
2009年5月18日
16時から、生命哲学研究所 × カフェ・サンミ × 月刊グランレコのコラボレーション企画で、健康方程式ディナーパーティを大阪のサンミ梅田店で開催しました。
わたしはアシスタントのスタッフとして参加。

【健康方程式セミナー 講義録】
私は大阪赤十字病院で救急医として勤務しておりました。
5年間で10000人を診察し、その中の100人の方が亡くなりました。
その勤務経験を通じて、「正確な診断をして治療をすれば病気は治る」という取り組み(対症療法)に限界を感じました。
私は、21世紀の治療は予防(根本療法)である、という思いから、「健康方程式」という健康知識を皆様にお伝えする活動をしています。
健康方程式は、「健康=酸素+究食+感謝」という健康知識です。

本日は「1500」Kcalと、「15」時間という二つの数字を中心に「究食」という項目を説明します。
究食とは、シンプルに単純化した食事(Simplified meals)という意味です。
百寿者(centenarians)は日本で2万人います。
百寿者を対象にした調査によると、彼らには3つの特徴がありました。
非喫煙者であり、非肥満者であり、前向きである。という事です。
19世紀までの日本人は1日2食でした。「水呑み百姓」は朝6時に起きて、水を飲んで働いて、11時頃に昼食を食べていました。200年前の日本に、糖尿病はほとんど見られませんでした。

1日3食・朝食しっかり、これを「朝食真理教」といいます。
朝食を推奨したのは、明治政府の日本帝国陸軍が最初です。
現在も厚生省が提唱する「健康日本2001」において1日3食が奨められていますが、病気は減っていません。アイデアは良いのですが中心教義が間違っているのです。高脂血症、肥満は増加しており、糖尿病患者は現在は600万人、予備軍を入れると1000万人と言われています。これは10人に1人という計算になります。
20歳のときがベスト体重といわれますが、90%の人が以降増加していきます。
体重が増えるのは、必要以上に食べるからです。
1日で3000~4000Kcalは簡単に摂れます。
ところが現代は仕事も事務職が多く、食べた分を消費しないのです。
小柄な日本人であれば、1日「1500」kcalが適当であると私は考えます。
現在1日3食の人がほとんどです。1500Kcalを3食で割ってみましょう。
一回500Kcal、これはおにぎり2~2.5個分くらいだけです。
パン、ご飯、ソーセージなどで朝しっかり700~800Kcalほどを摂った時点で、一日分をすでに半分超えています。これが肥満と胃がんの元となります。
「15」時間というのは、食べたものが便になるまでの最短時間です。
たとえば、19時に夕食+15時間なら、一番早い人で翌朝の10時です。その前7時に朝食を摂ると、食べた物の半分しか排便ができていないまま、次の食べ物を入れることになります。
また12時に昼食を摂る場合は、5時間の間に2回も胃と腸を休む間もなく働かせています。
ちなみに、睡眠時間中においては50Kcalしか消費していません。
夕食をしっかり摂れば、翌朝に空腹にはならないはずです。

睡眠を3日間とらないと人間は発狂しますが、内臓も同じです。
茶がゆを1日かけて30杯×10年間食べ続けた樵さんの多くが胃がんになっているというデータがあります。
胃にものを入れた状態で運動することも胃がんの発症原因の一つです。

腹が減っては戦ができぬ、といいますが、これは本来「給与をきちんと支払わないと兵士が働かない」という意味です。
空腹のときこそ力の出し時で、午前中(6~12時)はもっとも生産性を上げる時間帯と言われています。
昼食の2時間後に最高に眠くなるのは、胃が消化活動をするため血液がそちらに集まり、脳への血流が少なくなっているためです。

究食とは「休食+求食+球食」
朝は休食、体を整えるものだけ摂取します。つまり、水とビタミン(野菜)野菜ジュースで充分です。
昼は求食、体が求める燃料を摂取します。つまり、米、パスタ、などの炭水化物です。
夕は球食、球状で最も価値の高い食物を摂取します。つまり豆類です。
夕食は豆類、たんぱく質、野菜を中心に摂取して下さい。「究食」における1500Kcalの内訳は、朝:0Kcal、昼500(or600)Kcal、夜1000(or900)Kcalをお勧めします。


朝食は 1,肥満の原因となり、
2,午前中の生産性を落とし、
3,胃がん大腸がんの原因となり、
4,消化管生理に反し、
5,時間の浪費になり、
6,食費の浪費になります。
まず朝食を食べないことが、「朝食真理教」から開放される第一歩です。
ひとまず1か月だけ、実践してみて下さい。
【当日のお品書き by サンミ】
1. 玄米豆々ごはん(健康方程式レシピ)
2. ゴーヤの白和え
3. おまめマメ豆サラダ(健康方程式レシピ)
4. 筍と木の芽のお吸い物
5. 豆富と野菜の重ね蒸し(健康方程式レシピ)
6. 玉ねぎの蒸し焼き ~お豆とベーコンのソース~
7. 豆富ステーキ ~きのこと大葉のソース~
8. 秘伝豆の黒糖煮
9. 有機野菜のサラダ
10. 季節の果物
11. 豆乳プリン
12. ドリンク






やっぱりデザートはこれ、サンミ名物の豆乳プリン。
井上敬医師のセミナーと、『サンミ』の得意とするこだわり有機野菜のお料理という高品質の内容。
ご参加者の30%をしめた『グランレコ』読者は、オピニオンリーダーとして大活躍の世代。
大変内容の濃い会でした。
イベント終了後に味見させていただいたのですが、最高においしいばかりでなく、ものっすごい美肌効果ですよ。
ただでさえ医師監修のメニューが3つ入っているところへ、
メイン使いの豆からお野菜すべて、「愛農」さんのスペシャル有機野菜ですし。
大阪では新型インフルエンザが流行っている・・・と騒がれていますが、感染するどころか、翌日のお肌がぴかぴかです
健康からしか、美容は始まりません。
年齢幅広いご家族誰にでも有意義な内容が、すばらしかったです。
他レポURLはこちら!
生命哲学研究所 Welcome to Institute of Biophilosophy
サンミ オーナーさんのブログ
すうぷそわれ
16時から、生命哲学研究所 × カフェ・サンミ × 月刊グランレコのコラボレーション企画で、健康方程式ディナーパーティを大阪のサンミ梅田店で開催しました。
わたしはアシスタントのスタッフとして参加。


【健康方程式セミナー 講義録】

5年間で10000人を診察し、その中の100人の方が亡くなりました。
その勤務経験を通じて、「正確な診断をして治療をすれば病気は治る」という取り組み(対症療法)に限界を感じました。
私は、21世紀の治療は予防(根本療法)である、という思いから、「健康方程式」という健康知識を皆様にお伝えする活動をしています。
健康方程式は、「健康=酸素+究食+感謝」という健康知識です。


究食とは、シンプルに単純化した食事(Simplified meals)という意味です。

百寿者を対象にした調査によると、彼らには3つの特徴がありました。
非喫煙者であり、非肥満者であり、前向きである。という事です。



朝食を推奨したのは、明治政府の日本帝国陸軍が最初です。
現在も厚生省が提唱する「健康日本2001」において1日3食が奨められていますが、病気は減っていません。アイデアは良いのですが中心教義が間違っているのです。高脂血症、肥満は増加しており、糖尿病患者は現在は600万人、予備軍を入れると1000万人と言われています。これは10人に1人という計算になります。

体重が増えるのは、必要以上に食べるからです。
1日で3000~4000Kcalは簡単に摂れます。
ところが現代は仕事も事務職が多く、食べた分を消費しないのです。
小柄な日本人であれば、1日「1500」kcalが適当であると私は考えます。

一回500Kcal、これはおにぎり2~2.5個分くらいだけです。
パン、ご飯、ソーセージなどで朝しっかり700~800Kcalほどを摂った時点で、一日分をすでに半分超えています。これが肥満と胃がんの元となります。

たとえば、19時に夕食+15時間なら、一番早い人で翌朝の10時です。その前7時に朝食を摂ると、食べた物の半分しか排便ができていないまま、次の食べ物を入れることになります。
また12時に昼食を摂る場合は、5時間の間に2回も胃と腸を休む間もなく働かせています。
ちなみに、睡眠時間中においては50Kcalしか消費していません。
夕食をしっかり摂れば、翌朝に空腹にはならないはずです。


茶がゆを1日かけて30杯×10年間食べ続けた樵さんの多くが胃がんになっているというデータがあります。
胃にものを入れた状態で運動することも胃がんの発症原因の一つです。


空腹のときこそ力の出し時で、午前中(6~12時)はもっとも生産性を上げる時間帯と言われています。
昼食の2時間後に最高に眠くなるのは、胃が消化活動をするため血液がそちらに集まり、脳への血流が少なくなっているためです。


朝は休食、体を整えるものだけ摂取します。つまり、水とビタミン(野菜)野菜ジュースで充分です。
昼は求食、体が求める燃料を摂取します。つまり、米、パスタ、などの炭水化物です。
夕は球食、球状で最も価値の高い食物を摂取します。つまり豆類です。
夕食は豆類、たんぱく質、野菜を中心に摂取して下さい。「究食」における1500Kcalの内訳は、朝:0Kcal、昼500(or600)Kcal、夜1000(or900)Kcalをお勧めします。



2,午前中の生産性を落とし、
3,胃がん大腸がんの原因となり、
4,消化管生理に反し、
5,時間の浪費になり、
6,食費の浪費になります。
まず朝食を食べないことが、「朝食真理教」から開放される第一歩です。
ひとまず1か月だけ、実践してみて下さい。
【当日のお品書き by サンミ】
1. 玄米豆々ごはん(健康方程式レシピ)
2. ゴーヤの白和え
3. おまめマメ豆サラダ(健康方程式レシピ)
4. 筍と木の芽のお吸い物
5. 豆富と野菜の重ね蒸し(健康方程式レシピ)
6. 玉ねぎの蒸し焼き ~お豆とベーコンのソース~
7. 豆富ステーキ ~きのこと大葉のソース~
8. 秘伝豆の黒糖煮
9. 有機野菜のサラダ
10. 季節の果物
11. 豆乳プリン
12. ドリンク






やっぱりデザートはこれ、サンミ名物の豆乳プリン。
井上敬医師のセミナーと、『サンミ』の得意とするこだわり有機野菜のお料理という高品質の内容。
ご参加者の30%をしめた『グランレコ』読者は、オピニオンリーダーとして大活躍の世代。
大変内容の濃い会でした。
イベント終了後に味見させていただいたのですが、最高においしいばかりでなく、ものっすごい美肌効果ですよ。
ただでさえ医師監修のメニューが3つ入っているところへ、
メイン使いの豆からお野菜すべて、「愛農」さんのスペシャル有機野菜ですし。
大阪では新型インフルエンザが流行っている・・・と騒がれていますが、感染するどころか、翌日のお肌がぴかぴかです

健康からしか、美容は始まりません。
年齢幅広いご家族誰にでも有意義な内容が、すばらしかったです。


生命哲学研究所 Welcome to Institute of Biophilosophy
サンミ オーナーさんのブログ
すうぷそわれ