雛人形を作っている江戸木目込人形職人  ~伝統工芸士 新井久夫~

人形のまち岩槻で、おひなさまや、贈答用の木目込人形をつくっている職人のブログです。

本日も屏風の製作

2010-07-16 23:55:38 | 人形業界情報
       本日も屏風の製作の様子をUPします。

       梅雨時の湿気の多いこの頃、と思えば大変暑い毎日…。

こんな状況を考慮しながら糊の濃さを調節します。



とりあえずは順調です。が…。


夜は夜で、会議が多く、時間を大切に感じるこの頃です。



屏風は人形を表現する、いわば人形のステージとしての、大切な存在だと思います。


夜は夜で、様々な構想、デザインの夢を見てしまいます。

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屏風

2010-07-15 23:47:33 | 木目込人形職人
       裏打ちした綿の生地をカットしているところです。

       屏風の裏側に使います。




このところは、遅くまで屏風を作っています。

木目込人形の「お雛様」のバックに飾る雛人形のセットの屏風です。




新しいデザインの我が社の屏風、来年は人形売り場でみなさんのお目に触れる事があろうかと思います。

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日曜日の東京スカイツリー

2010-07-13 22:28:59 | Weblog
       日曜日の東京スカイツリーです。


   近くでスカイツリーを見た事のない女房を連れて、「ふもと」まで行って来ました。


なにせ、完成した後では、建設中のタワーは見られませんですから…。



かなりデカイですね。大きくなりました。

梅雨時で、天気には恵まれませんでしたが、それでもたくさんの見物客がいました。



さて、この後どうしようかという事になりましたが、「東京ディズニーシ―」に向かいました。



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人形の規格(サイズ)

2010-07-11 10:00:56 | 人形業界情報
       昨日ふれました、人形の大きさを表す、いわば、人形の規格のお話です。

       三五や十番というような…。


どうしてこんな呼び方になったか、理由は様々ありますが、私がかつて人形業界の先輩にお聞きしたところでは、稚児(幼子)の大きさを一番(いちばん)とし、その半分が二番、3分の1が三番、4分の1が4番という具合に。

ただ、実際は職人によって若干大きさにぶれがあります。目安、といったところでしょう。
とくに京都と関東では大きさが違います。京物の人形のほうが、一回り半小さくなります。


十番の下のサイズの人形は大三五(だいさんご)、三五(さんご)、小三五(しょうさんごorこさんご)、芥子(けし)、柳(やなぎ)と続きます。

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小ぶりな人形

2010-07-10 22:35:08 | 人形業界情報
我が人形業界では、人形の大きさを、三五(さんご)だの、十番(じゅうばん)だのと呼びます。

とくに小さいサイズの人形を「芥子(けし)」と呼びます。


画像の人形は、高砂のおばあさんですが、これは芥子より小さい「柳(やなぎ)」です。




住宅事情の影響もあり、小ぶりな人形が増えてきました。

もちろん、昔からある伝統的なサイズの人形も依然、需要がありますが、
小さな人形が好まれる傾向が顕著なことは感じます。

とりわけ、木目込人形は小さなサイズでしかも「ちいさくても良いもの」を作る事が可能です。

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「四万六千日」

2010-07-09 22:50:14 | Weblog
       「東京スカイツリー」さらに大きくなっています。

       近くで見ると、相当迫力があります。       


今日は、東京に納品に行ってきました。

東京スカイツリー、「武蔵の国」で634メートルですから、現在の1.5倍以上にもなるんですね。
さらに迫力ものでしょう。

業平橋周辺は、日に日に人出が増えているようです。


浅草周辺も混雑していました。

浅草寺では、ほおずき市、「四万六千日」でした。

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今日は七夕

2010-07-07 22:49:19 | Weblog
       今宵、織姫と彦星は逢う事が出来なかったようです。

       今日は七夕でした。


梅雨の真っ最中、なかなか星空の夜は難しいかもしれません。

五節句のひとつ、七夕(たなばた)=「しちせき」については、昨年、私のブログで触れました=五節句のひとつ「七夕」

このところ、ご近所の子供たちも減り、短冊を飾った笹もあまり見かけません。

ちょっと風情が無くなりました。
寂いしいものです。

五節句を楽しむ、現在にあった新たな行事があればいいと思います。

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暑い!

2010-07-06 21:54:29 | Weblog
       うー!暑い!

       満員電車で通勤されていられる方は、毎日大変だと思います。


日本人形協会・埼玉支部の役員会が大宮で行われ、先ほど、東武線に乗り、岩槻に戻ってきました。

人形業界の新年度が始まってから、会議続きであります。

先週から、来週にかけては、そのピークです。 


仕事は相変わらずの、人形業界、閑散期でありますが、ちらほら注文も入りだしましたので、前年度のテツを踏まないよう、早めに準備したいと思います。

明日は、七夕だ…。

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岩槻朝顔市、山形県河北町のさくらんぼ

2010-07-05 10:53:03 | 人形のまち 岩槻
       昨日開催された「人形のまち・岩槻朝顔市」ですが、
      
       このイベントに山形県・河北町のみなさんも参加されました。


河北町の「物産品」の販売という事で、特産のさくらんぼや紅花を販売されていました。


どうやら今年のさくらんぼの収穫は、1週間ほど遅れたそうです。

収穫量も少なめだとおっしゃっていました。


 


山形県河北町は、私ども岩槻人形協同組合が、毎年「谷地の雛市」にお邪魔し、お世話になっているところです。

 

天気に恵まれ何よりでしたが、梅雨の合間、大変暑い一日でした。

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「人形のまち岩槻・朝顔市」

2010-07-04 22:50:28 | 人形のまち 岩槻
       今日は、岩槻の「朝顔市」のご報告です。

    「朝顔市」ば東京、入谷の朝顔市が有名ですが、実は岩槻特産の朝顔が入谷にも出荷されているそうです。


本日7月4日、日曜日、さいたま市岩槻区の愛宕神社の境内で「人形のまち岩槻・朝顔市」が開催されました。。




風流なイベントです。

浴衣姿のお嬢さんでもいれば、更に趣があるところですが…。


この愛宕神社の境内は、私たちが幼いころ、遊び場にしていたところです。

当時はたくさんの子供たちでにぎわっていたものです。


そうそう、粘土を型から抜いて、色を付けたりする遊びをさせる、何やら怪しげなおじさんがいたりしました。



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