奥の院 御廟橋和歌山県伊都郡 高野町大師廟の霊域へと入る御廟橋は、罪や煩悩を消し去る無明の橋とも言われ、敷き詰められた板石は36枚で、橋全体を一尊とと考え、金剛界37尊を表しています。板石の裏には、それぞれ梵字の種字(シンボル)が刻まれ、橋を渡ると仏の浄土へ行くと信じられています。御廟橋を越えた先は、弘法大師 空海が今なお瞑想の境地にいるとされた大師廟があるため、高野山でもっとも神聖視され、渡る際には服装を正し、礼拝して御廟を目指します。