化石の日記Ver.2

ミーハーのたわごと。
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クリスマス(じゃないかも)の思い出

2010-12-24 23:15:46 | 気がついたこと
この写真を撮っていて、あることをふと思い出しました。



私が小学生くらいのころ。

近所の公民館みたいなところで、子どもたちが集められ

(今にして思えば)キリスト教のおはなしがありました。


ちいさな絵本を渡されました。

字は、何も書いていなくて、

めくると、ただ、ひとつの色がありました。


各ページにあるそれぞれの色について、おはなしがあったのですが、

なにぶん昔のことなので、内容はすっかり忘れてしまいました。


手のひらに入るような、とても小さな本だったのですが、

じっと見るだけで赤い色がふわ~と広がっていくような気持ちになりました。


赤のほかに何があったかな…と思いおこすのですが、

緑とか…いわゆるひとつのクリスマスカラーだった記憶があります。

表紙がたしか黒で


…でも黒もページにあって「死」を意味したりとか怖い話もあったような…

白ももしかするとあったかもしれない。


私はその本をすごく気にいってたはずなのですが。

月日がたつと同時にどこかへ行ってしまいました。



その色絵本、いまむしょうに欲しくて、色紙があれば簡単に作れるはずなので、

ページ構成(何色があってどういういわれだとか)を知りたくて、

いろいろ検索をかけたのですが、

それらしい記事が見つかりませんでした。



もし、手元にある、もしくは今でも作って子ども達に配っている

なんて方がいたら教えていただきたいです。


お話の中では、食事の前に、お祈りをしなさいと言われ、

お祈りの文句を教えてもらったのです。

帰宅して、夕食になり、お祈りをしようかなと思ったのですが、

恥ずかしくてできませんでした。

子ども心に、キリスト教徒にはなれないなと思った瞬間でした。



写真は友人からいただいた、ドイツのお菓子。

クリスマスイブが賞味期限で、

それまで、クリスマスを楽しみにしながらちょっとずついただくそうなのですが


えーと。あまりにも美味しすぎたので、2日で食べ尽くしました。。。。

ともだち

2010-12-20 00:24:07 | 気がついたこと
一緒にどこかに遊びに行ったり

お茶したりするだけが「友達」じゃない。


なかなか会えなくても、お互い、頑張っていたり

元気なことがわかって、ほっと安らかな気もちになる

そういう友達だっていいのだ…


…ということに気がつくには、

やはり、このトシになったからでしょうか。

衝撃の女子ボクシング

2010-12-17 00:48:34 | 写真の話
15日は、女子ボクシングを観に行きました。

感想をひとことで言うと、すごかった…
正直いって、ナメてました…
反省中です…

実は、女子ボクシング観戦は、初めてではありません。

JBC認可(2008年)して間もないときの興行と、認可前にも行ってます。

残念ながら引退してしまいましたが、菊地奈々子選手が好きでした。

そのころは、菊地選手など、メインクラスの人たちは見ごたえがあったものの
キャリアの浅い選手のほとんどが
ファイタータイプ(フットワークをあまりつかわないで至近距離で打ち合う)

…というか、興奮すると距離感とかどうでもよくなって
ひたすら手を出しまくるしかできなくて
グダグダな展開になりがち。

選手プロフィールも、1児の母(!)とか
普通の女性が、すごく頑張っている…という印象でした。




しかし、今回久々に行ってビックリ!
競技レベルがかなり上がっていました。


今日がデビュー戦、といった選手でも、
もう、フットワーク使えるの当たり前……

メインの藤岡奈穂子選手(写真左)は、ドスン!という重いパンチを
ホール中にひびかせてました。。

選手の体型も2年前とは違っていて

肩や腕がすごくがっしりとしていて、
体脂肪をギリギリまで落としていて
より、ボクサーらしくなってました。



同じ女子の格闘技でも、キックボクシングでは

入場するときのいでたちが
コスプレとか、ファッションモデル風、キティラーなど
かなり「女子らしさ」「可愛さ・美しさ」を意識しています。

実際、「現役女子高生グラドル」とか容姿で注目をあびがちなので、
そこらあたりも力をいれたいところなんですね。


しかし、女子ボクシングの選手は、ストイックなくらい、飾らない…

キックは団体がいっぱいあったりして、
ランキングなどのシステムがいまひとつしっかりしていないのですが、

ボクシングは、勝利を重ねれば
ランキングがあがり、
自動的に東洋や世界戦の話も出てくるので、
可愛いにこしたことはないけど、
よりストレートに「強さ」を追求できるのでは

…なんて思いました。


要するに、女子ボクシングの選手は
全体的に「男前」な感じ。

客席にカッコイイ男の子がいる!と思ったら
あとで、OPBFチャンピオンと紹介された四ヶ所麻美選手でした。
びっくり。

当たり本続く

2010-12-11 23:40:51 | 読んだ本とか
お久しぶりです。
生きてます。

相変わらずトルコ手芸に追われる日々(><)。。。



最近嬉しかったのは、読んだ本が、2冊続けて面白かったことです。

まずは

「箆棒な人々」
http://www.amazon.co.jp/%E7%AE%86%E6%A3%92%E3%81%AA%E4%BA%BA%E3%80%85%E2%80%95%E6%88%A6%E5%BE%8C%E3%82%B5%E3%83%96%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E5%81%89%E4%BA%BA%E4%BC%9D-QJ%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%AB%B9%E7%86%8A-%E5%81%A5%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4872334124

「サルでも描ける漫画教室」の竹熊健太郎が
著者なので思わず手にとってしまいました。

ちなみに、読んでいる本の9割方は、図書館で借りていて、
この本も例外でない…

4人の人物の評伝&インタビューですが、

詳しいことは「箆棒な人々」でググると
いっぱいブログ記事が出てくるので、
そちらを参考にしてください(←手抜き)


どの人も、体験したこと、やってきたことの
ヘンさ加減がなんかもうすごくて

(ていうか、戦争時~終戦直後の日本が、もうメチャクチャだった…)

海老蔵を面白がっている場合じゃないよなーなんてつい。



一番ツボだったのが、

挿絵画家の石原 豪人(絵を見ればすぐわかるはず)が

なぜ、ホモじゃないのにゲイ雑誌に男性ヌードの絵を発表していることについて、

自身の経験から、「女性はホモの美少年が大大大好き」ということを発見し、
女性のためにこれらの絵を描いているといったくだり。

気がついたのが、まだ戦前~戦中のあたりというのが凄いというか

わかる人には、わかるんだな~!というか(爆


今読んでいるのが

「レッスンする人」
http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=1150

これは演出家・竹内敏晴のことをまったく知らずに、
タイトルだけにひかれて手にとってしまいました。

まだ途中なのですが、ツボだったのが

竹内敏晴のおじいさんが柔道ができる前の柔術(文中では「やわら」)の先生で

当然のように柔術を習うわけですが…

今の柔道みたいな、素手どうしじゃなくて、

練習相手は木刀を持っている。。。


なんと、刀を持った相手を素手でどう鎮めるか

というのが目的なんだそうです!!!


それを嘉納治五郎が、大雑把に言うと「柔道」として競技化したので

おじいさんに言わせると、「ジュードー? あれは体操じゃ!」
なんだとか。


格オタ的に興味深いトコでありました。


昔の人の話って、面白いですね。。。。



ひとりで学ぶ。みんなで学ぶ。

2010-12-01 00:50:29 | ハンドメイドなはなし
しくだいがおわらにゃくて、

しかたなくそのままじゅぎょうにでるけど

またたいりょうのしくだいがでて

しくだいがしゃっきんのようにたまってゆく…





…皆さん。お元気ですか?

6/13日あたりに書いた↓、トルコ手芸の講座ですが、
http://blog.goo.ne.jp/anmonite_yipun/e/67f50b99bb725646755bb5a27201870f
じじ実は後期も受講してしまいました。

ちなみに初日は途中で抜けてフラメンコの撮影行ってました…


前期は

刺繍布を何にするかでひとコマ費やしてしまったりとか…

朝早く起きて延々電車に乗ってきたのに
この日教わったのは一つのステッチだけだったりとか…

時間が勿体無いと思ったことも多々。


私は何かを勉強するとき、
市販のテキスト独学とか通信教育とかが多かったので、

ちゃんとした本があればそれ買うのに~

なんて嘆いたりもしたのですが。


後期になって、様子が変わってきました。



生徒の方から、今の進み方はこんな感じだから、
次回はこれをやろうと先生に提案したり…とか。

生徒どうしでこんな布があるよ、とか道具があるよ…
などの情報交換をしたりとか、

生徒どうしで布をまとめ買いしたりとか…



受講生どうしでの「連携プレイ」が発生。

そのことで、かなり授業がスムーズに進むようになりました。




皆さんの熱意、すごい。

同じ志をもっている人間がすぐそばに集まっているということは。

なんと心強いことなのだろうか!

ひとりで学んでいると、絶対わからないことに気がつきました。




先生の私たちに対する親心も段々わかってきたし…


手芸の授業といのは、ほとんどが、皆黙々と手を動かしているのですが…


それが何か優しく、暖かな空間に思えます。

すごく楽しい。