薬師寺 東塔
奈良県奈良市西ノ京町
薬師寺は、680年 天武9年 、飛鳥時代末期の天武天皇が病に苦しむ皇后 (後の持統天皇)の病気平癒を発願して創建を決意しました。
最初の薬師寺は天武朝の都があった飛鳥に創建され、藤原京に都が移ると移転し、さらに平城京に遷都がなると平城京へと移りました。
薬師寺唯一の天平時代からの伽藍、東塔は度々戦災、天災による被災を免れてきた塔で、2009年から10年以上の歳月をかけて全面解体再建工事を終えて令和の世に天平時代からの優美な姿を再び世に見せてくれました。
解体工事中の東塔(2016年)
落慶法要直前の東塔(2020年)