化石の日記Ver.2

ミーハーのたわごと。
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猫口密度世界一

2011-10-06 21:50:08 | モロッコばなし
トルコのイスタンブールに猫がたくさんいることは

日本でも知られるようになりました。

イスタンブールに限らず、
イスラム教信者の多い国や地域では、猫がたくさんいます。

人間を見ると逃げるどころか、猫の方から近づいてくる人なつっこさ。

よほど地元の人に可愛がられているに違いありません。

それはなぜかというと、
イスラム教の開祖、マホメットが猫好きだったことから
きているという説が一般的です。


いくつか、イスラム圏の街を訪れましたが、

世界一の猫町は、イスタンブールかなあ…、
チュニジアのシディブザイドも捨てがたい…

…なんて思っていましたが。


それを凌駕する猫生息地帯がモロッコにありました。

フェズの旧市街。

ここに、猫はいるかって?


ええ、いますとも。

「いる」という言葉では足りず

「うじゃうじゃいる」という表現がぴったりくるくらいに。

  

ブー・イアニア・マドラサの近くに、

食材店が並んでいるのですが、そこが一番の密集地帯で

巨大な生肉がぶらさがている店の前で

お肉のかけらが落っこってくるのを、

目をギラギラさせて待っている猫が7匹くらいだったか…いました。



そこ以外にも、あらゆるところにいて、

街を歩いて感じたのは、
家1件に最低でも1匹は常備しているかなという…

(人間が食べ切れなかったものを処理する役割が)

  

写真は早朝撮りました。

昼間でも猫は道端でまったりしているのですが、

人が多いので(あとロバが通ったりとか)
じっくりと撮影は、できません。

やはり朝がいちばんです。



モロッコ猫物語

2011-10-05 22:35:11 | モロッコばなし


フェズ旧市街の銀行の前に仔猫のきょうだいがいました。



次の日の朝。
猫たちはどうしているのかというと…




何と!銀行の中にいました!
しかも暖かい寝床になるごとく、新聞紙がしいてあります!

銀行の人がやったに違いありません。

こんなところにモロッコ人の優しさが垣間見えます。

モロッコとチュニジア 2

2011-10-05 00:33:41 | モロッコばなし
私が行ったとき(2010年9月)、チュニジアは独裁と言われてた前政権で

あちこちの壁面に、大統領のでっかい絵が描かれていました。



それで、モロッコなんですけど、王国(立憲君主制)なんですよ。

ホテルの受付など、あちこちに、

うやうやしく王様の写真が飾られています。

(チュジニアのように大きな絵というのは記憶にない…)

硬貨や紙幣も王様の肖像でした(チュジニアは忘れた…)

このへん、かなりタイっぽい。


滞在中、王様の国民からの愛され度は把握できなかったのですが、

すごく財力とか権力は持ってるんだな~ということは、わかります。


フェズ、メクネス、ラバトに行ったのですが、

この都市いずれにも「王宮」がありました。

(実際王様が住んでいるのはラバトの王宮)


…で、その王宮が巨大(@@)!!!!



車で脇を通ったのですが、延々と壁が続くのであります。

フェズやメクネスは、

外国人が泊まれそうなそこそこのホテルは新市街にあって、

ここから旧市街って、歩いていけるかななんて思ったのですが、

間の王宮がでかすぎて無理無理~


チュジニアは、バスターミナルや駅のそばに旧市街があったりして

街歩きしやすかったのですが、

モロッコは王宮が場所とりすぎで

歩きまわるのにはかなりの体力があ。。


今回は、モスクなど、タイルなどの装飾を楽しみにしていたのですが、

いろいろ見回っていて、素晴らしかったところをあげてみると


ラバト、ムハンマド5世の霊廟

フェズ、王宮

カサブランカ、ハッサン2世モスク


など、王室関連の建物ですね。


マドラサ(イスラム教の学校)も渋く素晴らしかったのですが、

王様系建物の、もうこれでもか、これでもかみたいな

物量作戦には圧倒されます。


では。写真で例を示してみましょう。




フェズ、王宮の入り口




ラバト、ムハンマド5世廟の天井



カサブランカ、ハッサン2世モスク外壁の一部


すごいですよね…

これでもごくごく一部分の画像なんですよ。。

モロッコとチュニジア 1

2011-10-03 23:34:26 | モロッコばなし


去年はチュニジアに行ったのですが、

チュニジアとモロッコ、近いだけあって、
街の感じとか服装とかおみやげとかが似てました。

なので、今回のモロッコ旅行。
着いたばっかりのときは、
チュニジアの続編みたいな感触がありました。

でも、日がたつにつれて、徐々に違いが見えてきました。

個人的に、何が最大の違いと感じたかというと、



モロッコでは、物乞いを頻繁に見かけたのですが、

チュニジアは…なにぶん1年前のことなので、

記憶正しくないかもなのですが、

物乞いって…いたっけ?という感じ。

(いきなりこんな話ですいません…)



ホームレスがいない国はごくごく少数だと思うけど、

どう思い起こしてもチュニジアの方がぐっと数少ないはず・・・


崩壊したチュニジアの前政権、独裁と言われつつも、

意外にも貧困層には手厚かったのかも。

そこそこ稼いでいる層に報われてない感が強くて、

革命につながったのかなあなんて妄想しました。



「旅の指差し会話帳 モロッコ」に

物乞いのこども達のことが書かれていますが、

私は子どもはほとんど見かけなくて、

出会った物乞いのほとんどは年配の女性でした。



おそらく、夫に先立たれて、子どももいなかったりとか、

何らかの形で身寄りがなくなってしまったのかも。。。




フェズの新市街を歩いていて、

ゴツそうなお兄さんがすごく自然な感じで、

物乞いのおばあさんにお金をあげているところを目撃したり、


運転手さん(今回はツアーだった)が

これも本当にさりげなく物乞いのおばあさんにあげてるのを見て



日本や欧米、もしかするとチュニジア前政権だと、

身寄りがなくなった人は、年金や福祉で支えるけど、

モロッコでは、有志の個人が支えている。


要するにお金の流れが違うのだなあということに気がつきました。


写真はフェズ新市街のモスク。
右端にいるのが物乞いの女性。

モロッコ

2011-10-01 21:37:17 | モロッコばなし
9/23からモロッコに行ってて、今日帰宅しました。

とても陽射しが強くて頭が痛くなるくらいでしたが、



絵になるところがたくさんありました!




猫もいました!





ていうか、たくさんいました!




曼荼羅?もありました!

写真や小話はポツポツUPしていこうと思います。