〜珍物を好むは、害ばかりで益はない〜あるとき、織田信長から季節外れの桃が贈られてきた逸話。家臣たちは珍しいと喜ぶ者も居たが、家康はろくに見向きもしないで桃を家臣たちに与えてしまう。家臣が訳を聞くと、〜信長様と自分とでは、持つ所領の大きさがまったく違う、自分程度の身が珍物を好んで金銀を浪費すれば、いざ という時の軍備に障りがあるというものだ。〜言い聞かせ、皆、納得したとか…。