まぐろ あたま

鮮魚売り場で太ったオバチャンに「これどうやって食べるんですか？」と聞いたら「オーブンで焼く」と答えた。「ウチ、オーブンないんだけど」「半分に切ってトースターで焼く」焼くしか食べ方無いのか？と思ったら太ったオバチャンは不細工な笑みを浮かべて「この辺の身が美味しいんですよ」と脳天の所をペチペチした。くっそ！美味そうじゃん！
家に帰って調べたら脳天は「はちのみ」と言ってマニア垂涎の希少部位らしい。こんなこともあろうかと秘蔵しておいた『境貞峰』を取り出した筆者なのである。

140301

また大雪の予報がでてる。毎週毎週なんなんだ。

今日はエイヒレを煮た。卓上コンロで。美味であった。ビールが美味い。残った汁で手羽元を煮た。美味であった。酒が美味い。コンロの鍋を代え、飯を炊いた。湯気が香ばしくなったら火を止め、蒸らす。コンロはまた選手交代。さきの手羽を煮た鍋に鳥団子を投入。卵で閉じて庭から採ってきた三つ葉をのせる。蓋をして火を止める。さてさて、飯の鍋の蓋を開けるとむわと湯気がたちぴかぴかに飯粒が光っている。軽くシャリきりをする。底から掘りだしたおこげを味わう。なんてクリスピー。茶碗に炊きたてを盛り、鳥団子の卵閉じをつゆだくで乗っけてかきこむ。美味であった。お茶が美味い。