川柳 ~日々新た~

「川柳で世の中小さく折りたたみ」
日々の喜怒哀楽を川柳に託して綴っています。

川柳しま専科 19/6/10(月)~クールだねセンパイ・コーハイMLB~

2019-06-10 | 川柳

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今日の川柳


クールだねセンパイ・コーハイMLB

クールだねせんぱいこーはいえむえるびー

昨日のMLBエンジェルズ対マリナーズ戦で

大谷と菊池の一騎打ちが実現した。

花巻市民は大喜びに違いない。


エベレスト ボルダリングの聖地ぶり

えべれすとぼるだりんぐのせいちぶり

信じられない光景ですね。


矢車草みつばちマーヤが恋焦がれ

やぐるまそうみつばちまーやがこうこがれ

矢車草にも蜜があるんですね。


                                                                                                                  ゴヨウツツジ(那須Mt.ジーンズにて 2019/6/3)



川柳しま専科 2019



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川柳しま専科 19/6/9(日) ~二千万貯えよとの絵空事~

2019-06-09 | 川柳

今日の川柳

二千万貯えよとの絵空事

にせんまんたくわえよとのえそらごと


 長寿化に伴い、老後の生活資金不足に不安が募る。

えっ!2000万円必要だって? そりゃ何処の国の話だい?

その足りない分は不適切どころじゃない、「赤字」に決まってるじゃないか。

国と違って、赤字は切り詰めて帳尻を合わせるしかない。

財務相氏、コトバ遊びはいけないよ。


父の日はいつでも可なり日傘待つ

ちちのひはいつでもかなりひがさまつ

楽しみにしています。


ブレグジット命運尽きたかメイ首相

ぶれぐじっとめいうんつきたかめいしゅしょう

後半は軸足がぶれてしまった。



ブナの巨木(栃木県那須塩原町にて 2019/6/4)




川柳しま専科 2019

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川柳しま専科 19/6/8(土)~叩いたらいっそう籠るひきこもり~

2019-06-08 | 川柳

 

 

今日の川柳


叩いたらいっそう籠るひきこもり

たたいたらいっそうこもるひきこもり


引き籠っている方は相当なプレッシャーがかかっているのではないか。

よってたかって叩けば、いっそう深く潜ってしまうのでは。

細い糸でいい、

家族も含めてなんとか社会との関り(支援、励まし)を保つようにしたい。

行政のいっそうの努力を期待したい。

 

はせお待つ白河の関やっと越え

はせおまつしらかわのせきやっとこえ  

 

2019/6/4

白河の関。積年の願いが叶いました。

 

松尾芭蕉 「奥の細道」より

1689年新暦6月8日、白河の関を訪ねる。
 気持ちだけが先立って落ち着かない旅の日数を重ねているうちに『白河の関』に来て、

旅を続けようと言う気持ちも固まった。
何とかして、都の人々にこの素晴らしい景観を知らせたいと機会を探した昔の人々の話も当然である。

数ある関所の中でもこの白河の関所は、奥州3関の1つであり(歌枕としても有名なこの地を)風流人が訪れて、様々な感動を伝えている。

 能因法師が詠んだ『秋風』を耳にし、

源頼政が詠んだ『紅葉』の姿を面影に浮かべながら目の前の青葉の梢は、
やはりしみじみと感じられるものである。
 今は、卯の花(ウツギ)が真っ白に咲き、そこに野バラが加わってまるで雪の中にいるようだ。
古人、竹田大夫国行がこの関所を越えるとき冠を被り直し衣装を改めたなど、

藤原清輔の筆でも書き置かれたと言うことだ。

 卯の花をかざしに関の晴着かな  …曾良
(旅のこととて晴れ着は無いが、せめてこのあたり一面に咲く卯の花を晴れ着の代わりに飾りとしてこの関を越えることとしよう)


隠家でひっそりパン焼くご用達

かくれやでひっそりぱんやくごようたつ

那須のうっそうとした森の中で

ひっそりパンを焼いているように見える人気店

工夫を重ねた各種のパンが店内に溢れんばかりに。

おいしいものは美しい場所で作られる。

御用邸からも注文がくるらしい。


                                                                                                                          栃木県那須町 沼ッ原湿原(2019/6/3)



 

川柳しま専科 2019

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川柳しま専科 2019年5月投稿句

2019-06-07 | 川柳

川柳しま専科 令和元年(2019) 五月投稿句

 

5/1

昭和発平成経由令和行き

立ち葵洗濯物を突き抜ける

V(ヴィー)B(ビー)日本英語の優れもの

5/2

二億年後の地球の恨めしさ

醜さが身に沁むみどり皐月入り

呆け防止無料の塾の無頼漢

5/3

寄り添うもこの方ならばと目を細め

保線夫のチームプレイが脳を撃ち

父の背を彼も人の子しかと見た

5/4

電車内日中韓は先を行く

孵らぬを知るか一匹金魚産み

身の程を知らぬ芍薬花の量

5/5

何処でだか赤子泣いてる子どもの日

今日如何雷三日真なる

ホリエモンキムも背後でほくそ笑む

5/6

十連休寄港地持たぬ漂流船

東風吹いてゆらりゆらりの矢車草

居心地を優先席に尋ねられ

5/7

誉められて誉めて世の中よく廻り

視聴率股間すり抜け実と成らず

ガンダムと百年時代生きてみる

5/8

初商い冷水浴びて気もそぞろ

訳あって秋刀魚が春の季語となり

曼荼羅に蠢く衆人迷い人

5/9

半蔵門くぐって国璽初仕事

究極のジグゾーパズル世界地図

スパイスはあれだこれだと現世の味

5/10

飛翔体渡りの蝶じゃあるまいし

運転中前を見ずして何処を視る

遠足にティラノサウルス馳せ参じ

5/11

貧乏をしても学士は門を開け

予備軍はウインクせずに角曲がり

この季節青葉若葉に葉音まで

5/12

十戒を八戒にする新宗主

視聴率壁の穴から漏れている

平伏してまるくシャクヤク皐月中

5/13

判官も時の流れに棹を差し

酢豚まで男の料理手が届き

スズランや元カニ族は徘徊中

5/14

ソラマメも一度食べれば旬は済み

友来るこごみの土産里談議

尖がってグラジオラスは世を渡る

5/15

名捕手を手玉に取った乱れ球

焼け跡派ギブミーチョコとケセラセラ

エベレスト珊瑚の宴夢を見る

5/16

関税の冷や水かけ合う水掛け論

戦争を知らぬとはいえ許せません

この季節隣のバラは赤く見え

5/17

プーチンも耳を疑う戦好き

他愛ない最古の石のお呪い

くさや食み周りの者に噛みつかれ

5/18

スルガ殿駿河の国の名を汚し

世の常は子の不始末は親が受け

朝ドラよ紙芝居たれ飴寄越せ

5/19

一夜城さもありなんと風祭

次郎長もスルガの不始末手に負えず

あるあるは海の向こうの埼玉県

5/20

脳のシワ一筋増やし三千円

靴脱げば靴下の穴他人に見え

大輪のバラ衰えも呆気なく

5/21

椎の木が香りばら撒く山の端

A Iに駆逐されそうヘボ川柳

世渡りはへっぴり腰で竹刀差し

5/22

お喋りはメニューにないがフィットネス

箱根路を知恵と温泉酒で越え

しまったと思うが晩もまたカレー

5/23

桜田門変に惑わぬ水準点

顔認証代返頼めぬヘボ講義

イクメンに無理はするなと助言する

5/24

わたしでも壱千円ならばできるかも

深川やあっさり作るアサリ飯

空が増え人もおおらか米どころ

5/25

ファーウエイ世界制覇の道遠く

アンデスに地質学者のシャングリラ

ナンセンス元総務相吐くポスト

5/26

真夏日も中国生まれの皐月かな

歌舞伎町後ろめたさの今昔

ポロ一枚洒落てはみたが頼りなく

5/27

商談もスコア次第のトランプ流

トランプを高安関は睨んだか

いつの間に食べながら行く食べ歩き

5/28

接待も世界のトップに通じぬ世

夏早ければものの道理よ秋早し

ハズキ見て老眼鏡が壊れだし

5/29

目の前に孤老装う木偶坊

ジジババと呼んで呼ばれて華が咲く

カタカナで不正の始末するつもり

5/30

怖い人オレのキックを受けてみよ

プラゴミや海溝の底業火なり

花咲かせ虫ども人も誘き寄せ

5/31

北方で暴れて書かせる診断書

クラス会年々縮まるその間合い

この歳で賞味期限を持て余し

 

 

川柳しま専科 2019

 

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川柳しま専科 19/6/7(金)~今朝もまた活字が躍る八十歳~

2019-06-07 | 川柳

今日の川柳


今朝もまた活字が躍る八十歳

けさもまたかつじがおどるハチじゅっさい


もううんざりだが・・・。


ポンポンと打ち上げ花火タチアオイ

ぽんぽんとうちあげはなびたちあおい

まるで打ち上げ花火を見ているよう。


蕎麦打ちや東北訛りも味のうち

そばうちやとうほくのなまりもあじのうち

先日の東北(那須・白河)旅行。

道中途中で立ち寄った手打ちそば屋(道の駅東山道伊王野)で昼食を摂った。

大きな水車で挽いたそば粉をすぐ隣の棟で打つ。

打ちたてでコシのある蕎麦、しかもボリュームもある、値段もリーズナブル。

全てに満足、実に美味かった。

(食べログに投票するとしたら満点を差し上げたい)




川柳しま専科 2019

 

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