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ファインディング・ニモ 3D

2017-01-08 16:58:00 | エンタメ
ブルーレイで映画「ファインディング・ニモ 3D」を観ました。

3Dのブルーレイというものをちょっと試してみたかったんですよね。

うちにはテレビはないので DVD や BD のビデオを観るにはパソコンを使うのですが、3Dで観るためにはいくつもの条件があるんですよね。

まず、ビデオの再生ソフトの対応。BD を観るときには PowerDVD というソフトを使っているのですが、このソフトは3D再生に対応しているので問題ありません。そもそもこのソフトが3Dに対応していたのでその機能を使ってみたかったというのが動機でもあります。

それからディスプレイも3Dに対応している必要があります。問題はここです。私の所有しているディスプレイは3Dに対応していないのです。ディスプレイは昨年買ったばかりの新品ワイドモニターを購入で、このおかげで BD を観ることもできるようになったわけですが、3D再生には対応していません。3D対応ディスプレイというのはかなり高価になってしまうので気軽に買い替えるというわけにもいきません。

ほとんどの場合はディスプレイだけでは3Dでの視聴はできず、さらに3D眼鏡が必要になります。3D眼鏡には動画の再生方式によっていくつか種類があるようで、たぶんディスプレイの種類に合わせて選択する必要があると思います。つまり、ディスプレイが対応していなければ眼鏡だけ買っても3Dにはならないということですね。

というわけで、現状ではディスプレイが対応していないので3Dの視聴は不可能ということになるわけですが、実は、ディスプレイが対応していなくても3Dで視聴する方法があります。赤青レンズの3D眼鏡を使うという方法です。

左右のレンズが赤青色違いの単純な構造の眼鏡で、昔から3D映像を観る方法として存在していました。この眼鏡を使い、再生ソフトの方で設定するだけで3Dで視聴することが可能になります。ディスプレイは3D非対応の普通のもので十分です。

画質はあまりよくないということでしたが、この方法で3Dの BD を観たらどんな風に見えるのか試してみたかったので、眼鏡を購入して3D対応の BD を借りて来たというわけです。

さっそく「ファインディング・ニモ 3D」を視聴してみると、見事に3D映像になって見えました。

ただ、左右で色の違うレンズを通して見ているので色の感覚もおかしくなってくるし、うまいこと打ち消すことができずに残ってしまった残像のようなものが見えてしまったりと、映像の品質はかなり悪いと感じました。

何より目が疲れます。30 分程度の短編ならともかく、1 時間とか 2 時間という長編になってくると一気に観るのはかなりつらいと思います。

数年前に映画館で3Dの映画を何度か観たことはありますが、そこでは別の方式の眼鏡を使っていて、目の疲れはほとんど感じませんでした。やはり3D映像を観るには対応ディスプレイと眼鏡のセットで観た方がよさそうですね。

というか、3D観るなら映画館に行った方が楽しめると思います。家でわざわざ対応ディスプレイと眼鏡で観るほどの価値はあまり感じませんでした。

主な目的は3D映像を観ることだったので映画の内容はそんなに印象に残ってないのですが……。主役がニモではなくてお父さんの……名前忘れちゃったけど、お父さんが主役なのよね。3D映像に集中するために日本語吹き替えで観たんだけど、声優さんはいまいち。とんねるずの木梨憲武さんだったのかな。悪くはないんだけど、残念ながら主役としては役不足だったと思う。ちょい役で出てくる程度なら面白いとは思うんだけどね。全編通してってのはちょっときつい。

ストーリーは、ちょっと疲れたかな。楽しいというよりは疲れる。もしかしたら3Dの映像で目が疲れていたからそれに引きずられてストーリーもいまいちだと感じてしまったのかもしれないけどね。なんか、子供が見て楽しいと思うの?と疑問に思ってしまったりとか。だって、お父さんが情けない悲鳴を上げ続けてるだけの映画だよ?

相棒のドリーもかなりやばい。あの人間性を喪失したようなキャラクターにはイラつく。かわいいとか面白いとかいうレベルではなくて、病的な闇を感じてしまってやばすぎる。

話題作だからそれなりの内容は期待していたものの、ハードル上げすぎて期待外れになってしまったみたいな感じかな。


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