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日本歴史紀行

墓前紀行 7 - 2 久能山東照宮 2


久能山東照宮 楼門


国宝 久能山東照宮  2
静岡市 駿河区 根古屋







久能山東照宮 楼門






二階建ての楼門で、後水尾天皇(第108代天皇)の宸筆(しんひつ)による東照大権現の扁額が掲げられていることから、勅額御門とも呼ばれてます。






徳川家康公 実物手形





鼓楼
もとは鐘楼として梵鐘が備えられていましたが、明治になり鐘は撤去されてしまったため、旧幕臣の小島勝直が江戸城にあった太鼓を奉納しました。





神厩
徳川家康公の愛馬を飼育していましたが、愛馬の死後、左甚五郎による木製の神馬が製作され、奉納されました。





神馬
家康公の愛馬は、逝去後は厩舎にて飼育されてました。家康公の遺骸が神廟に納められると、毎晩 神廟側で休み、朝になると厩舎に戻りました。

ある日 朝に馬が戻らないので見に行くと、眠るように死んでいました。

この話を聞いた 左甚五郎が馬の人形を製作し、奉納しました。馬の眼球には、当時 貴重だったギアマン(ガラス)が使われました。



なお、神廟の側で死んでいた馬は、神廟の脇に埋められました。






五重塔跡
五重塔は、祖父 徳川家康を深く崇敬していた三代将軍 徳川家光の命により高さ30メートルの搭が創建され、明治維新後に解体されました。

3に続きます。




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