No waiting
今日の川柳
あったこと無かったことにする手管
あったことなかったことにするてくだ
It's a trick that something changes to nothing.
認知症防止目標数値・長寿社会２０００万不足公表・香港「逃亡犯条例」・・・。
口をあんぐり、呆然とする観客。
蒟蒻が魔女の箒となる都会
こんにゃくがまじょのほうきとなるとかい
In the city, a kon-nyaku、man missed it the witch's broomstick.
びっくりしました。
待ちきれず漬けもの一かけグビと飲る
まちきれずつけものひとかけぐびとやる
No waiting, I drink beer eating with a pickles before main dish.
主菜が来るのを待ちきれず。
そういう季節になりました。
川柳しま専科 2019
今日の川柳
苺ジャム ショパンの国の産とあり
いちごじゃむしょぱんのくにのさんとあり
The strawberry jam,it's bornd Chopin's country.
ポーランド産のイチゴジャム。
もの珍しさから買ってみたが、しっかりした作り。
バターを塗った食パンにたっぷりのせて食す。
ショパンが食したか否かは不明。
望外の普く世界十七音
ぼうがいのあまねくせかいじゅうななおん
Only seventeen words express the Wole-worlds.
たった十七音ですが、その表現する世界は想像以上に広く、奥深い。
三叉路も四差路もあり人生路
さんさろもよんさろもあるじんせいろ
Human life has many crosses.
幼少年期からあまり周りのことを気にせずマイペースの生活をしてきた。
両親もそんな自分をおおらかに見ていてくれた。
ただ一度、父からは進学への注文（大学進学を渋られた）がついたが、強引に我が儘を通した。
高校は工業高校（工業化学科）だから三年次（S37/1962）で職場訪問を行う。
化学系の会社を中心に教師に引率されて十社ほど巡っただろうか。
そこでは自校の先輩が第一線で活躍しているのを目の当たりにした。
しかし、このまま社会へ出る覚悟はできていなかった。
というより、 まだこの先にまだなにかあるなと漠然と考えていた。
クラス仲間の進路希望も就職と進学、半々であったが進学を選んだ。
とはいえ工業高校だから進学の準備には無頓着、ゆくなら自分でするしかない。
爾来、生きる道は自己責任、自分で決める、うまくいくも失敗するも己の判断を優先してきた。
川柳しま専科 2019
今日の川柳
父親は悲しからずや子の不埒
てておやはかなしからずやこのふらち
最近、こういった手の事件が多い。
子育てはうまくいって当たり前、どこか間違えば親の責任が問われる時代。
老眼鏡これはどうだと尻浮かせ
ろうがんきょうこれはどうだとしりうかせ
ハズキルーペの怪、試してみる気はない。
日本にも氷河があると博士殿
にほんにもひょうがあるとはかせどの
鹿島槍ヶ岳南斜面にある「カクネ里氷河」
カクネ里雪渓（氷河）調査団
長野県大町市の鹿島槍ケ岳（2889m）の中腹にある
カクネ里（ざと）雪渓の氷は
厚さが30mを超え、一年で2m以上、動いているとのこと。
まあ、日本にもミニ氷河があるということか。
川柳しま専科 2019
今日の川柳
紅い雨黄色い傘が弾き出し
あかいあめきいろいかさがはじきだし
黒い雨ならぬ赤い雨だ。
大陸に呑み込まれてしまうか否か、瀬戸際。
初月給角瓶買うと思い詰め
はつげっきゅうかくびんかうとおもいつめ
初月給、28,900円、当時は現金支給であった。
赤から角へ昇格。角の美味かったこと。
四軒め勝手に孫の七人目
よんげんめかってにまごのしちにんめ
最近近所に越してきた小三の男児と仲良くなった。
きっかけは彼が花好きだったこと。
学校帰りに話し込むこともあり。
七人目の孫ができたよう。
川柳しま専科 2019
今日の川柳
大輪の花芽二代目のなでしこ
たいりんのはなめにだいめのなでしこ
二代目なでしこ、大いなる成長を遂げた。
スピード、力強さ、スタミナ 初代を大幅に上回る力をもっている。
二千万結局何処行くちゃらにされ
にせんまんけっきょくどこいくちゃらにされ
もともと二千万なんていう大金、無いんだからいいけど・・。
摩訶不思議の報告書。
梅雨最中なんだかナガアーイ日曜日
つゆさなかなんだかながあーいにちようび
毎日が日曜日のクセにちょっとオカシーと思われるかも知れないが・・。
実は定年になってからも週末は比較的用事が少ないんです。
川柳しま専科 2019
