バレンタインデー 2023-02-14 09:15:40 | 日記 川柳本命に鼻の差一つ愛のチョコ義理チョコも貰える内が花と知る。季語 バレンタインの日 二月十四日 二百七十年頃殉教した聖バレンチノの記念日。日本では特に女性から愛を打ち明ける日となった。現在。七シイ人にチョコレートを贈ることが行事になった。歳時記抜粋季語になったのは平成になってから?例句 愛の日のばりばり潰す段ボール 夏井いつき
薄氷(うすらい) 2023-02-13 08:20:05 | 日記 薄氷をこなごなにして登校児季語 薄氷 春先になって寒さが戻り、薄々と氷の張るのを見ることがある。融け残った薄い氷にもいう。歳時記抜粋例句 せりせりと薄氷杖のなすままに 山口誓子
雪掻き 2023-02-11 08:09:12 | 日記 路地の雪掻けばつながる隣かな季語 雪掻き 雪国では欠かせない作業。鉄道や道路では除雪作業用の車両で、雪を取り除く。掲句 今年は雪掻きをしなくて済むと思っていた。老人には嬉しいことであったが、今朝は20cm の積雪があった。雪国では何メートルもの積雪があり交通の大きな障害となっている。そればかりか雪の重さで家屋の倒壊すらある。それと比較の対象にならない当地の積雪であるが、米寿を過ぎた者には雪掻きは重労働である。隣家まで雪掻きをすれば孤独から解放され、まだ地域への責任を果たした気持ちになる。例句 歩くだけ生きるだけの幅雪を掻く 寺田京子
春の雪 2023-02-10 08:12:05 | 日記 東京の孫が心配春の雪季語 春の雪 春になってから降る雪。北国の雪とは異なり、太平洋岸の関東以西では、ことに春先の暖かい時期になってから思わぬ雪に見舞われることが多い。季節的には春の雨となるものが、上空の気温の一時的な低下によって雪になったのであるから、降りつつも緩んだ気温に触れて融けやすく多少積もってもすぐ消える。掲句 今年は積雪が無くて良かったと思っていた矢先の大雪情報。一人暮らしの孫娘が気にかかった。麗句 友来ぬと決めて春雪霏々と降る 中島たけ雄