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10. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 2ロ 漢字は愚民政策のツール」

10. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 2ロ 漢字は愚民政策のツール」

 「心」なき中韓と「心」ある日本 一部引用再編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
2イ 悪魔の文字「漢字」
2ロ 漢字は愚民政策のツール
2ハ 漢字の毒を中和した日本人
2ニ 日本で発明されたルビ
2ホ 譲り合いの気持ちが誤解を生む
2ヘ 泥棒だらけの中国
2 ト 中国の詩人は全員役人
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2ロ 漢字は愚民政策のツール

  漢字は表意文字である。表意文字といえば、メソポタミアに楔形文字がある。古代エジプトに、ピラミッドなどの遺跡から出土する、ヒエログリフと呼ばれる、絵のような表意文字がある。

  ところが、楔形文字や、聖刻文字や、漢字のような、難解な表意文字を持った文明は、支配階級だけが読み書きできたので、文字を独り占めしたために、蒙昧な人民に対して、圧政を行った。漢字も、愚民政策のツールであってきた。

  清の第四代皇帝の康熙帝の命によって編纂された、「康熙事典」(1716年に成立)には、四万九千字にのぼる漢字が、収録されている。古代の難しい表意文字のなかで、漢字だけが今日まで、生命を保っている。

  漢字に対して、日本のかな文字と、アルファベットは、ごく僅かな数の字しかない。かな文字や、アルファベットのような、誰でも学べる表音文字を持った文化は、文字が容易に普及したために、識字率が高かったから今日まで健全に発展してきた。

  漢字の統一を行って、今日の漢字をもたらしたのは、秦の始皇帝だった。
  著者は中国の友人たちに、秦帝国がつくった字であるから、漢字と呼ばないで、「秦字」というべきではないか、と質問してきた。

  中国で、なぜ、「秦語」とか、「秦人」といわないのか。秦は紀元前221年から紀元前206年まで、わずか15年しかもたなかった。
  しかし、そのあとの漢帝国は、前漢と後漢あわせて、400年以上続いたから、きっと漢字というのに違いない。

  われわれが支那というと、中国から、きついお叱りを受ける。
  しかし、いまでも、中国を英語ではチャイナ(China)、フランス語ではシン(Chine)、ドイツ語、イタリア語ではチナ(China)と呼んでいる。
  当事者の中華人民共和国だって、英語でピープルズ・リパブリック・オブ・チャイナだからシナだ。

  もともとは、インドのサンスクリット語が、「秦」を指して、「シナ」と呼んだことから来ている。世界のなかで、日本だけが「シナ」といっては、まかりならぬ、というのは、納得できない。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長
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