化石の日記Ver.2

ミーハーのたわごと。
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http://anmonite.blog.shinobi.jp/

ジプシーの来た道

2011-06-30 00:01:28 | アジアンなはなし
ジプシーの来た道―原郷のインド・アルメニア

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%9D%A5%E3%81%9F%E9%81%93%E2%80%95%E5%8E%9F%E9%83%B7%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%82%A2-%E5%B8%82%E5%B7%9D-%E6%8D%B7%E8%AD%B7/dp/4560049637/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1309358458&sr=1-1

ですが、

後半はジプシーの発祥地と言われる

インド、ラジャスタン州 ジャイサルメールを訪れます。

そのときの様子はブログにはない

(2009年の再訪編↓がありますが)
http://gypsy-trails.com/BLOG-NAME/post-11.html

のですが、

取材過程で録音した演奏や歌がCDになっていて

しかも試聴があ!



「ジプシーのうたを求めて~沙漠に生きる漂泊の芸人たち(インド・ラージャスターン州) 」

http://www.amazon.co.jp/dp/B000063L5V/ref=cm_sw_r_mx_dp_KNjcob1CMCJW3?_

ビクターさん太っ腹!!!!


思わず本を片手に聴いてしまいました。

1曲目から4曲目がジョーギーと呼ばれる放浪芸人の女性4人の歌声。

すごく、歯切れがよくて小気味よい、

シンプルだけど力強いし、すごく歌が好きなんだろうな~というか楽しそう。

いいな~

7曲目と8曲目がこの本のハイライトともいえる、

蛇使い「カルベリア」の少女たちの踊り。


たしかに、インドといえばインドだけど、

もうちょっと土俗的というか…

かなりノリノリで、映像も見たいなあ。。。



著書によると、芸人たちを探すのも、

録音もかなりたいへんだったようで、

これらの音を聴けるのはすごくありがたいことだと思います。




それで、カルベリアダンスですが、

「kalbelya」、「kalberia」で検索するといっぱい出てきます。

一番上はコレ↓




danseuse kalbelya




たしかにジプシーぽい!!!

好きすぎるーーーー

2011-06-28 23:36:54 | 音楽の話
ので貼っておきます。

Jan Jan Inga Anush Armenia Eurovision 2009 music video



さっきの日記のInga Anush が

2009年のユーロビジョンにエントリーしたときのようです。

踊りがウズベクやタジクに通じるところがあるのが楽しい。



ユーロビジョンというと、

その昔ABBAやジンギスカンが発掘されたことで有名ですが。

今でも続いているんですね。。

不思議の国のアルメニア

2011-06-28 22:58:07 | 音楽の話
ジプシーの来た道―原郷のインド・アルメニア

という本を読みました。

ジプシーのレポートや、

そのルーツをたどる内容の本は結構あるのですが、

なぜこれを手にとったのかというと


アルメニア

がとりあげられたからです。

本は今でもアマゾンで買えますが、取材のダイジェストが
著者のブログにありました。

http://gypsy-trails.com/BLOG-NAME/post-14.html



>アルメニアの人の名前にはほとんど名前の最後が・・ヤンである

とあるのですが、書籍の方では民族学研究者の


“ペトロシヤン”


さんが登場。

>フランスの大歌手、シャルル・


>アズナブール


>の銅像。彼もアルメニア人。


などともあり、日本人におなじみのヨーロッパ人の苗字は


実はアルメニア系


なことがわかります。


日本でも、三代続いて江戸っ子などといいますが、


ヨーロッパでも、三代続いて欧州在住って

思った以上に少ない(それだけ移民が多い)

のかもしれません。



それで、なぜアルメニアにひかれたのかというと

音楽が面白いということがわかってきたから


「アルメニア ポップス」でYouTube検索をしたら
出てきた曲↓



Inga & Anush - Menq Enq Mer Sarere




たしかにジプシーぽいです。。。

インド大使館 ミティラー美術館所蔵作品展

2011-06-22 21:04:37 | 展示など見て想ったこと
が、開催中です。

日時: 6月22-26日10:00-18:30
場所:インド大使館内インディアカルチュアルセンター 
   B1F ICCギャラリー
102-0074 東京都千代田区九段南2-2-11
主催 : インド大使館、ミティラー美術館

チラシ↓
http://www.mithila-museum.com/news11/0622em.jpg

ミティラー美術というのは、

「わけいっても、わけいっても、インド」
http://www.ryokojin.co.jp/books/65wakeindia/wakeindia.html

という本を読んで知ったのですが

インド、マドゥバニ(かなり田舎)近辺の女性たちが、

主に家の壁などに、

家族の健康や幸せなどを願って描かれた絵で

何世紀のあいだ、かなり内輪というか、

要するに家の中だけのもので、

人目にふれることはほとんどなかったのですが、



あるとき、外国人に偶然発見され、世界中の注目を集め、

ついに日本にも専用の美術館↓ができるに至りました。

http://www.mithila-museum.com/


画像を見ると、なんか、インドぽくないな…と感じられますが


(なんか原始的なようで洗練されているというか…形容しがたい感じ。

 さくらももこが描きそうな気がしないでもない)



これらの絵を描く習慣は、なんと、



ヒンドゥー教が入ってくる以前



から始まったそうで。


それって、いったいいつのこと(@@)。。。


まさに、「原インド」

といっていいものだとか。。


なんかすごい。


私もアジアマニア歴が長いのですが、

ミティラー画の原画は、見たことがありません。


かなり貴重な展覧会ではないかと思います。