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日本歴史紀行

偉人の言葉 8 中條金之助景昭 ~ 茶畑の肥やしになる





中條金之助景昭

~茶畑の肥やしになる

旧幕臣の金之助景昭は、徳川慶喜の護衛係を務め、慶喜を謹慎の地 水戸へと送り届けた後、他の幕臣らと静岡、牧之原台地で茶畑の開墾に取り組み、苦難の末に不毛の台地とされていた台地を一面の茶畑へと実らせた。

牧之原台地の茶栽培がようやく軌道に乗り出したところで、金之助景昭の行動力と統率力が買われ、明治7年 神奈川県令(現在の県知事職)にと勧められたが、金之助景昭は、俺の身は~茶畑の肥やしになる~と言って固辞しました。

金之助景昭が先頭に立って育て上げた牧之原台地の茶畑は、日本一の5000ヘクタールもの面積を誇る茶畑へと成長しました。

大井川に近い台地の一角に金之助像が見守るように立っています。






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