そもそも地域猫とは・・・
横浜市の職員である、黒沢泰さんが、1995年より磯子保健所(現・磯子福祉保健センター)にて、行政として全国で初めて「地域猫の考え方」を発案し、定義づけて実施したことから始まりました。
「地域猫の進め」
著者:黒沢泰
定価:1,260円 (本体 1,200円)
ペットブームといわれる一方で、ノラ猫のトラブルが増えている
現代。本著には、横浜保健所の職員である著者が、行政や住民を
巻き込んで、ノラ猫と住民が共存して暮らす「地域猫」を実現
するまでの道のりが書かれています。
これからの地域猫講座は、「磯子区猫の飼育ガイドライン」に添って
説明していきますね。
磯子区猫の飼育ガイドラインでの猫の定義
≪飼育猫≫
飼い主と居住場所が明確であり、主に特定の人からエサをもらい生活している猫
≪外猫≫
特定の飼い主がなく、地域に住みつき人からエサをもらい生活している猫
≪地域猫≫
ガイドラインに示されている「飼い主の遵守事項(外猫の場合)」に従って、地域で適切に飼育管理された猫
≪その他の猫≫
ノネコ:飼い主の元をはなれ野生化し、常時山野にて野生の鳥獣等を捕食して生息している猫
と、あります
ガイドラインの基本的な考え方
1 猫を排除するのではなく、命あるものとして取り組む。
2 飼い主のいない猫の数を減らしていくために取り組む。
3 猫の問題を地域の問題として、住民と行政が協働して取り組む。
4 猫が好きでない人や猫を飼っていない人の立場を尊重する。
*地域の住民の協力を得るには、ここが一番大切です
地域猫講座=その3=へ続く・・・
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