今日は我が家が所有する人類の宝を皆さんとシェアしようと思う。チャイナである。
この品は筆者がある人の引越しを手伝ったときにお礼としていただいた物である。筆者も古いラーメン丼だとしか思わずに、その価値を知らないでいたのだが近年の研究で大変なモノで有ることが解ってきた。
押印に「大清乾隆年製」とある。この印が示しているのは、清の時代、乾隆帝の所有する宮廷専用の窯で焼かれた器であるという事実である。乾隆帝の在位期間は1736年から1795年まで、大国清の絶頂期とも言える時代であった。つまりこの器は、最も華やかなりし時代において最も贅を尽くした、最も高貴なラーメン丼なのである。はたして諸君らは、いったい幾ら位の価値があるのか、といった下賤な好奇心を抑えきられずにはいられないであろう。残念ながら筆者にも、大変高価である、としか答えられぬ。答えようが無いのである。筆者は清の時代の大陸に思いを馳せ、ロマンに時めきながらこの稿を終えようと思う。
コメントありがとうございます
残念なことにこのラーメン丼は綺麗に洗浄されていたので、炭素測定ができないのです
なので1700年代のラーメン丼だという証拠をお見せできないのです。ほんとうに残念です