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映画 『 The Lord of the Rings ~ Return of The King ~ 』
( 『 ロード ・ オブ ・ ザ ・ リング ~ 王の帰還 ~ 』 )
↑ 上の画像は、この映画の SEE
( スペシャル ・ エクステンデッド ・ エディション = ノーカット版 )
の DVD のジャケットです
原作は、 J. R. R. トールキン の『 指輪物語 』です
『 指輪物語 』 の作者、 J. R. R. トールキン は、この物語について、
「 イギリスの神話を、作りたかった 」 と語っていたそうです。
確かに、ホビット村は、イギリスの田舎町の風景に、とても似ていますし、
ローハンは、北欧諸国にあたるのでしょうか、
ゴンドールは、ローマ帝国を思わせるところがあります。
「 小さき人が、中つ国を、救うのです 」 という、この映画のテーマは、
今の世界に、あてはめて、考えることができるように、私は思います。
巨大な権力を持った者が、世の中を変える、というのではなく、ごく普通に暮らしている
人々が、助け合い、支えあって、変えていく、ということが、いかに大事なことか…
と考える、今日この頃です
【※ ここから先は、原作や映画のネタばれ・
映画の場面の写真などが、含まれています ※】
? Soundtrack - Lord Rings - Arwen's Song
The Lord of the Rings: Symphony - The Return of the King
The Lord of the Rings: Symphony - The Grey Havens
Annie Lennox "Into The West"
The Lord of the Rings: Symphony - Credits
( 動画が、消えていましたら、ごめんなさい )
『 王の帰還 』 は、映画の場面が多いので、私の好きな場面を、選んで、載せてみました
かなり、偏っていて、すみません~
ゴラムの策にかかり、サムと別れてしまった、フロドは、シェロブの棲処で、ロスロリアンで、ガラドリエルから贈られた、エアレンディルの光を、手にかざしています。
途中で、力尽きてしまった、フロドに、ガラドリエルの恩恵の手が、差し伸べられます
「この使命は、フロド、そなたに託されたものです。そなたにできなければ、誰にも、できはしない」
フロドと別れたあとも、彼の姿を追い続けていたサム。エアレンディルの光を手に、果敢に、シェロブに立ち向かいます。
剣の名手であり、男達と同じように、戦うことを、強く望んでいた、エオウィンは、密かに、デルンヘルムという兵士になりすまし、同じように、戦うことを望んでいた、メリーを、馬の背に乗せて、ペレンノール野の合戦に、まぎれ込んで来ていました。エオウィンとメリーは、どちらも「人間の男」ではなかったため、ナズグルの首領と、黒の乗り手の王を、打ち倒すことができました。そして、二人とも、瀕死の重傷を負っていました。特に、エオウィンのほうが…
戦いに尽き果て、倒れているメリーを、抱きかかえるピピン。
戦いが終り、静かな光のさす、ミナス・ティリス。ぺレンノール野の合戦は、アラゴルン、今はゴンドールのエレスサール王となった彼が、レゴラスとギムリとともに、引き連れてきた、死者たちの軍団の活躍で、終焉をむかえました。もちろん、ローハンの騎士たちの勇敢な戦いが、あってこそでした。
「指輪の重さ」に、苦しめられ、力尽きたフロドを、担いで、滅びの山を、登っていくサム。「さあ、フロドさま!私は、あれを持って差しあげることは、できないですが、その代わりに、あなたさまを、背負って差しあげられます。あれも一緒にです」
フロド「ガンダルフの言葉を覚えているかい?『ゴラムにも、何かする役目があるかもしれん』と言っていたのを…。あれがいなければ、サム、私は、“一つの指輪”を滅ぼし得なかっただろう。」 「すべてが終わった今、お前がここに一緒にいてくれてうれしいよ、サム」
白のガンダルフの機転で、風早彦(グワイヒア)に乗って、滅びの山から、助け出された、フロドとサム。フロドが、回復して、目を覚ますと、そこには、懐かしい顔が、見られました
静かに、回復したフロドを、見守るサム。この目の表情が、すべてを物語っています…
デネソールが没した後に、ゴンドールの執政となったファラミア。オスギリアスを再び奪還しに出陣し、瀕死の重傷を負い、療病院に、運ばれてきたファラミアと、同じように、運ばれてきたエオウィンは、今では「王の癒しの手」を持つようになった、エレスサール王(アラゴルン)に、命を救われます。やがて、回復し始めた、エオウィンとファラミアは、療病院で、初めて出会いました
ミナス・ティリスで、王の戴冠式が行われ、ゴンドールに、再び、王が帰還し、長い間枯れていた、王の白い木が、新しく蘇り、満開に花咲き誇る中、エルロンドをはじめとする、エルフ族の一行が、お祝いの席に招かれ、その中に、アルウェンの姿がありました 二人は、仲睦まじく、手を取り、そこで、婚礼の式が挙げられました
おじぎをするホビットたちに、向かい、エレスサール王は「あなた方は、おじぎをすることはないのです。頭を下げるのは、私たちのほうです」と言うと、集まっていた多くの者たちが、いっせいに、ホビットの4人に向かって、頭を下げるのでした
ホビット村の、ロージーのいるお店で、再び集まり、無事に戻って来られた、祝杯を挙げる、ホビットの4人たち。しかし、みなの表情には、かつての無邪気な面影は、感じられませんでした…。それほど、この旅は、過酷な道程でした。
ロージー・コトンとサムワイズ・ギャムジーの結婚式が挙げられ、二人を祝福する、メリー、フロド、ピピン、とホビットの仲間たち
みなに祝福され、喜ぶロージーとサム。とってもお似合いで、可愛らしいカップル
灰色港に、エルフの船が、着いていました。そこには、エルロンド、ケレボルン、ガラドリエル、船大工のキアダンがいて、ビルボや、フロドたちとガンダルフを、出迎えていました。
ガンダルフが「そろそろ時間じゃ」と、フロドに向かって言うと、サム、メリー、ピピンは、驚きの表情を隠せず、それが意味することがわかり、突然の予期せぬ別れに、彼らの目からは、涙が溢れてきて、止まりませんでした…
みな何も言わずに、ただ泣いていました フロドは、みなを抱きしめて、頭にキスをしました
二度と癒えることのない傷を抱えている、フロドは、エルフたちの向かう、西方の海の彼方にある地で、その「痛み」から、開放されて、暮らすことができるのでしょう…
灰色港から、フロドたちを乗せた、エルフの船が、西方の海へと、旅立って行きました…
サムとメリーとピピンは、灰色の海に、目を凝らし、エルフの船が一点の影だけになり、消えて見えなくなるまで、立ちつくしていました
「さあ、戻ってきたよ」 娘のエラノールを抱き上げるサム
幼い息子のフロドを抱いて、サムの帰りを待っていた、ロージー
The End
この映画 『 ロード・オブ・ザ・リング 』 三部作を、すべて、見終えた感想は、
リアルタイムで、この映画を、映画館で見ることができた時代に、生まれて、良かったなあと、
思ったことでした
『 旅の仲間 』、『 二つの塔 』を見ても、泣きましたが、この『 王の帰還 』が、
いちばん涙して見ていました 3時間の間、ほとんど、ずっと涙が止まりませんでした…
ファラミアのことを想って… エオウィンの失恋に…
旅の途中でフロドとサムが別れる場面で… 滅びの山の場面で…
ミナス・ティリスに戻ったフロドとサムと、旅の仲間が再会した時に…
王の戴冠式の場面で、多くの中つ国の人々が、4人のホビットに頭を下げた時に…
あれから「傷」の癒えないフロドを見て… 灰色港の場面で…
ずっと涙していましたね…
2年前の10月6日に、フロドは、風見が丘の上で、黒の乗り手の首領に、闇の力を持った剣で、
瀕死の傷を負いました。ホビット村に戻っても、毎年10月6日になると、あの時の「痛み」が、
蘇ってきて、彼を襲っていました…
『 旅の仲間 』の始めの頃の、フロドの姿を思い出すと、よけいに涙が溢れてきて…
そんな彼に、私は、いつしか、自分の姿を重ねていました…。
私も、また、「二度と癒えることのない傷」を、抱えています…。
この映画から、それでも生きていく覚悟と、勇気をもらいました
長々と書いてしまい、ここまで、お付き合いくださって、
読んでくださり、ありがとうございました。
読んでくださり、ありがとうございます
それでは、また。。。
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