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日本歴史紀行

歴史紀行 22 ‐ 4 東寺(教王護国寺) 食堂



東寺【教王護国寺】食堂(じきどう)


京都市南区九条町



東寺は、南大門から入ると、金堂、講堂、食堂(じきどう)と真っ直ぐに大伽藍が並んでいて、境内のこの配置は、仏法僧(ぶっぽうそう)を表しています。

金堂には本尊の【仏】。
講堂は真言密教の教えの【法】。
そして、食堂が【僧】。
東寺の僧が修行を見いだす所です。

食堂の建立は825年 天長2年、空海が東寺を賜り、講堂や五重塔の造営を指揮し始めた頃で、本尊は約6メートルの千手観音菩薩で、現在は宝物館に安置されています。

食堂は南北朝時代の1336年 建武3年、足利尊氏が東寺を本陣に置き、宿営した記録もあります。


食堂~現在~

千手観音菩薩を安置していたことから観音堂とも呼ばれ、現在の本尊は十一面観音菩薩で、2023年に迎える真言宗立教1200周年に向けての写経場、納経所として、利用されています。




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