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三船遭難慰霊之碑
北海道 留萌(るもい)郡 小平(おびら)町字鬼鹿(おにしか)広富
今から5年前の8月、北海道命名の父、松浦武四郎の像を撮影する目的で、留萌市からさらに北の小平町へ足を運びました。
ここのメイン道路は、西に日本海に面した国道232号で、通称〜にしん街道や、オロロンラインとも呼ばれます。
〜オロロン〜
北海道に稀に飛来する頭から背中、尾にかけて黒い羽毛。胸から腹部、太腿にかけて白い羽毛が特徴のウミガラスのことで、鳴き声からオロロン鳥と呼ばれています。
留萌市のさらに北の天売島に僅かに繁殖する絶滅危惧種です。
北上するバスの車窓からは、荒々しく強い波が目に入って来ていました。
近年、過疎に悩む市町村にとって、人を呼び込むツールとなりつつある道の駅が小平町にもあります。
海岸沿いの道の駅は、〜おびら鰊(にしん)番屋〜といいました。
休憩、食事、地域の名産品の買い物と、一度に済ませることが出来ることから、多くの人で賑わいました。
ぼくの主な旅目的は歴史史跡探索なので、食事も名産品買い付けも二の次です。
さて、小平町の道の駅、おびら鰊番屋と国道232号を挟んだ向かい側に松浦武四郎像とともに、掲載した慰霊之碑があります。
2に続きます。