蒼い碧なユニコーン

ミュージシャン、ヴァレンシア(VALENSIA)のことを綴る、蒼碧(Aomidori)のブログです。

Requieme Pour Jacqueline (ジャクリーンの為の鎮魂歌)

2005年11月18日 | 星・宇宙


4th アルバム「 Gaia II 」収録のこの曲は、1999年11月18日にまだ40代の若さで亡くなったヴァレンシアのお母様、ジャクリーンさんに捧げられたものです。メロディはお母様の存命中から有り、彼女が気に入っていてレコーディングを勧めていたのだそうです。

その殆どはラテン語での荘厳なクワイアなのですが、ごく一部、ヴァレンシアがソロで英語で歌う部分があります。

Shooting stars fell from the sky for you tonight ..

実は11月18日は毎年「獅子座流星群(レオニズ)」の極大日なのです。2001年の日本での大出現はずいぶん話題になりましたので、覚えてらっしゃる方も多いのではないでしょうか? そしてジャクリーンさんの亡くなった1999年のこの日は、ヨーロッパで多くの流星が出現し、大きなニュースになった日だったのです。

ヴァレンシアはその時、日本で「V」のライヴを行った後の帰路途中でした。おそらくオランダの空港で悲しい報せを聞いたのでしょう。
お母様は心臓の病で入院中だったとのこと。そんな中、私たち日本のファンに会いに来てくれていたのです。結局彼にとっては他の面でも随分辛い思いをしたツアーになってしまったようですが、私たちファンは(そんな事とは知らずに)本当に楽しいひとときを過ごさせてもらったのでした。
日本のファン、特にあの時楽しい思いをした人は、彼に返しきれない借りがあるんです…。どうか忘れないでいてあげて下さい。


今年はあいにく月夜。いずれにせよ流星は少ないとの予報のようです。



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