川内康範先生がお亡くなりになっていた。
今日、ツレのK君がメールで知らせてくれた。
川内先生はご実家がお寺らしく、人情に厚く、曲がったことの嫌いな一本筋の通ったお方だったと聞く。
森進一さんとの「おふくろさん」騒動が記憶にあたらしい。
川内先生は「レインボーマン」の原作者としても有名であるが、他にも多くの特撮テレビ番組にかかわっており、なかでも「コンドールマン」「ダイヤモンドアイ」を加えた3作品は川内三部作といわれ評価が高い。
筆者も子供のころ見ているはずだが、残念ながら覚えていない。もしかしたら、筆者の田舎ではテレビネットワークされていなかったのかもしれない。
検索してみるといっぱい引っかかり、次々見ていくと時間の経つのを忘れてしまうほど楽しい。サイトの管理者たちはみな、愛をもって川内康範作品を解説している。突っ込みどころが多いのである。それはもう、突っ込みまくり滅多切りである。愛の深さに一人爆笑すること多々あり、川内先生の影響力にただ脱帽するばかりである。
で、なぜかツレのK君とのメールの話題が「バロムワン」に移ったのだが、この番組は筆者もはっきり覚えていた。
家に帰ってから調べたのだが、「超人バロム・1」はさいとうたかをの漫画を原作にした特撮テレビ番組だ。
ツレのK君によると、当時日本在住のドルゲさんが登場する悪役と同じ名前なので子供がいじめられる、と苦情を申し立てたのだとゆう。ドルゲさんに配慮して『このばんぐみはフィクションであり・・・』とゆうテロップを流すことになるが、テレビのお約束のこのテロップは同番組から始まったらしい。
上記の理由でミスタードルゲ役の室田日出男さんは早々に降板させられている。
筆者は子供のころ地元の公民館の漫画映画上映会(小ホール。畳敷きの部屋だった)でバロム・1を見た記憶がある。テレビのまんまか、あるいはダイジェスト版だったと思う(同時演目はうろ覚えなのだが「マジンガーZ対ゲッターロボ」「魔女っ子メグちゃん対ミラクル少女リミットちゃん」とか、タイトルとは裏腹に主人公が協力して事件を解決するとゆう豪華な内容だった)。
ヒャクメルゲやクチビルゲ、ウデゲルゲ等現在もっとも評価の高い魔人とゆうか妖怪が一堂に会していた(ノウゲルゲがいたかどうかは覚えていない)。そのキャラクター造形の濃さとゆうか、なんとゆうかインパクトの強さと反面、子供心にもチープに見える着ぐるみは夢に出てきそうで筆者の記憶に刷り込まれた。
大人になってヒャクメルゲをみて、「ヤバいだろ、コレ」と思ったのは本文を読んでいるみなさんと同じである。
今回は大変な長文となってしまった。最後まで読んでくれた方にはお礼を申し上げるm(__)m
ドルゲさんはコレは気にならなかったのだろうか?