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スピリチュアル~☆~確実に幸せに成る為の学び・物欲・金銭欲・その空しさの・・例5

2012-06-27 19:36:17 | 確実に幸せに成る為の学び舎

 スピリチュアル・確実に幸せに成る為の学び~☆~物欲・金銭欲の・・その空しさ・・例5

◎ 90歳を過ぎて失意の揚句に、自殺をし亡くなってしまったお婆さん・・・の連れ合い・・・お爺さんは、その後どう成ったのだろうか?・・娘(長女)との関係は・・・・?

■輪廻・・・

90歳を過ぎ自殺をし亡くなってしまったお婆さんの連れ合い・・お爺さんは、半年を過ぎた頃には、老人向け病院の天国に一番近い最上階の個室に入院をしていた。確か、年齢は95歳を越えていたが、頭はしっかりとしていた。そこは、病院で一番、料金の高い広い個室部屋である。それでも充分に、お爺さんの年金で間に合う金額だった。

入院をするほんのちょっと前まで、お爺さんは呼び名は分らないが、三輪バイク・・と言うのだろうか、老人用バイクとでも言うのだろうか?そんな物に乗り出かける事も有ったらしい。粗相は良くしたもののトイレにも自分で行けたらしい。

お婆さんが無くなってからも、お爺さんが家事をする事は一切無く、毎日、お通いで長女がお爺さんの身の回りの世話をしていた。デイサービスも介護サービスも嫌いガンとして受け付けない為、長女は世話が大変だった様だ・・。あまりまめな方では無いから余計に負担を感じたのだろう。

少しは、お婆さんの苦労と心情を知る事と成ったのだろうか?

90才を過ぎても変わり無く家事とお爺さんの身の回りの世話をし、体力・心労の極限に至っていた事。自分の預金・株・土地など多くの資産を娘に託した意味を・・グループホームに入れられ自殺をした理由・・・を

娘に助けてほしかった・・・何とかして欲しかった・・・一緒に暮らしたかった・・・優しくして欲しかった・・。でも、空しく望みを絶たれてしまった・・。その為に預けた預金・資産だったのに・・グループホームに入れられてしっまた絶望と悲しみ・・空しさ・・。

全てをお爺さんの所為としていたが、娘には娘の役割が・・・自分にも責任が有った事に気が付いていただろうか?

おそらく・・それは無かっただろう。

お爺さんを病院へ入院させた後、彼女は、ほとんど毎日、お爺さんの所へ通っていた。頼まれた食べ物を買い届ける・・・それだけの事である。世話・・では無く見に行く・・と言ったところだろう。

その後、お爺さんの所有する預金・株・土地などの資産も彼女が預かる事と成ったらしい。

お爺さんの天国に一番近い病室は、とても見晴らしが良い。しかし、窓からは一番遠い場所にベットが置かれている為、窓の外の風景は歩かない限り、見えない。入院後、間も無くお爺さんは歩けなく成ってしまった。

病院は、患者が歩く事を好まなかった。頭がボケ・・歩かれると困るらしい。歩けるお年よりもその内、足が弱り歩けなくなる・・。歩いていると叱られる・・嫌われては困る・・・故に、歩かない・・・やがて歩けなく成る。

病院にとっては静かにベットで寝てもらい定期的にオムツの交換をする方が楽らしい・。汚れようがどうだろうが・・時間が来ないとオムツの交換はしてもらえない・・。

毎日、お通いでその病院へ行っていた彼女の話では、入院をしているお年寄りの見舞いに来る家族はほとんど無い・・あまり見かけない・・と言っていた。そこは爺婆捨て山・・である。そんな爺婆捨て山は、至る所に有る。

同様の病院の経営者を私は知っている・・。同様の病院で介護の仕事をしていた人も知っている・・。その2人から似たような話を聞いた事がある。

一度も見舞い来ない家族・・亡くなった事を知らせても来ない・・。仕方が無いので病院側が遺骨に成るまでの面倒を見る。葬儀らしいものが終り1週間以降から1ヶ月頃に家族がやってくる・・。

お世話に成ったお礼も底々に、預金通帳は如何なっているのか・・有るだろうか・・と聞かれるらしい。そんな話は珍しい事では無いらしい。入院患者(老人)の中には、そんな薄情な家族に失望し、残された預金を全額、寄付してしまう人も居るらしい。

自分は、そんな事には成らない・・・と思いたいだろうが、遅いか早いか・・・何れそうなる確立が高い・・。人生なんて・・あっと言う間に、幻の如く通り過ぎてしまう。

ほとんど毎日、お爺さんの病院へお通いの彼女・・1年も過ぎた頃の彼女の口癖は・・・・「何時に成ったら死ぬんやろう・・。」お爺さんの死を心待ちにしていた。私は、そんな彼女の言葉を嫌・・と言うほど聴かされた。

これでは、亡くなったお婆さんの心情も自殺の理由も理解は出来ないだろう。

輪廻・・、同じ事が何れ自分の身に降り掛かってくる・・。彼女も又、子がおり孫もいる立場で有る。

お婆さんから預かった資産の一部は、息子の立派な家となり豪華な新車へと姿を変えた。その家の一室は、自分達夫婦の部屋とされているらしいが、未だ一度も泊まった事が無く、この先もそれは変わらないだろう。

母子家庭の娘には、孫達の教育費を援助してやっているらしい。

そして、彼女の念願だった事は現実と成り・・数年後にお爺さんは、亡くなった。

そして、その後、彼女は病気に成り自宅で養生をしているらしいが状態は芳しく無いらしい。

その後の彼女は、知り得ない・・・。

今の世は、子供にとって、親は渇愛(求めても求めても満足しない)の対象でしかない現状社会と成ってしまった。渇愛の対象で有る限り、どれほどに無理を重ねて答えても尽くしても親の苦労の真意は分ってもらえない・・。渇愛を求められそれに答えられる間は、こちらを向いてもらえる・・が出来なく成ってしまった・・負担に成る・・・そう成れば相手にはされなく成る。

渇愛で繋がる・・ものを、絆・・・と勘違いをしては成らない。絆とは、与え与えられる愛の繋がりで有る。渇愛・・・そこには、絆の糸は無い・・。故に、結ぶ事は出来ない・・。親に対し絆の糸を持たない者は、親と同じ立場に自分が置かれても尚、親の真意を理解する事は無い・・。

理解をしてもらう事も、報われる事も無い・・。

彼女が特別、薄情な訳では無い・・。これが今の現状で有り社会である。

 赤信号・・・皆で渡れば、怖くない・・悪い事とは知りながら、皆がそうだから・・やっているから・・・と世の中の流れについつい乗ってしまう・・。同じだから何処かで安心をしてしまう・・・そしてやがて、それが世の中の常識に成り正義・・だったり正しい事に変わってしまう。そうやって、人・世の中・社会は狂い幸せが失われて行ってまう。

どの立場に自分が置かれているか・・・果して、自分は・・・自分の周りの絆は・・・と、考えてみる事は、この先の自分の幸せを考える・・・本当の大切なものを見極めるヒントと成るだろう。

戦後、高度成長期を向えその後、衰退の一途を辿っている現在。今後、更に衰退を辿る事と成る。良き時代は事が足りるが、これからの時代は多くの絆が結ばれて行かなくては生きる事も厳しく成って行くだろう。絆の衰退は、渇欲に溢れ間違った価値観の辿ってきた結果である。

知り合いの霊能者の所に、90歳を越えるお爺さんがある日、相談にやってきた。70歳を過ぎる息子が・・・年金を当てにし、未だにお金を毟んに来ると・・・。  

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1 コメント

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新幹線男。 (電車男。)
2013-01-31 20:27:48
勿論スピリチュアルは物凄い素晴らしいですよ。
無論スピリチュアルはワクワクドキドキするよ。
当然スピリチュアルは斬新奇抜ですよ。
寧ろスピリチュアルは奇想天外ですよ。
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