見出し画像

日本歴史紀行

歴史紀行 30 - 14 高野山 壇上伽藍 准胝堂(じゅんていどう)



高野山 壇上伽藍 准胝堂


和歌山県伊都郡高野町 高野山


准胝堂の本尊の准胝観音は、弘法大師 空海が得度の儀式を行う際の本尊として自ら造ったと伝えられ、額に3つ目、18本の腕には、剣や錫杖を持つ姿が千手観音と酷似しています。
像の建立当初は食堂(じきどう)に安置されていました。

名称の由来となる准胝観音の准胝(じゅんてい)とは、サンスクリット語(梵語)では、【清浄】という意味を表している【チュンディー】という言葉で、サンスクリット語を理解出来た弘法大師が得度の儀式を清浄という言葉に充てた名称でしょう。


887年(仁和3年)、第58代 光孝天皇の勅願により、最初の堂宇が造営されたとされ、真然僧正が准胝観音を本尊として堂宇を建立し、准胝堂となりました。


火災、落雷と、数多くの被災を繰り返し、現在の堂宇は、1883年(明治16年)に再建されたものです。





ランキング参加しています。応援お願い致します!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「歴史紀行 平安時代」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事