独白

全くの独白

子は親の鏡

2017-06-10 15:49:18 | 日記
此の辺りの子は、歩く時に左を通り、自転車では右を走る事が多い。
見るたびに苦々しく、常々理由を考えている。
今朝いつものように自転車歩行者専用道を走っていると、三流サーファーの車が来る。テクニックではなく人格が三流だというのである。
進入禁止の札だらけの道に車で乗り入れるような事をしなければ、テクニックは三流でも、一流サーファーという事にして置いて遣るのであるが。
三流釣師も入って来る。幾らか増しな方は、流石に低速で、人と擦れ違う時には更に落とす。万一接触でもしたら自身にとって大変な事に成ると知り乍ら遣っている、軽薄の極みである。
ここで当たり屋をすれば荒稼ぎ出来よう等と、ふと思う。
頭を下げて行くのもいる。悪いと解って居るなら入って来るな、と思う。そういう連中にも腹が立つのに、全く普通に走って行く者さえいる。頭が沸騰する。
土曜日であり、今日の三流の一人は、横に子供を乗せている。冒頭の理由が解った。
此の辺りの親は、法規もマナーも踏みにじる為に在ると、子供に教えて居たのである。
そう云えば、子供達を車に乗せて交番の前を、電話しながら笑顔で通り過ぎるような光景も、有り触れている。
尤も私も速度違反はするので、人の事は言えない。私淑するソクラテスにあの世で会わせる顔がない。
矢張り凡人に法規を守らせる為には、厳しい罰則を以てするに限る。速度違反でも懲役、禁錮という事に成れば、私等は犯さない。詰まり総体としては減る事に成る。
併しそれでは息が詰まる。間を取って罰金を十倍、二十倍にするが良かろう。苦しい国庫も潤う。