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日本歴史紀行

歴史めぐり 街物語 1 ‐ 5 静岡市 葵区 5


静岡おでん

青葉おでん街
静岡市葵区常盤町2丁目






静岡おでん
比較的安価で、庶民の味方といえる【おでん】魅力は、具材の豊富さが一番かと思います。

静岡おでん の歴史は、大正時代には既に広がりを見せ、漁場が各地に点在している地域特性から、駄菓子屋といった店舗でも扱われ、小腹をすかせた子供のオヤツとしても知られています。 
水産物の練り物加工の店や業者も多く、具材として入れられる【黒はんぺん】が最大の特徴といえます。




下茹でした牛筋や豚筋、やはり この地方でよく扱われる削り節などで出汁をとり、大鍋におでんの具材や砂糖、みりん、濃口しょうゆ、酒などを加えて、弱火で2〜3時間ほど煮込みます。

牛筋は2〜3回ほど下茹でして使うなど、丁寧な下処理をしています。

他の具材は、黒はんぺんや角揚げ、小ごぼう、ちくわ など.やはり練り製品が多く、こんにゃくや大根、昆布、卵など、その種類は多岐にわたります。

豚モツや厚揚げ、なると、宝袋、ジャガイモなどを入っている店舗もあります。

付け合わせの(たれ)は、からし や味噌が全国では定番ですが、静岡おでんは出汁粉と呼ばれるイワシの削り粉とアオサ海苔をブレンドした物をふりかけて いただきます。


青葉おでん街

青葉横丁

青葉おでん街
葵区役所前から広がる青葉シンボルロード。
戦後から おでん屋台が軒を連ねたことが きっかけとなり、最盛期には数百店舗を誇り、高度経済成長期を迎えると徐々に数を減らし、やがて現在の十数店舗に落ち着きました。

小居酒屋を中心とした青葉横丁と共に、気軽に立ち寄ることのできる庶民的な店舗が独特の空間を醸し出ています。




しずおか弁当 両替町店
静岡市葵区両替町

あみやき弁当



静岡のソウルフード
昨今では、度々テレビで取り上げられる炭焼きレストラン【さわやか】のげんこつハンバーグが大人気ですが、創業から半世紀を迎えた しずおか弁当 のあみやき弁当も歴史ある人気フードです。

しずおか弁当の あみやき弁当は、創業以来、一部の職人にしか伝わらない秘伝のレシピにより調合されたタレに厚みもミリ単位にカットされた厳選されさ肉を漬け込み、職人が一枚一枚じっくり網で焼き上げ、肉本来の風味、旨味を存分に味わうことができます。

ぼくも静岡市のイベントに足を運ぶ際のお昼には、この あみやき弁当は欠かせない逸品です。




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