蒼い碧なユニコーン

ミュージシャン、ヴァレンシア(VALENSIA)のことを綴る、蒼碧(Aomidori)のブログです。

このヴォーカルを聴け! ~ コーラス編 4 ・ イントロ

2009年04月10日 | ヴォーカル


Valensia の曲には、冒頭イントロにコーラス っていうのが結構たくさんあります。(アカペラなことが多い。)
これらを一通り巡れば、彼の一人多重録音コーラスの素晴らしさ&多彩さを端的に知る事が出来るんじゃないかナと思います。


Tere
デビューアルバム一曲目冒頭、いきなりグッと心を掴まれるハーモニーです。 全編通しても美しいコーラスがたっぷり。

Tango Tamara
しっとりしたナタリーの後で、明るい高音コーラスが鮮烈。
“タンゴ” 毎にコーラスの重なりが増えていくところがイイですね。

Megalomania
ビーチ・ボーイズ風アカペラハーモニーが素敵。思わず微笑んでしまいます。

Gantenbrink
インパクト~!

The Beating Of My Heart
シンプルなハーモニーの美しさ。男女のデュエットだと思った方も多いのでは?

Michelle Mambo
この曲のハーモニーも凄いです。どこかギリギリな感じ(?)がユニーク。

Electric Lady House
イントロの第一印象は、「あ、ケイト・ブッシュっぽいコーラス!」でした。(確かラジオで聴いたのが最初。)とても面白いですね。

Illsia
少しづつ声色を変えてのハーモニー・コーラス。
同じコーラスパートでも、巡ってくる毎に声の配分が微妙に違う?

Phantom Of The Opera
本当は “大作系” にも挙げるべき曲でしたが、オペラ・パートにゲストの声も入っているので控えてしまいました。。 でもイントロをはじめ、全編通して素晴らしいコーラスが堪能できます。

Hello Pianist
ぐ~~~っ ど ですね。

The Amateur
イントロはまだ大人しいユニゾン。曲が進むにつれて多彩な声色での多重録音コーラスに。特にエンディング!

Valensian Jazz
イントロ、“ アー ” だけですが、深みのあるハーモニーです。

Bohemian Rhapsody
4歳の時に出会って虜になったという、彼のコーラスワークの原点ともいえるこのイントロ。 それだけに半端じゃない、全身全霊傾けてのレコーディングです。

All the Young Dudes
このハーモニーもかなり素晴らしいです。相当好きです。

You Take My Breath Away
全編アカペラ。分厚いコーラスを添えて。



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このヴォーカルを聴け! ~ コーラス編 3 ・ 小品系

2009年03月26日 | ヴォーカル


“大作系の厚いコーラス” も素晴らしいのですけれど、Valensia の真骨頂は “小品系の絶妙ハーモニー” にこそある、と私は思っています。


T'kylah
前にも触れたことありますが、合いの手的なコーラスが素敵な曲です。
ラストの
(Making love on Norwegian wood) Like a Roman in a orgy would
のハモリも絶妙。

The Polka
彼にしてはシンプルながら、ツボを押さえたハモリに心捉えられます。
オクターブ差のコーラスも聴きどころ。

Chique, Mystique & Excentrique
文字通り、シックでミスティックでエキセントリックなハーモニー・コーラス。
大好きです。

Gantenbrink
其処此処に湧き出す funny なコーラス。ブラボー!

Ley Park
絶妙のハーモニー・コーラス。素晴らしい。

Einstein
更にツボにハマリまくる絶妙ハーモニー。天才。

The Amateur
七色声でのコーラス(ハーモニー&ユニゾン) がとてもユニーク。素敵。

Bonen Hood
これもまたシアトリカルな七色コーラスです。喝采。


他にも絶妙なコーラス・パートはいっぱいあると思いますが。。

The Sun 0'12'' 一瞬の Oh Oh,
Mr.1999  0'44'' の And hey! That's why I say

とか大好きです。




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このヴォーカルを聴け! ~ コーラス編 2 ・ ゲスト参加

2009年03月03日 | ヴォーカル


"ふんだんな厚いコーラス" といえば…

先日 Robby Valentine がリリースした Androgenius に、Valensia もコーラスで参加しているのでした。

Disc2 "Past" の #5 No Turning Back と #15 I Believe In You の2曲。  #5 にはもう一人参加してるようですが、#15 での声は Robby と Valensia の二人。 そこここで素晴らしいコーラスを聴かせていますね。 ラスト部分では遠くで微かにですが You Take My Breath Away でのような神々しいコーラスが響いています。

そして 3'32'' の "Fighting for an answer"。
あ、ヴァレンシアだ!!って嬉しくなりました。(^^) やっぱりコーラスだけじゃなくリード・ヴォーカルでもっと彼の声が聴きたい!と思わせますね。 New Album まだかなぁ…。


ところで。。

Robby の曲へのゲスト参加はもう一つあります。(もちろん 「 V 」 以外で。)
それは、 Valentine's Overture II

はじめは Valensia が参加してるとは全く知りませんでした。
この曲が収録されている Robby Valentine の2ndアルバム The Magic Infinity を聴いたのは Valensia を知ってまだ間もない頃。 雑誌でよく引き合いに出される Robby にも興味が湧いたので、中古屋で見かけた時に買ったのでした。

全曲素晴らしいと思いましたが、特に凄いと思ったのが、この Valentine's Overture II 。 曲の構成にもメロディにも感嘆しました。 その中でも一番好きだな と思ったのは終盤の三拍子部分。特に高音パート。( 7'44''~の Don't be lie - your feelings inside と Please don't cry - I'm sure you will find ) 最初、こんな高くて綺麗な声でも歌えるなんて Robby も凄いなあ… と思ってたんです。 でも後になってから Valensia がこの曲に参加していると聞いて聴き直してみると…

!! これって Valensia だ!!

…やっぱり私は Valensia だー と再認識した瞬間でした。

5'49''~ like a Martian on earth は完全に女性コーラスだと思っていましたが、これも Valensia だったんですね。。 他にも例えば 3'18''~の(右から聴こえる)パー、パー、アー! や、そのすぐ後の Tycoon terror now、 7'22''~の ta-ta-too-too-taaa と 7'32''~ without daddy 等の "合いの手"パート が判り易いですが、耳を澄ませばあちこちのコーラスにも彼の声が混ざっているのに気付きます。  最後の 9'30'' ~ Wondering why - living to die の超高音ももしかしたらそうかな? "die" が Bohemian Rhapsody の for me ! と同じ hihiA# の高さですね。 


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このヴォーカルを聴け! ~ コーラス編 1 ・ 大作系

2009年02月24日 | ヴォーカル


Valensia のヴォーカルを語る時、リード・パートはもちろんながら、そのコーラスの素晴らしさも忘れる訳にはいきません。 非常に広い声域を持っているため、低音部から高音部まで全てのパートを一人でこなしてしまいます。 しかも、ファルセット編でも書きましたが、高音パートなどはもう女声コーラスにしか聴こえない!ほどの美声なのです。

ある時は絶妙なハーモニー、ある時は重ねた弦楽器のような響きを醸し出すユニゾン… そんな素晴らしい多重録音コーラスは殆んど全ての曲で使われています。お薦めを選ぶのも大変なんですが、幾つか挙げてみることにしましょう。




まずは、大作系とも言えるでしょうか。 "ふんだんな厚いコーラス" が堪能できる作品。


Gaia
A-ha-ha-ha-ha-ha the World has always judged itself
when it comes to crimes-I know
A-ha-ha-ha-ha-ha-ha who is going to judge The Earth
when a crime has been done by the world...
このパートが全て本人による多重録音コーラスだと知った時は、かなりの衝撃でした。

Thunderbolt
中低音のオペラティック・コーラスが素敵なこの曲、思い通りの仕上がりに出来たからなのか、Valensia 自身もかなり気に入っているようです。

Kosmos
ほ~んのちょこっと女性の声も入っているようです ( on the end of the last verse ) が、殆どが本人の声と言っていいでしょう。低音から高音まで巾広い音域でのオペラティックな厚いコーラス。 あ、低音のセリフは Pim Koopman ですけどね。

MillenniuM
コーラスは各所にふんだんに入っていますが、特に 1'14''~ の Fly with the planets the stars and the sun の部分の重厚なバックコーラスは感動ものです。低音部の豊かな響きに注目してみて下さい。

Bohemian Rhapsody
御存知 QUEEN のカヴァー。フレディ・マーキュリーのヴォーカルを真似できる人は居ても (それだけでも価値アリですが。)、この曲のコーラスをここまで再現(しかも一人で!)できる人は本当に稀有。 本人曰く、“もっとコーラスを重ねたかったけど時間切れになってしまった。”

I'm In Love With My Car
この曲のクライマックス、 2'34''~ フレディ声での低音ユニゾン・コーラスに鳥肌が立ちます。

You Take My Breath Away
絶品のアカペラ・ハーモニー。 いったい何十トラック重ねてあるんでしょう。遠くでかすか~に響くハーモニーもありますので、ヘッドフォンでじっくり聴いてくださいね。

Hijo de la Luna
元曲には無い、コーラス をアレンジに加え、よりドラマチックに、オペラのような雰囲気も。



YouTube にもUPされてはいますが、ぜひ高音質な音源でも聴いていただきたいと思います。


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Web Piano

2009年02月11日 | ヴォーカル


もうひとつ素敵なサイトをみつけました。

『 緑茶の音 』 ~ WEBピアノ グランドで遊ぼう♪

サイト上でピアノが弾けるようになっているんです。
ちゃんと88鍵あるんですョ。素晴らしい。
手元に楽器が無い時、重宝しそうです。



そういえば前回触れた “全曲中での最高音” ですが、
Phantom Of The Opera の ALEXANDRO! の O! ( 4'09'' 頃~三連発) が hihiG(!)で、Bohemian Rhapsody の for me !(hihiA#) を上回っていました。 まぁこのぐらいになると加工音かどうかの判別もつきにくいのですけど…。生声だとしたら、"ホイッスル" とかいう唱法になるのでしょうね。 それと Free の 2'26'' の声も歌詞は歌ってないけど hihiC と高い! これは間違いなく生声でしょう。 歌詞があるところでは、やはり Free から、2'46'' right now の now が hihiA で for me ! に肉薄してます。 (^^) 

… どうでしょう? もし間違えてたらごめんなさい。 

まだ他にもあるかな?



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音域

2009年01月29日 | ヴォーカル


低音や高音に注目して聴いてる内、いったい彼の最低音・最高音はどれなのか? というのが気になってきました。。
そう思っていたら面白いサイトを発見。→ 『音域調査GYM』 見方は ココ。 同じような事考える人は居るんですね。

最高音、最低音 というのをどうやって表現したらよいのか判らなかったので、これはすごく参考になります。 同じ方式で書けば、他のアーティストとの比較も出来ますし。 リンクしたのは平井堅のデータページですが、Valensia の方がやっぱり高いですね。

前回取り上げた地声高音について言えば、曲中の最高音(地声での)が hiA(※1) や hiA#(※2) の曲が多く、そこまでは地声で楽~に出る音域のようです。もちろんもっと高い最高音を持つ曲も沢山あります。(前に挙げた Bruxelles は hiD# )

全曲中での最高音は Bohemian Rhapsody での for me !(hihiA#) かな?と思いますが、検証はしていません。
ファルセットだとコーラスでかなり高い声を出してるかも。サンプリングや効果音と区別つけ難いのもありそうですが。。

低音の方は Burying Heather が mid1A ですね。 Bleeding の一瞬低い部分はもっと低いように思います。 The Amateur の低音は??   ちなみに Pim Koopman の "サンダーボー" はなんと lowlowG# ですョ。凄いね。
  
いつかもっとちゃんと調べて、『音域調査GYM』サイトのように一覧にしたいです。 でも何時になるやら。力不足も感じますし…。(^_^;)  あ、どなたか興味ある方、調べて下さってもいいですよ~。絶対音感のある方、ぜひぜひ。


 ※1: The Sun, The Ex-, Give A Little Something, Dead Or Alive, ...So Tell Her I Love Her, Zenith, 等

 ※2: Chique, Mystique & Excentrique, Acquelcuela, Einstein, Burying Heather, A View To A Kill 等

 じゃないかなーと思います。



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このヴォーカルを聴け! ~ 地声編・高音

2009年01月12日 | ヴォーカル


え~っと今度は、高音地声の聴ける曲。

…といっても、どこからが高音かという定義は無いし、歌い方・声質によって実際の音程より高く感じるということもありそうです(低音についても同様)。 絶対音感も専門知識も無い私ですので、単に自分の"印象"でリストUPしています。


Tere
The Sun
Tango Tamara
My Heart Is In Your Hands
The Ex- (july july)
Chique,Mystique & Excentrique
(Why Don't You) Give A Little Something
Dead Or Alive
Bruxelles
Acquelcuela (2001mix)
Celeste
Illsia
Einstein
...So Tell Her I Love Her
The Moon
Yo Yo
Mayte
Hello Pianist
The Line
Zenith
Burying Heather
Alone, Unknown & On My Own

 そしてカヴァー曲からもこの2曲。
A View To A Kill
Hijo de la Luna



タイプ別に見ると…

少年ヴォイス系:
代表曲はもちろん The Sun。 当時、この声はさすがに若い時だけだろう…と思ってたんですが、今でも出せてしまうのが素晴らしいです。先日のTVでの Miracle も、おぉーって感じでした。 他には Bruxelles とか Einstein、 (Why Don't You) Give A Little Something、 Zenith のサビとか、等々…   Illsia の声はこれの進化形?

レノン風:
少年系に近いんだけど、もう少し喉を絞った感じの声。 ...So Tell Her I Love Her、 Yo Yo、 他に V 1st でも多用されてますね。

シャウト系:
Tere、The Moon、The Line 等のHR調曲 & "Metal Majesty" でも沢山聴けると思います。 音程的にはファルセットに負けない高音が出るみたい。  Mayte や Bohemian Rhapsody 等のカウンター高音はココに入れていいのかな?(ワカラナイ)

その他:
Alone,Unknown & On My Own や Chique,Mystique & Excentrique、Hijo de la Luna 等。。

…こんな感じでしょうか。
いろいろ混ざってるのもあって、キッチリは分けられませんけど。
改めて、色んな声使ってるなぁ…と思います。


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このヴォーカルを聴け! ~ 地声編・低音その4

2008年12月27日 | ヴォーカル


マニアックな「低音声」リスト、久しぶりでちょっと間延びしちゃいましたが、書き出したのがまだあるのでまとめてUPします。(^^ゞ


Megalomania 
To count the counties down の down や
So buy my alibi の alibi 。

Gaia
Bomb + Dumb = Going To Die
All living on a Lie
...The rub-a-dub into the night
Who is going to live, Who is going to die

The Polka
コーラスの低音パートが素敵。
Spit fire as the world goes round
Fire higher than the clouds
Spit fire 'till the world comes out

Gantenbrink
囁き風の Make modern times look medieval

Illsia
1'33''頃~コーラスで。
It's a Masquerade,
It's such a Masquerade !
3'55''~にも↓
Please tell her Illsia I still love her so
Bring the past back to the present ; it's a manic way
It's such a manic way!

Phantom Of The Opera
4'20'' WILHELMUS WILHELMUS

Hello Pianist
0'34''頃~の
... 50/50 way
So we went off to play, but with your people anyway

Life Is A Killer
低い方のラップ・パート。

The Amateur
1'48''~の
If somebody else is okay with it all,
Then it's only 'cause they didn't dare to say
コーラスの低音パート ↑↓
Oh, oh oh oh oh oh oh oh
try to get back to your roots, girl
の部分も。 4'26'' 頃、目一杯低い声出してます。すごい頑張って出してる感(わざと?)があるので、エフェクトでは無いと思うんですよね。 これどのくらいの低さでしょう??

The Line
0'21'' 頃とかの低音コーラス。

Bonen Hood
0'10'' の声とかはエフェクトっぽいかな?
お薦めは 0'59''~
Tonight can't you seen the gorgon's caling for me
The goon is coming for me; it won't be nice !
Tonight can't you see the gorgon's calling for me;
It won't be nice now !   
特に nice が ナイス!

Valensian Jazz
リードヴォーカルの高音に隠れていますが、低音のハーモニーが渋く楽曲を支えています。
1'09''~ If you can't face the crowds ではちょっと表に出てきてますね。 crowds が特に低い。
三拍子だし、低音中心に聴き込んでると、女性をエスコートして踊っているかの風情にも感じられてきました。(女性役も本人ですが。 ^^;)

Burying Heather
1'19'' の grave が驚異的に低い…

Polar Bear
.. polar bear
.. see him there
オリジナル曲だけにしようと思ったんですが、この曲、どうしても書き留めておきたくて。

I'm In Love With My Car 
この曲も。 高音ヴォーカルに気を取られがちですが、是非低音パートにも耳を澄ませてみて下さい。 フレディに捧げた、魂のこもった低音ヴォーカルが鳥肌モノです。

Queen Tribute といえば、2004年 QUEENコンベンション での Under Pressure! 低い声(0'40''~)もイイ響きしてました。高音はもっと凄いけど。。


他にも色々あると思います。
Metal Majesty に至っては、あって当たり前 な感じですね。


注: 秒数に関しては、私のプレーヤーでの表記です。CDの方では確認していません。デジタルだから同じだとは思うんですけど…。


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このヴォーカルを聴け! ~ 地声編・低音その3

2008年11月18日 | ヴォーカル


Bleeding ブリーディング

イントロの Bleeding bleeding … 、
4つ目の(雷鳴の後) bleeding に、かなり低音のハーモニーが重ねてあります。これは耳を澄まさないと気付きにくいかも。

そして Verse III の最初の音( 2'07'' Where are they from.. の Where )が、一瞬ですが相当低い。

Bridge の Behold this monk his frock is empty や She recognizes the voice of her husband も素敵な声です。。

高低の差が大きく、歌うのは難しそう。


高低の差といえば Blue rain ブルーレイン も。
最初のヴァース、Keep echoing the name I knew の keep のとこが一番低いですね。

どちらの曲も、地声とファルセットの対比が素晴らしいバラードです。

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このヴォーカルを聴け! ~ 地声編・低音その2

2008年11月11日 | ヴォーカル


Thunderbolt サンダーボルト

曲のエンディングに聴こえる超低音の “サンダーボー” は Pim Koopman とクレジットされていますが、それ以外は全て Valensia の声。 結構オペラ調?の力強い低音コーラスが入ってます。
1'09''頃~の
サンダボー  アイ サンダボー インクレディボー(サンダボー)
Thunderbolt A thunderbolt … incredible (thunderbolt)
とか。
リード・パートでも、一番最後の 
the beauty & the thunderbolt がとてもイイ声。


Kosmos コスモス

この曲にもオペラ調コーラスがたくさん。
1'04''~ Oh oh oh .. leave it to the kosmos, anyway
2'09''~ Oh oh oh .. the only thing we can do
3'06''~ leave it to the kosmos, anyway
Thunderbolt と同じく重低音は Pim Koopman ですが、Valensia の低音も豊かで力強い。
リードヴォーカルでも特にラスト( 3'51'')の
under the kosmos we breathe
under the kosmos we sleep
が素晴らしいです。


こういう歌い方でレコーディングしてるところを見てみたいなーと思います。


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このヴォーカルを聴け! ~ 地声編・低音その1

2008年10月31日 | ヴォーカル


次はちょっとマニアックに、表に出ることの少ない低音ヴォイスをいくつか発掘してみたいと思います。

今日は雰囲気的にHelloweenなこの曲。


Catalepsia カタレプシア

Valensia にしては全体に低いキー& Hell な感じで歌っていますが、特に Deadly traffic accident- My seat and soul crushed at the impact of the car の "seat and " の部分がスペシャル!な声だと思います。
 
0'55''頃にバックで聴こえる アー、アー、アー という低音ヴォイスはさすがにエフェクトだろうと思いましたが…どうでしょうね? ちょっと判別できません。


(この曲は実際事故に遭った経験を元に作られていますが、その時クラッシュした車の写真、例のオランダのTVの中に出てましたね。ベンツで海岸に行く時、その事故の話をしているように思います。)


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このヴォーカルを聴け! ~ 地声編・中低音

2008年10月29日 | ヴォーカル


オフィシャルサイトの復活と ヴァレンシアTV出演 のニュースでにわかに活気付いてきましたが、書きかけのこのシリーズ、続けたいと思います。 新しい曲が増える前に終わらせなきゃ。 (^^)


多彩な地声の中でも、私が特に Valensia にヴォーカリストとしての資質の素晴らしさを感じるのが、中低音での豊かで伸びのある声です。声帯の柔軟さを感じさせます。

そんな中低音のお薦め曲(独断)

Tere
 美しさと力強さを兼ね備えたヴォーカル。ビブラートも心地好い。

Tango Tamara  
 一番のびのび歌ってる曲かなって気がします。

Megalomania 
 ROCKなこの曲もイイ声聴かせてます。

Mr.1999
 'cause I'm the grand slam, I'm a crack-boom-bam
 マイケル風ヴォーカルが炸裂。

Catalepsia
 魅惑的な中低音とくれば、まず思い浮かぶのはこの曲!

The EX(July July)
 爽やかで伸びやかな歌声。
 
Thunderbolt
 意外にもファルセットは殆んど使われておらず、中低音主体の曲でした。 力強いオペラ調ハーモニーが聴きもの。
 
Bleeding
 ヴァース&ブリッジがなかなかの中低音です。

Love Me
 オクターブを行ったり来たりのヴォーカルが素晴らしい。 "Whatever your name was?" なんて遊び心ある台詞の声も素敵。

Gantenbrink
 ファルセット編でも挙げた曲ですが、中低音パートも魅力たっぷりです。

Bonen Hood
 これも七色の声が使われていて、中低音部でもシアトリカルないい声聴かせてます。 アラハ ハイラハム!


他にも推したいのは幾つかあるんですが、また追々に…



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このヴォーカルを聴け! ~ 地声編

2008年10月19日 | ヴォーカル


素敵なファルセットを持つ Valensia ですが、メイン・ヴォーカルはやはり地声で唄ってる方が圧倒的に多いようです。 …いや~当たり前といえば当たり前なんですが、よく聴くと思ってた以上に多いナーという印象をうけたので。

地声の音域だけでもかなり広く、豊かな中低音から、シャウト、高音の少年Voice まで、これまた多彩な声が駆使されていて、ちょっと考えないとファルセットと区別が付き難いのもあったりするせいかな。

声楽的にいう "ミックス・ボイス" というのももしかしたらあるんじゃないでしょうか? だとしたらハッキリとした線引きはそもそも無理なのかもしれませんけれど。


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このヴォーカルを聴け! ~ オペラチック・ファルセット

2008年08月21日 | ヴォーカル


ファルセット編の最後に…

この曲も忘れるわけにいきません。

A Night In Spain  
 目の覚めるような素晴らしいオペラチック・ファルセット!
 (Just 10 feet, 10 inches, 10 lightyears away )
 ファルセットをこれだけ力強く歌えるなんて、本当に凄いです。


  

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このヴォーカルを聴け! ~ カワイイ&キレイ系ファルセット 2

2008年08月18日 | ヴォーカル

キレイ系ファルセットといえば、バッキング・コーラスや、“合いの手” 的に入るフレーズでの高音コーラス というのもありますね。 初めて聴いたのはやはり Gaia のコーラス。 女声コーラス隊だとばかり思ってたら実はヴァレンシア本人による多重録音だった… ビックリ (@_@)  という感じでした。 実に美しい声です。

こういう声は殆どの曲で使われてるんじゃないかと思いますが、ファルセット編の何処かに入れたかったけど何処にしようか迷ってた T'kylah についてだけちょっと見てみることにします。

歌詞の( )書き されてる部分が“合いの手”フレーズですね。 ( Are you playing dirty games too? ) とか、( Aah! ) とか。 私は I want you! の後の ( I ! ) が特に好きですー。
( )書き 以外にも、 Can't you see, や T'kylah, T'kylah, そして In the perverted parade 辺りのコーラスもヨイですね。


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