蒼い碧なユニコーン

ミュージシャン、ヴァレンシア(VALENSIA)のことを綴る、蒼碧(Aomidori)のブログです。

Liar

2008年03月30日 | カバー曲


先頃発売された「ロック・ジェット Vol.31」 は、クイーンの1st アルバム 「戦慄の王女」 特集でした。「戦慄の王女」といえば、Valensiaの「 Queen Tribute」には Liar と My Fairly King の2曲がピックアップされています。 幾つかの記事の中の一つ(P.60)に、Valensia の Liar の事が少しですが触れられていました。

ヴァレンシアはライアーにボヘミアン・ラプソディ風のアレンジを施しているが、ライアーは展開の複雑さや詞のテーマ的にもボヘラの原点だと思われるので、彼のアレンジには妥当性がある、 というような御意見でした。
なるほどと思いました。Valensiaもきっとそう感じていたのでしょうね。単なる思い付きではない、深い造詣あってのアレンジと言えそうです。

たぶん他の人がカバーしたら、どうやって削ってシンプルにアレンジし直すか…という方向に行くのじゃないでしょうか。 あれを更に複雑にしようなんて考えるのはヴァレンシアぐらいでは?(笑)
そういえば Liar のカバーって他にあるのかな?




My Fairy King ( QUEEN )

2006年10月05日 | カバー曲


Queen Tribute』アルバムの中でも私が特にすごいと思うのはこの My Fairy King 。(いやあ、ほんとは全曲すごいと思うんですけど… ^^; )

QUEENの1st アルバムに収録の My Fairy King 。あのアルバムの中で私が一番好きな曲でした。だから「Queen Tribute」のトラックリストにあるのを知った時はとても嬉しかった。そしてその出来は… 期待以上!!

ヴァレンシアはインタビューで、「この曲(元曲の事)は完成形じゃないと思ってる。」と言っていましたが、それは初期からの QUEEN ファンの間でずっと言われていたことです。 当時の QUEEN はまだ無名で、レコーディングにお金をかけてはいられなかった。だから1st アルバムは、2nd 以降と比べると随分荒削りな印象を受けます。そういうところがイイ!という人もいますが、多くのファンが、2nd 以降のような緻密なプロダクションを施したこの曲を聴いてみたい!と思い続けていたのも事実でしょう。
Valensia は自身の夢でもあったそれをやったのです。
おこがましいと思う人もいるかも知れませんが、よくやった!と言ってくれるQUEENファンも、嬉しい事に沢山いらっしゃいます!(^^) できれば Great King Rat もゼヒ!と思うのは私だけではないはず。(笑)




Hijo De La Luna (イホ・デ・ラ・ルナ)

2006年09月23日 | カバー曲


カバー・ソングの中でも、今の季節に聴きたくなるのは…
そう、「Hijo De La Luna 」 ですよね。(^^)

ミニアルバム LUNA LUNA 収録のこの曲は、スペインのメカーノ(Mecano)というバンドの曲で、月の伝説を歌ったものです。元曲がまた素晴らしいのですが、ヴァレンシアのバージョンも、ハーモニー・コーラスを加えドラマチックにアレンジされて、甲乙つけ難い出来となっています。
リリース前には、メカーノのヴォーカル、Ana のようなカワイイ系の声で歌うのか?と期待(笑)したのですが、ヴァレンシアはもっと難しいと思われる、"女声キーのメロディを全て地声で歌う" というチャレンジに出たのでありました。 (@_@) そう、今回はファルセットは殆ど使われていません。 やっぱり Special!な Vocalist だわ…。

ヴァレンシアのマスターピースである「ガイア」は、この曲にインスパイアされて出来たものだという事は、随分前から彼自身が明らかにしていましたが、今回のカバーではエンディングにガイアのイントロであるクジラの鳴き声を配し、繋がっていくんだ…と実感できる計らいになっています。(^^)

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Cover Song

2006年09月20日 | カバー曲

Valensia が持つ実に多くの才能(作詞、作曲、編曲、演奏、デザイン etc..)の中でも、私が最も魅了されているもの… それは彼の声、そしてヴォーカリストとしての資質、です。

なので、Valensia 自身は「曲はいつだって自分で書きたい…」と言っていたけれど、その歌声に魅せられた者としては、カバー曲もまた興味深く、楽しみなモノなのであります。 (つづく)