎記念館は、通ってしまいそう。
金閣寺は、久々行ったら塗り替わっていてピッカピカでした。
狙ったわけではないが、行った寺がほとんど総本山系のスケール大きいところで、充実した庭と、芸術家による内装が楽しめました。
智積院と仁和寺での、板の扉に描いた絵が風情あり、母のツボでした。
父のツボは、智積院の金地の襖絵。
『そうだ、京都行こう。』by・JR東海の広告に上がったところばかりなので、
あの写真の角度はここからだろうか、いやもっと後ろだろう、横だろうと検証する一家。(←関東人しかわからない話ですみません) ああいう画像は、ある程度調整されているとは思うけど。。
そのなかで昨年の『そうだ、京都行こう。』が泉涌寺(せんにゅうじ)だったというので、ミーハー一家はわくわくして見に行きました。
知らなかったのですが、ちょうど1月11日は泉涌寺での、七福神を集めるお祭りの日でした。
前日10日、「都七福神」のひとつである六波羅蜜寺にて、笹の葉につけた七福神グッズを持つ人たちを見て母が、「いいもの持っている」と羨ましがっていたところでしたので、喜んで参加する。
七福神集めのお祭りをご存じでしょうか。
わたしは初めて知りましたが、こんな感じです。
「都七福神」・「京の七福神」・「京都七福神」(※他いくつかあります)というのは、京都東西南北のお寺7つを巡ってお参りし、各場所でいっこずつ七福神チャームを集めるという伝統行事で、お正月過ぎの10日・11日頃、市内の神社で開催される。
全国各地にありますが、発祥地は京都。
発祥年は不明ですが、六波羅蜜寺で始まったものは昭和55年からとかなり新しいらしい。
★参考はこちら
泉涌寺では、それが境内だけでかなう仕組みになっている。総本山であり、敷地内にいくつも小さな寺を抱えているためです。
入り口の門で笹の小枝を受け取り、小さな寺を参るたびに、恵比寿様、大黒様とそれぞれ七福神チャームを購入して飾って行く。
広大な山の寺たちも、チャームを集めるオリエンテーリングとなれば、あっという間に歩けてしまう。
父「次はなんだ、毘沙門天さんのお寺はどこだ」
私「やった~、毘沙門お印は、かわいい張り子トラだ!孫トラください」
寺「孫トラ1000円です」
母「わ、けっこうなお値段するのね!」
と順路を探して巡っているうちに、山いっこ、自然に上がって&下りてきてしまっている。
下山して、七福神集めきって大満足してからふと、
「総本山泉涌寺って、そういえばどこの場所のことだったんだろう?」
と我に返る。
肝心の寺を見ずに、七福神集めに熱中してしまうという顛末。
いっこいっこが、300円から2500円と(※選べます)、集めてみればけっこうなお値打ちになるのですが、笹の小枝に鯛やら巾着やらトラやらダルマやら俵やらがくっついているのは、賑やかで楽しい。
こういうの好きな母は、喜んで新幹線で持ち帰って行きました。
宗教心がない人たちにもこうして楽しみを与えてしまう商売上手さには感心しますが、面白かった。
オトナの遊園地、京都。
いいお誕生日お祝いができて、良かったです。