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日本歴史紀行

歴史紀行 特別編 25  天皇陛下  令和5年 年頭の御感想を公表 お言葉全文


天皇皇后両陛下、敬宮愛子内親王
12月23日撮影


天皇陛下は年が明けた1日付で、宮内庁を通じて年頭に当たっての感想を公表されました。

昨年、沖縄を訪問して「平和の大切さを改めて心に刻みました」とご述懐なさいました。


なお、日本が「国際社会において、それぞれの立場の違いを乗り越えるべく対話を重ね、協力し合うことの大切さを強く感じます」との思いを明かされました。

災害やコロナ禍、物価高騰にも言及した上で、「新しい年が、我が国と世界の人々にとって、希望を持って歩むことのできる年となることを祈ります」と結ばれました。


なお、明日はコロナウイルスの影響により中止されていた新年一般参賀が陛下の即位後、初めて行われる予定です。  

一般参賀参加希望者は抽選による事前登録で、申し込みはすでに終了しています。




天皇陛下の公表された お言葉全文


昨年も、地震や台風、大雪などの自然災害が各地で発生したほか、新型コロナウイルス感染症が引き続き社会に大きな影響を与えた年になりました。

また、物価の高騰なども加わり、皆さんには、御苦労も多かったことと思います。
昨年は、沖縄の本土復帰から50年という年でした。

皇后と共に沖縄県を訪れ、沖縄戦で亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、平和の大切さを改めて心に刻みました。

現在も世界各地で戦争や紛争が頻繁に起こり、多くの人々の命が失われていることに深い悲しみを覚えます。

国際社会において、それぞれの立場の違いを乗り越えるべく対話を重ね、協力し合うことの大切さを強く感じます。

昨秋、ほぼ3年ぶりに地方を訪問することができました。行く先々で多くの方に温かく迎えていただいたことを、うれしく、また有り難く思っています。

大変なことも多いと思いますが、人々が、これからもお互いを思いやりながら支え合い、困難な状況を乗り越えていくことができるよう願っています。

新しい年が、我が国と世界の人々にとって、希望を持って歩むことのできる年となることを祈ります。




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