太平洋戦争の終結の6日前、連合国側の降伏通告~ポツダム宣言を日本が黙殺する中、
昭和20年 8月9日 午前11時2分 広島に続く原子爆弾が長崎市に投下されました。
爆心地に近いカトリック浦上天主堂は熱線と爆風により破壊されました。
様々な思惑が絡み、被曝の悲惨さを後世に残すべき遺産を長崎市は撤去、平和公園には芸術家がデザインした平和の像が替わりに建立されました。
なお、長崎市のキリシタン関連施設が世界遺産に認定されましたが、浦上天主堂は選考から外れました。
写真のカトリック清水教会は、静岡空襲を奇跡的に免れたものの、現在の耐震基準を満たしていないことから撤去されています。
ただ、この美しかった教会の再建への動きが広がりを見せています。