ネック折れギター(黒レスポール)のネック修理が終わったところで弦を張り、
さて音を出してみようとアンプにつなぎますと、あれあれ?なんか変です。
まず、ピックアップ切り替えセレクターの動きがヘンです。ガチャガチャとスムーズには切り替わりません。
これは壊れてるなということで、手持ちのセレクタースイッチと交換しました。(写真1-2)
交換してみると、ありゃりゃ、こりゃダメだ(写真1)
(写真1)壊れてたピックアップセレクターを取り外しました
(写真2)新しく取り換えたピックアップセレクター
では、再び音のチェックを・・・ とアンプにつなぐと、セレクタースイッチはスムーズに切り替えられるようになったのですが、また不具合が見つかりました。
リアピックアップは正常に音が出ますが、フロントピックアップの音が異常に小さい。一応音は出ているのですが、音量がありません。ということで、ボリューム用の可変抵抗が壊れてると睨んで、交換することにしました(写真3-4)
(写真3)左上が壊れたボリューム
(写真4)壊れたボリュームを取り外したところ。これから結線をすべて外します。
これも手持ちの部品(可変抵抗500K/Bカーブ)を持ってましたので、交換。
これはMade in Japanの部品です(^_^) (写真5)
(写真5)
ボリュームコントロールを交換して再度アンプにつないで音を出してみると、「おーーー!! ナイス!!」。
リアピックアップに負けないくらいの音量でフロントピックアップも鳴るじゃないですか!
リアもフロントもボリューム10のあたりで、ドライブエフェクトかけてなくてもドライブ音になります。
かなりの出力です。
こりゃーースタジオで鳴らしてみたい音!
ネック折れ修理~電装系の修理も終えて、この黒いレスポール君は蘇りました。(写真6)
今思えば、藤沢のHard OFFでひっそりとたたずみながら、なんだか「私をもう一度蘇らせて」、って僕に訴えかけていたような・・・
(写真6)蘇った黒いレスポール
早速スタジオで使ってみようと思います。
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